人によって態度を変える方との付き合い方
いつもお世話になっております。
以前から悩んでいたことですが、積み重ねの日々で今後耐えきれるかどうか自信がないのでご相談させてくたさい。
私がまだ仏様、神様と出会う前、日々の辛さに悩んでいた時に主人からあるお寺を紹介してくれました。そこは曹洞宗で、女性住職様が悩みを持つ方々の相談にのっているとのことで、家から距離も近かったのもあり日にちを合わせ初めて住職様に悩みを相談しました。当時の住職様はお優しく、前向きになれるお話をしてくださり元気をもらいました。それ以降も悩みがあればいつも相談をしていました。しかし、お会いするにつれ、住職様の態度が一変していくのを感じました。最後は私に対して態度が冷たく、他の人には優しく接しています。この時、私の何かが切れてしまい、住職様に会うのを止めました。
時が経ち、私は神様・仏様と出会い生きていることの素晴らしさ、そして優しさを知りました。その後に自分に合った会社に就職。雰囲気ですが上司は優しい方々です。しかし、最近は感情が表情・態度に出てくる事が増えています。精神障がいの方が二人くらいいらっしゃるのですが、その方々にはとても優しいです。職場の先輩(精神障がいの方)も最初と比べ態度が変わりました。SNSが居場所の方で、その情報が元の怖い話を聞かせてきます。トラウマになった私は距離を置いたのですが、相手側がどう思ったか、全く話さなくなりました。今は挨拶程度です。
通院している病院の医師も変わりました。最初の時よりも態度が冷たくなっていきまして、主人が既に察していました。私に警告していたのですが、ついにある出来事が起きます。電話診察だったのですが、困り事があって話したのに向こうから怒鳴られ、適当に言われた末電話を切られました。この時から、人を信じるという心が崩れかけています。
この悩みを別のお寺の住職様に相談しました。結果、合わない人がいたら絶対に関わるなと言われました。しかし、この先生きていく上でそれは避けられません。お釈迦様のお話にもこの内容があった覚えがあります。それでも、神様、仏様、亡き父、ご先祖さま方、家族の傍で先の人生を大切に生きて、人生勉強をしていきたいです。
そこで御相談なのですが、人によって態度を変える方と上手に付き合っていくためにはどうしたらいいでしょうか?
お坊様のご意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
はじめまして。幼い頃から父を亡くし、今は兄を除く家族を失いました いじめによるトラウマによって長年自分自身を責め続けたことが原因で引きこもりになってしまい、仮に仕事に就いたとしても長続きせず、転職を繰り返していたりと、辛いことをたくさん経験し数々の罪を犯してきました。 しかし今は色んな人と出会い、仏様・神様方と向き合うようになってからは暗闇を抜け出せそうです。 現在は沢山勉強中!罪滅ぼしも兼ねてお寺や神社等に参拝することが生き甲斐です。 明王様のように強く優しい心をもつことが目標!よろしくお願い致します。
過去のトラウマ等に囚われる・怒りやすい・考え過ぎるあまり前に進めなくなる・何かあったら必ず自分自身を責める・落ち込みやすい・物事を抱え込みやすい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
相手の時間を奪わないように配慮を
付き合いが長くなるにつれて、あなたへの態度が冷たくなるというのは、その方達があなたのために割く時間を減らしたいという表れではないでしょうか。
それは普通だと思います。
最初は丁寧に接していても、ずっと同じテンションで接し続けるのは疲れますからね。
ですから、あなたは、相手の時間を奪わないように配慮してあげてはどうでしょうか。
人間の寿命(時間)には限りがあるので、貴重な寿命を特定の人のために使うのには限界があります。
一方で、阿弥陀仏という仏様は、寿命と光明が量り知れない仏様(別名が無量寿仏・無量光仏)です。
阿弥陀様は「南無阿弥陀仏」と念仏を称(とな)える者を必ず極楽浄土に迎えてくださいます。
寿命(時間)がたっぷりある仏様は冷たくないのです。
人間は時間を節約したい(早く済ませて次の仕事をしたい)ので、親しくなるほど冷たくなります。
冷たいのは、あなたに心を許しているからかもしれません。
初対面のお客様相手だと必要以上に丁寧に対応しますからね。
あなたはお客様扱いではなくなったのだと考えてはどうでしょうか。
質問者からのお礼
願誉様、お世話になります。お礼が遅くなり申し訳ありません。毎回元気をくださるご回答、本当にありがとうございます。
文章を拝読しました。主人が話していた内容を思い出します。投稿前に主人に相談していたのですが答えは願誉様と同じで、疑ってたわけではないのですが私の中のモヤモヤが消えず、主人承諾の元、こちらにご相談させていただいてました。文章を読んで、とても納得いたしました。川の流れより早い時間や人生の中で、必死に生きている人達への配慮が足りていなかったことに後悔しております。気がつけば、私も同じことをしていたのではないかと思うくらいです。
自分自身しっかりと仏様・神様に懺悔し、これから生きていく中でまた同じことがあった場合は願誉様のお言葉をもう一度思い出し、慈悲の心で相手に接していきたいと思います。元気をくださるアドバイス、本当にありがとうございました。