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綺麗に生きたい

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有り難し有り難し 22

これまでの人生、ボロボロだったと感じます。
大人になっても、メンタル不調で仕事から逃げ出したり、人を傷つけてしまったりもしてきました。

これからは綺麗な人生を生きたいです。
どうしたらいいでしょうか?

2022年6月6日 13:31

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

奇麗だと思いたいのか、奇麗に見せたいのか

人生とは様々な捉え方があります。
自分の生きる道が奇麗であったらいいと、そう思う気持ちは理解できます。

しかし、奇麗さとは様々な要因があるものなので、あなたにとっての“奇麗”を確認した方が良いと思うのです。
まず、
“後悔なく生きたい”
“良心に悖る行為をしたくない”
“美徳を守って生きたい”

などの、内心のきれいさを守りたいのなら、必要なのは精神的、物質的な“力”です。
努力と才能と言い換えることもできます。
おべっかやお世辞を言うことなく、世の中の理不尽にめげることなく生きる力強さと、生き残る力が求められるのです。
これをごまかすことはできません。

次に、
“あの人は正直だ”
“あの人は信頼できる人だ”
という風に、人から奇麗だと思われるには継続が大切です。
一日ゴミ拾いをしただけでは誰もあなたを奇麗だとは思ってくれないでしょう。
しかし、あなたの家が10年美しければ、何人かがあなたを奇麗だと感じてくれることでしょう。

人生とはとかく汚れるものです。
一日生きれば欲と垢でどろどろになります。
奇麗に生きようなどと、はなから無茶であると私は思います。
ただ、奇麗に生きているように見える人は、力強く自分の周囲を掃除しているのです。
努力と継続を忘れない。
それが唯一、人間が美しく生きる道なのです。

2022年6月6日 16:18
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日蓮宗の僧侶、啓誠(けいじょう)と申します。 修行に失敗し、一度は腐...
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質問者からのお礼

けいじょう様、ありがたいお言葉をありがとうございます。
ハスノハでよくコメントを拝見していたので、ご回答いただいてとても嬉しかったです。

人生とは汚れるもの、力強く自分の周囲を掃除する、というお言葉が特に心に深く沁みました。
心の弱い自分ですが、努力と継続を大切に、こまめに心の掃除をすることを意識して生きていきたいと思います。

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