幼少期の幸せな記憶を教えてください
1歳半の息子がいます。とにかく可愛くて可愛いくて、仕方がないです。
自分もかつてはその対象だったんだな、と思うと変な感覚です。
お坊さん方の幼少期の頃の、母親との幸せな記憶が知りたいです。
ちなみに私は今、幸せです。
しかし、たまに疲れる事があります。
回答を読んで、心落ち着く時間があればいいなと思って質問させていただきました。
最後に、私の幼少期の幸せな記憶は、台所に立っている母親にくっついて一緒にお料理した事です。
ふざけて私がお鍋に落としたお団子のようなまるんまるのひっつみは、中まで火が通ってませんでした。
母の包む餃子は早くて形も綺麗だったけどあんなに手間がかかる料理と知ったのは大人になってからだし。
ドーナツは油で揚げるなんて知らなかったし、
ケーキのイチゴもくれたし、テレビも好きなチャンネルをつけてくれた。
母に対して不信感や嫌悪感の多い人生なのですが、幼少期の頃の幸せな記憶も圧倒的に多く、嫌いになりきれません。
思い出が邪魔しているというよりは、思い出が繋ぎ止めてくれているのかな。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのお子さんは、どんな景色を見ていくのでしょうね。
この世に生まれて、初めて見る人が母、親だからこそ、人はそこに愛を求めるのでしょうね。その愛は、何より安心と喜びを与えてくれるもの。だからこそ、自我が出てきて、成長し大人になるプロセスの中で、親だけど、家族だけど、自分とは別の人間であり、私は私。アイデンティティが確立されていくのですよね。
あなたが、お母さんを嫌いになりきれないのも、与えられた愛情を覚えているからでしょうね。
今、お子さんの存在で、母という立場を生きておられるあなた。自分の母はどうだったのか。自分はどのように愛され、育てられてきたのか。ご自身が子育てしながら、自分の生きてきた道と交差していきますよね。
可愛くて可愛いくて、仕方がない。
幸せね。私まで笑顔になってしまったわ。
小さな存在は、ただ親から守られるだけの存在ではなく、こんなにも周りを笑顔にし幸せにしてくれる。大きな存在よね。
私も、父母が名前を呼んでくれるだけで、今でも子どもに戻れて甘えられます。親の声が、とても心地良い。そうやって、何度も何度も名前を呼ばれながら、たくさんのものを与えてくださいました。全ての思い出.経験が、今でも私をこうして支えています。
親だけでなく、たくさんの人に支えられてきたこと。そう思えるのも、親がそのように育ててくださったからだと思います。
あなたのお子さんは、どんな景色を見ていくのでしょうね。あなたが、与えてあげられるもの全てが、お子さんの人生を豊かにすることでしょうね◎