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お墓に娘、最近母が納骨されました。

回答数回答 2
有り難し有り難し 11

娘が10年以上前に納骨されています。
当然ながら仏壇も私の家にありずっと守っています。つい最近、実母が亡くなりその墓に並んで納骨したばかりです。父は1人暮らしですが足腰は弱いものの、身の回りの事は出来ており頭もしっかりしています。母が亡くなった事で仏壇を父の方で用意し出来る限り守っていくようでいます。
この際、盂蘭盆時は母が実家、娘は私の家それぞれ帰る所が違う形になりますが少し混乱しています。どのようにするべきか教えて下さい。

2022年7月21日 22:16

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

質問の文意を取り違えました。追記します。

こんにちは。お母様のご逝去にお悔やみを申し上げます。

 あなたの娘さんのお骨を納めているお墓に、あなたのお母様のお骨も納めた、しかしお仏壇は、あなたのお宅にも、あなたの実家(実父様のお宅)にもあるという事ですね。
 形式的にいえば、娘さんはあなたのお宅に、お母様はお父様のお宅に帰ってくる、と考えれば良いと思います。お母様が初盆になるのでしたら、ご実家に初盆のしつらえをすると良いでしょう。

 さて、ご先祖様は、あなたの両親がふたり、両親の両親が2人ずついるから4人合計6人、そのまた両親が2人ずついるから8人合計14人...このような計算をしていくと、10代さかのぼっただけで、両親は1024人となり、今まで登場したご先祖様を全部足すと合計2046人となります。そのご先祖様たちにもきょうだいがいると思いますので、その傍系全てに「帰る」と考えるとご先祖様は帰る所だらけで大忙しです。

 ですのでね、お母様や娘さんも含めた「ご先祖様」は、あなたの所にも、お父様の所にも帰ってくると認識し、ご先祖様に対する感謝の気持ちでお迎えすると良いと思いますよ。

お礼を読んで追記
 プロフィールを読んで質問に答えたので、質問の文意を取り違えました。(実家の方にお母様が行くなんて許せないという気持ちで質問されたと勘違いしました)
 娘さんもお母様も仲良くあなたのお家にちゃんと帰ってきますよ。ごちそうを用意してゆっくりしてもらいましょう。

2022年7月22日 16:56
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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

皆さんのところに帰ってきて下さいます

拝読させて頂きました。
お盆のあいだ娘さんもお母様もご先祖様もあの世つまり仏様の極楽浄土から私達のこの世にお戻りなさって下さいます。ですからお父様のところにもあなたのところにもお帰りなさって下さいます。そしてご一緒にお過ごしなさって下さいます。
お盆は娘さんやお母様やご先祖様とご一緒に心から穏やかに安らかにお過ごしなさって下さいね。
あなたがこれからも娘さんやお母様やご先祖様とのご縁を大切になさり心清らかにご供養なさりながら毎日を心から安心なさって生きていかれます様にと心よりお祈りさせて頂きます。至心合掌

2022年7月22日 16:45
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

ご多忙のところありがとうございます。
亡くなった母は先に逝ってしまった娘を凄く可愛がってくれていました。2人はやっと会えたんだろうと思っています。同じ血が流れているお婆ちゃんと孫がやっと一緒に手を取り合って帰って来るのだと教えて頂きました。他の家族にも伝えます。
       *合掌*

光禪様ご多忙の中、私の質問にお答え頂きありがとうございます。改めて母と娘を安心して迎えられます。

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