強くて優しく、冷静な大人になりたい
母方の祖父母が亡くなってから、相続の法的な問題、親族との人間関係の問題、死と向き合うための精神の問題、何もかも孫の私は何もできなくて疲れ果てました。
大人になれない自分の至らなさにも悔しさを感じます。
何もかも今時点はどうでも良くなってますが、今後生きる上でこの3つのことはとても大切なことだとだけ学ばされました。
本当は強くて優しく冷静な大人になりたいです。
仏教の智慧でそれは可能なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
目の前の関係性に疲れたら、自分の大事なものを優先させて
前回の質問も読ませてもらいました。
住職の私でも、死別経験に慣れることはありません。お一人おひとり、違うからです。死別体験は特別なものです。
それに伴い、関係者も皆いろんな想いを抱えるわけですから、連絡のやり取りをしながら手続きを進めていくのは大変な作業。心労も大きいと思います。ましてや 孫としては、出来る事も限られていると思います。
万全に準備していて、死を迎える人なんていないのですもの。ある程度、振り回されて日が過ぎていくのも、仕方のないことだと思いますよ。
身辺整理だけでなく、亡き人が結んでくださった法縁(仏様との縁、仏法を聞く機会)に焦点を当てていただけたらなと思います。
限りあるいのちを、どのように生きていくのか。いつかこの世の縁が尽きることをしっかり見据えて、いのちの頼り先を考えていく。死は終わりではなく、縁を繋いでいくものだということを、亡き人から学ばせていただきたいものですね。目の前の関係性に疲れたら、自分の大事なものを優先させてくださいね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
ちょっと自分の中でお休み期間を作り、自分を労ることにしようと思いました。
労りながら、仏様ってなんだろうと考えたり、ぼーっと祖母や生きてる関わりのある人たちのことを見つめ直したりしたいです。ちょっと色々抱えすぎて今年は療養することを伝えたら、慰めてくれた方もいました。有り難いです。
突っ走ってきて、よく考えたらあまりそういう時間が持てていませんでした。
相続や身内との相談の件に関しては、両親や叔母が話し合うそうなので、不安と心配はありますがおまかせします。
自分がもっと大人になったとき、こういう揉め事が少なくなるよう知識を少しずつつけていきます。
今は休めたり自分を見直す期間なんだと踏ん切りがつきました。感謝です。
追記です。
父が知り合いの弁護士とも相談して、冷静に片付けていく準備が整ってきたようです。父もお金のことに関しては詳しいので、二人がいたら何とかなるだろうと思うので、後は親世代におまかせします。
本当にありがとうございました。
追記の追記ですが…
色々あった中お勤めだけは欠かさずやっていたので、これからもお祈りの時間は作っていきたいと思うようになりました。コツコツ祈りながら一日を終え、一つ一つの物事が少しずつ片付いていったことを最近感じました。
いつまでも辛いことは起こらないんだなと、この歳になってわかりました。仏縁に感謝いたします。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )