選択した上での今
30代前半の女です。
人生の選択を誤り続けてきたのではないか、私はどうしたらよかったのか、どうしたかったのかよくわからず混乱しています。
幼い頃は実家も地元も好きではありませんでした。なぜなら父方祖父母同居の世帯でいつもいざこざが絶えず、大人同士の怒鳴り声が響く家庭だったことと、中学生の頃は、容姿をからかわれ何年もいじめを受けたからです。
しかし私も成長し、周りの大人も歳を重ね、両親は別居をし、適度な距離感でかかわり合いを持つようになりました。
そんな中、30歳を過ぎた頃、長年交際していた人との間に子どもを授かり、それをきっかけに結婚することとなりました。
いわゆるできちゃった婚のため、両親(特に母)を大きく混乱させてしまいました。
いろいろと急ぎで決めなくてはならないことが多くあり、実家に母ひとりを置いて、私は相手の地元(隣市)へ移り住むこととなりました。
そのため母ひとりで高齢祖父母の世話をする環境となってしまいました。
今赤ちゃんは無事健康に毎日すくすくと成長しています。赤ちゃんは本当にかわいいです。若い頃から、いつか赤ちゃんがほしいと思っていたこともあり、赤ちゃんと出逢えたことはほんとうにありがたいことだと思っています。
ただ、パッと寄れるような距離ではない所に住むことになってしまった私はなんて親不孝なんだとすごく苦しいです。
私が幼い頃から、たくさんの苦労をして生活してきた母になにもできないまま、こんな親不孝をしてしまった。
地元に帰れればそれがいちばんなのですが、夫は自分の地元から出たくない様子。なんでこの社会は女が地元から離れる、という流れが普通のようになっているんだ、理不尽だ!という思いまで湧いてきます。
いろんなことが自業自得。しかし周りの人々は実家、介護、住居問題など微塵も感じさせない生活をしているように見えます。
私は一体なにをどうしたいのでしょう。頭がぐちゃぐちゃです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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間違ってはいない
あなたは、場面場面で適切に判断して選択されてきたと思います。
生きている限り、何らかの苦しみ・不満・不具合は無くなりません。
他人の苦しみは、外からは見えないものです。
あなただけが特別におかしな状態ではないと思います。
就職や結婚により故郷から離れた場所で暮らすことも、やむを得ないことです。
親は、子どもか巣立つことを喜ぶべきだと思います。
夫との話し合いは必要だと思います。