hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

妹の死

回答数回答 2
有り難し有り難し 31

私の妹は今から15年前、自死でなくなりました。
今でもふとその時の悲しさがよみがえり、苦しくなります。
精神的な病でしたが、もっともっと力になってあげれたらこんなことにはとまだ後悔で耐えられなくなる時もあります。自死でなくなると、成仏できないとか聞きいたりしますが、いまでも苦しいのでしょうか?
息子が先日結婚したのですが、お嫁さんのお母さんも自死で亡くなられたようで、
何か因縁のようなものがあるのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

偶然ですが、多くのヒントがありますよ。

そこにヒントは隠されているように思いますよ。
かけがえのない大切な命の切なさやはかなさを痛感している、お二人ですからこんご新生活を始められるについて、そうした苦しみ、悲しみを乗り越えたことによる強さ、しなやかさを持って2人の人生を明るく前向きに生きてくれるのではないかと思いますよ。
因果とは自分がしたことをいつか返すということです。今世なのか、来世なのかそれはわかりません。少しづつ、少しづつ魂の向上を図っていくのがこの世に生まれた私たちの修行だと思いますよ。図らずも妹さんも、お嫁さんのお母様も自分から早めにリタイアされました。それなりに、どうすることもできない何かがあったんですよ。仕方のないことです。私は早めに帰った分、どこかでそれを取り返すだけだと思っていますよ。地獄落ちの業とか脅かす方がいますが、辛くて苦しくてどうしょうもなく自死した方を地獄に落とすほど、阿弥陀さまは厳しいお方ではありませんよ。慈しみの心で接してくださいます。同じ課題にぶちあたたったときに、今度は乗り越えるようにちょっと考え方を変えるとか、そうした生き方のヒントをくださるんだと信じています。
私たちはそうした方を目の前にした時、その辛さや悲しみをわかってわかってあげる、理解してあげようとするのが、思いやりであり、供養だと思います。命の取り返しはできませんが、魂はつきないのですから。
どうかお幸せに、ご家族の皆さんのお幸せを祈っていますよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
このお坊さんを応援する

妹さんは安らかに仏様のところにいらっしゃいます

あなたの妹さんをおもうそのお気持ちは既に妹さんに通じ、そして仏様にも届いております。そして妹さんは決して地獄に行ってはおらず迷うことなく仏様のところにおられて、ご成仏なさっておられます。そして今もあなたやご家族の皆様そして親しかった方々を穏やかにお見守り頂いております。
妹さんを自死にてお亡くしになられて今をもお悲しみになられて後悔なさっておられるお気持ちはお辛いと思います。できることであったならと後悔が募り、より悲しみが募られていらっしゃるのですね。
自死にてお亡くなりになることはその方を取り巻かれる様々なひとやものごとの因果関係があったのではないかと思います。また様々なことに追い込まれて自ら命を絶たなければならないようなやむを得ない決断があったのではないかと想像致します。それは本当にお辛いことです。できるのであれば今でも妹さんに生きて頂きたかったと思わずにはいられないかとも思います。
ただその死を止めることはなかなか難しいことであったとも思います。恐らく息子さんのお嫁さんのお母様もそのような状況に追い込まれてしまったのかと思います。
お伝えできることは今あなたの妹さんそして息子さんの義理のお母様も決して地獄におられるのではなく仏様のもとで安心なさってご成仏なさり、そして生きる皆様をしっかりとお見守り頂いているということです。息子さんが結婚なさり新たなご縁が結ばれてご家族仲良くお過ごし頂いていることを必ずやお二人は仏様のもとでお喜びなさっておられると思います。「ああ、いいご縁が結ばれてよかったね。」と。
ぞうど合間には妹さんや息子さんの義理のお母様にお気持ちを伝えながら心を込めてご供養頂きたいと思います。
もしもやはり妹さんへの思いがとてもつらく生きることがお辛いときには私が所属している会で「自死・自殺に向き合う僧侶の会」で毎月開いております「自死遺族の分かち合い「いのちの集いhttp://www.bouzsanga.org/share.htmlがございます。もし可能であればご参加頂き、ゆっくりとお話を伺えればと思います。
どうぞこれからもご家族の皆様のご縁を大切になさりながら(生きていらっしゃる方も既に仏様のところにおられる方も)日々お健やかにご生活頂きたいと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

