ネガティブな考えが止まらない
就活を通して自分から動いた経験が本当にないことに気付き、自分のいたらなさを感じています。
就職活動でもやりたいことがよくわからなくなりました。内定は貰えたものの全国転勤の企業であるため、一人暮らしできるのか不安です。さらに残業の多い企業だと聞き、メンタル弱い私に勤まるのか不安に感じています。ただこの先面接を受けてもどうせ受からないんじゃ…とか、うまく志望動機が言えないとか、卒論も書かないととか考えてしまって何もできません。
大学生、せっかく自由な時間があるのに悩んで時間を浪費しているのは本当にもったいないと思ってはいますが自由時間に何をしたいかも良く分からなくて、やらなきゃいけないことばかり考えて、でも何もできなくて自己嫌悪に陥ります。この時期にこんな思考に陥っている時点で将来生きていける気がしないです。本当に生きていて申し訳ないです。誰かにこの人生を譲りたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分をいたわり、思いやりを自分に向ける
メア 様 相談ありがとうございます。
幼いころから寡黙でも、本を読んだり、美術が好きだったりと得意なことはあるので、その得意なことから感動したことや、好きになったことや物を思い出してみましょう。その時の感動体験の感覚、好きで繰り返し読んだ本の感動場面など、そんなことを追体験しているようなイメージを持ってみてください。
そしてそこから、メアさんの中に心の中にある、優しい気持ち、思いやりの心を自分に向けて欲しいのです。
寡黙で一人になってしまった子供のころ、高校と大学のギャップに悩んだ時、そして今、就活で思い通りにできな、出来る気がしないと思ってしまうこと、これ全部、あなたのせいではありません。メアさんの責任ではないのです。メアさんは悪くないのです。
本人は気づかないかもしれませんが、意識しないうちに(おそらく物心がつくかつかないかのころに)何かしら、寡黙でいること、一人でいること、静かにしていることが、安全で安心できると学んでしまったのです。自分を守るために脳がそう判断したのだと思います。ですので、過去の寂しい体験は、自分のせいではないことを思い、自分を責めないことを心がけてください。自己嫌悪に陥ったら、それは、私のせいではなく、過去の体験から勝手に起こっていることだと思って、テレビのCMを見るように流していきましょう。そんな思いが湧くたびに流してください。
そして、最初に述べた、感動体験、心が喜んだことを思い出すようにして、自分を労わり、思いやりを自分に向けてください。
せっかく時間があるのだから、自分をいたわり、思いやりを自分に向けることを何度も何度も心がけてください。おおらかな心、寛容な気持ちを持って自分にかかわってほしいのです。そうれば、段々とそんな自分を肯定できるようになり、自分の好きなこととかかわりながら、生きていけるんじゃないかなと、私は思います。
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。自分を寛容にすること、おおらかな心で自分にかかわること、難しいときは遠慮なくどうぞご相談ください。明るい笑顔が輝きますように応援しております。ご縁に感謝申し上げます。再礼(字数制限でここまでです)
質問者からのお礼
丁寧に答えて下さりありがとうございます。
絵を描くことや読書が好きでしたが、最近その楽しさを忘れておりました。またおおらかな気持を自分に向けること、意識したいと思います。