政治的な批判をする人について
家族や友人に政治的な批判を頻繁にする人がおり、その人との関わり方に悩んでいます。
前提としてですが、私は現行の政治や政権、国に対して特に良くも悪くも思っておらず、問題や改善点はあるものの概ね上手く回っているのではないかと思っています。
しかし、親族や友人の中には事あるごとに「政治家の○○はおかしい」「税金の使い方が良くない」「天皇制はやめるべき」「外国は良いが日本はダメだ」などと攻撃的で反体制的な主張をしてくる人がいます。
私には彼らの言葉が建設的な指摘や議論・意見には聞こえず、ただ体制やお上の人間を自分のストレスのはけ口にしているだけのように思えてなりません。反抗期の子供を見ている気分です。
もちろん政治や国の運営には絶対の答えはなく、常に完ぺきではない為、国民全員の不満が無くなることはあり得ないでしょう。
しかし、そんなに怒りを向ける必要があるほど実生活で被害を被っている様にも見えませんし、何か行動を起こしているわけでもないのに、何故わざわざ物事の悪い面を見て不平不満をぶちまけるのでしょうか?
「大して害を受けている訳でもないのに、文句を言うのはやめたらどうか」「そこまで興味があるなら、もう少し調べてみたらどうか」「そうやって毒を吐くのはみっともない」「もう少し建設的な意見を述べてみたらどうか」などと言えば、相手は逆上して手が付けられなくなります。
こういった人間とはどう接すれば良いのでしょうか?常日頃は普通の人間である分、突然このような批判的発言が飛び出てくるとうんざりしてしまい、何より悲しくなってしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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先ず相手を知る
こんにちは。
「何故わざわざ物事の悪い面を見て不平不満をぶちまける」のか。
これは、当人とじっくり話してみないと分からないのだと思う一方、当人にもその「何故」が分かっていない可能性もあると思います。
私が思いつくところで、次の可能性があります。
1、「不平不満をぶちまける」ことが目的化しているから
あなたが「建設的な意見を」と思うその心は私も同意です。両論併記の上で自分はこう思う、ならいい。また、相手の意見を聞く、ならいい。
しかし、一方的に「不平不満をぶちまける」というのは、すでに双方向のコミュニケーションではなく、議論でもありません。ストレス解消なのかどうか分かりませんが、相手がそのような姿勢なのだから、こちらも敢えて正面から受け止める必要がありません。適当に受け流して「接すれば良い」と思います。
2、煩悩そのままの言行が快感だから
煩悩、つまり自分中心の物事の見方をすることは、一定の留保が必要なはずです。自らを是とし、相手を非とする。こんな単純な二項対立で物事を考えて顧慮しない。これは思慮の浅さと、自らへの反省の視点を持たない人ほど、その傾きは大きくなります。ましてや、自分中心の物事の見方をして、そこに居座り続けるほど自尊感情を満足することができ、快感でもあります。この一連の過程の無限ループに陥っている人とは中々会話が難しいです。よって、これも適当に受け流して「接すれば良い」と思います。
「家族や友人」とのことなので、その距離感は難しいでしょう。
ただ、敵を知り己を知れば百戦危うからずです。先ず相手を知る、それだけでも対処が変わってきます。相手が自分と同じ土俵に立とうとしていないのかも、それを知るだけでも楽になるのでは、と思います。また、受け取りたくないものは受け取らない、それでいいと思います。
無益な争いは避けましょう
拝読させて頂きました。
その人はいろいろなことを人のせいにして文句を言ってストレス発散しているのでしょうね。その様な言葉を聞いていると本当に嫌になりますよね。
あなたのおっしゃる通りだと私も思います。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
あなたがおっしゃる通りただただ批判したり揚げ足取りの様な意見や感情的になって怒りをぶつけてくる様な人は決して他人を受け入れることはないでしょうし、一切他を認めないでしょうから議論になりませんし、コミュニケーションになりません。
その人の意見は意見としてあるとした上で単なる批判や感情的な怒りやひどい発言は流していきましょう。あまり意味がありませんからね。時間の浪費です。
落ち着いて冷静になって流していきましょう。
私達はそれぞれにお互いのことを尊重し合いながらいろいろなことを分担して助け合って生きていくことができるのですからね。
無益な争いや揚げ足取りや憎しみ合いや恨みは捨てていきましょう。
あなたがこれからも周りの人達と一緒にお互いのことを大切に思いながら尊重し合い尊敬の念を持ち、助け合い分かち合いながら健やかに心から幸せに生きていかれます様に切に祈っています。
質問者からのお礼
遅くなりましたが、お二方コメントいただきありがとうございました。その後時間を経て相手とも接する機会が多く、少しづつ聞いて言った所、ストレスの発散として言っている節があり、また誹謗中傷をそこまで悪い事だととらえていなかった事がわかりました。つらい事もありましたが、お二人のお言葉に大変励まされました。重ねてになりますが、ありがとうございます。