早々のご回答ありがとうございます。
心が温かくなり涙がでました。
妹もお嫁さんのお母さんも仏様の元で成仏して苦しんでいないんだということがうれしくて涙がでました。
私の両親も毎日お経をあげ涙でボロボロになった経典を見るたびに心が痛むのですが、このお言葉を伝えてあげたいと思います。
私の命が尽きるまで日々二人のことを心に想い、あの世で出会えるその日まで毎日を恥じないよう、お嫁さんと手と手を合わせて助け合いながら頑張っていこうと思います。
ありがとうございました。

「親・家族・恋人・大切な人の死が悲しい・乗り越え・立ち直る」問答一覧

生活環境の変化と母の死が重なり苦しいです

転職・引っ越しによる環境変化と母の死が重なり心身ともに辛いです。 先日、母が癌で亡くなりました。1年前から入退院を繰り返しており、余命が短いことは覚悟していましたが、やはり悲しいです。母が病気の苦しみから解放されたのは救いですが、この先母がいないと思うと人生がつまらなく感じます。まだまだ母とやりたいことがたくさんありました。 母の死は時間が癒してくれるのを待つしかないのですが、ちょうど転職と引っ越しをした直後に母が亡くなったため、新しい仕事を頑張れる気がしません。一人暮らしでホームシックにもなっています。まだ結婚もしておらず、一人っ子でもあるので孤独感が大きいです。 新しい仕事は私が目指していたことで、母も生前応援してくれましたが、母が亡くなった今となっては前向きになれません。これから新しい仕事のためにたくさん勉強しなければならないのに、無気力で頑張れる気がしないです。 母の癌が発覚した1年前から精神的にしんどく、診療内科に通うほど体調も崩しました。そのような状況下で頑張って転職し、これからというときに訪れた母との別れは新生活の不安と二重の苦しみで耐えられる気がしません。これからどうやって日常生活を送り、前向きに人生と向き合えばよいでしょうか。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

故人の魂はどこに?

先日大好きな妻が亡くなりました。妻は本当に僕の全てで大事な大事な宝物でした。 子供もおらず、独りぼっちになってしまい、今は絶望しています。生きる目的、意味が全く無くなりました。 僕の唯一つの願いは最愛の妻の魂にずっとずっとすぐそばにいてもらい(お骨も手元に)、自分が亡くなるときに一緒のお墓に一緒に納骨してもらい、そしてあの世でまた会えることだけです。 質問なのですが、49日に審判され遠くへ行ってしまい最終的に極楽浄土を目指すという理解をしているのですが、疑問があります。 白木の御位牌から本位牌となり、魂を入れて頂くと思うのですが、位牌に魂が宿るとするならば、極楽浄土などに魂は向かうのに、魂はいったいどこにいるのでしょうか? 魂は分割され2か所にいるのでしょうか? また、お盆には年に一回戻って来るという話しも子供の頃から聞いており、迎え火で迎え送り火で送り帰って行くということでした。帰ってしまったらいないということなのでしょうか? 極楽浄土等、御位牌、お盆、魂の居場所をわかりやすくご説明頂けますと幸いです。 僕は妻にずっとそばにいて欲しい、遠くへ行って欲しくないと考えております、魂の居場所によっては仏教と考えが合わないのでしょうか? 実はそのように悩んでいる間に49日が過ぎてしまいました、49日の法要は過ぎては良くないと聞きますが今から行って頂くことは難しいのでしょうか? どうぞ宜しくお願い致します。

有り難し有り難し 13
回答数回答 2

父親亡くなる

父93歳母90歳姉64歳私57歳で、姉は実家からバスで30分の所に住んでおり、私は埼玉県に住んでいます。母は専業主婦で家事全般をやっていた人です。父母共に病気をして入院した時は、どちらかが実家に帰って寝泊まりをしていました。母が心臓の手術を10年前にしてから、家事全般を最小限しかできず、それでも父母と2人で頑張っていましたが、2年前に母が転倒して頭を打ったのですが、頭の中も異常なく、骨折もしておらず、ただ筋力が落ちて、やる気も出なくなり、父が母に変わって家事全般を最小限やってくれる事になり、父は、家事をやった事がないので、味噌汁の作り方を一から母が教えていました、しかし父の作る物にしょっぱいだの、と父と姉に話していたそうです。父も指示されているみたいでイヤだとは姉に話していたそうです。母か転倒して、動けなくなった頃から、愚痴がおおくなり、姉は、母は要支援2の認定を頂いていたので、訪問ドクター訪問看護ディサービスを利用し、少しでも愚痴の数を減らしていこうとした時に、父が脳梗塞でたおれ、悪性リンパ種も見つかり、入院して1ヶ月で亡くなりました。愚痴をこぼす所もなくなり、母は、私や姉が手続きや、お墓仏壇等をやっていると、私達に攻撃しはじたのです。ただそれが午前中に始まり夕方には、穏やかになり、母の今後の事もあり、ケアマネに来てもらい話をすると、老人うつ病をかられると言われ、私達も確信ではないが、そうではないかと思うと伝えました。前から少しずつあったものが、今になって大きく出てきたのではないかとも言われました。姉は知識がないので、精神的な事が書かれている本を前から読んでいますし、私も資格はないですが、施設で長く働いているので、少しは知識があります。ただ姉が言うには、父が生前の時母は、とても穏やかな人で先々を考える人だったと話し、母が転倒して何もできなくなってから、人が変わったようだと言うのです。うつ病があるかもしれない事を少し頭に入れて対応していこうと姉と話していたのですが、姉もわかっているが、ウンウンとは聞けずついいってしまう、母はエスカレートしてしまう、なので第三者に入ってもらって、近くにおばがいるので、母の話しを聞いてもらうなどして、対応していますが、これからどんな事に気をつけたらいいのか、対応はどうしたらいいのか、母自身も、自覚がないので困っています

有り難し有り難し 18
回答数回答 1

夫の死 心が平穏になる時がきますか

夫が病気で急逝しました。夫はさぞ悔しいことでしょう。まだ現実として受け入れがたく、ふわふわとした心持ちで葬式、様々な手続きに生活に追われています。 子供たちと現実生活をいつも通りにふざけたことも言い合いながら笑顔で暮らしていますが、寂しく悲しい気持ちは各々が抱えています。 夫が亡くなって、葬式後に不倫関係にある人がいることが分かりました。相手からの、のんきなLINEがきたことで気づきました。再会した元カノのようで、レストランで食事したりホテルで密会したりしていることがやり取りから分かりました。これからもっとたくさん会いたいなど、関係を続けたい夫の気持ちも書いていました。あの時もあの時も嘘をついて家を出ていたのだと知りました。LINEを探すと、他の女性とも恋心をほのめかしたやり取りをしていたことも分かりました。 夫は多趣味で、趣味に仕事に忙しく、女の人と会う時間があるとは思いもしませんでした。私を悲しませることはしない人だと信じて疑ったことは1度もありませんでした。 夫は子育てに協力的でした。家の中のことは大体私がやっていましたが、対外的なことは率先してやってくれていました。共働きで、協力し合わないことには生活が回らなかったので、助かってました。私は子育て家事に喜びを感じながらも、夫の行動に苛立ちを感じていたことは確かです。夫は趣味の時間を家庭の様々なことに取られていると不満をいうことがありました。趣味をしている時の夫は本当に楽しそうなのでさせてあけたいと考えていたし、実際、ずっと続けていました。 こんなに趣味を楽しんだ上に、家事に疲れている私に、したいときだけすり寄ってくる夫を疎ましく思う気持ちもありました。 私は夫が好きでした。夫の物を片付けていたら、私からの数年おきの長い手紙や「大好きだよ」のカードがたくさん出てきました。先月もあげたはかりでした。 他の女の人には優しい言葉をたくさん書いていましたが、私にはありませんでした。私を子供の母としか見ていなかったのでしょうか。 数年前に、他の人としちゃおーなどと言うことが何度かあり、私はあきれて、どーぞ。と、言ってしまいました。夫は自分の欲を実行したのですね。 1人になると動悸がして落ち込みがひどいです。子供たちの明るい未来のためにも、元気で生きていきたいのです。どう考えれば心の整理がつくのでしょう。

有り難し有り難し 11
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