自分が格下だと受け入れるのがつらい回答受付中
同じ会社に長年務めてきました。
自分なりに努力をしてきたつもりでしたが、結果は実らずいまだ契約社員どまりです。
しかしこの間、後輩の頑張りが会社に公式に認められる機会がありました。
今後も後輩の評価はあがり、いずれは僕よりも立場が上の存在になるんだろうと思います。
結局は僕の努力不足。
抜かされたのは仕方ないと思っています。
後輩が頑張ってたのは間違いないし、いずれは抜かされると覚悟もしてました。
ですが、これから立場が逆転され、周囲に格下だと思われ、後輩に顎で使われながら仕事をしていかなければならない現実がどうしても受け入れられません。
かといってもう転職もしたくないです。
がんばりたくない。気持ち的にもうがんばれない。
家族もいます。不安にさせたくない。
でもこれからの自分を思うと情けなくて仕方がありません。
どうやったら周囲にゴミのような目で見られながら生きていく状況を穏やかに受け入れることができるんでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
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人事は人ごと
ご質問拝読しました。
お辛い心情
愚拙も同様の経験があり
よくわかります。
愚拙は総合職で入職しましたが、
一癖も二癖もある性格が
災したのか出世が
遅れました。
俗に言う、N高、T大を
優秀な成績で卒業した後輩、
5期後輩に抜かされ、
彼が課長補佐になった時、
まだ係長のままでした。
おまけに出向になるなど、
まあ出世とは無縁どころか、
兎と亀の歩み、
しまいには、
一般職の職員で昇格した方と
同列になると言う、
何とも不甲斐ない状況に
ありました。
情けないなら、
自暴自棄になるやら、
そんな時に読んだのが、
臨濟録でした。
何遍どころか、
何百回と読みました。
単行本は3冊読み潰しています。
人と比較するのではなく、
自己に立ち返ることです。
自分は自分以上でもなく、
自分以下でもない。
あなたはあなたのままが
素晴らしい。
愚拙は出向3年間で、
この間は残業がないため、
夜専門学校に通い
国家資格を取得しました。
人生万事塞翁が馬
この資格のおかげで
現在早目に退職しても、
食うには困りません。
仕事を辞めたのか?
辞めませんよ。
勿体無いので(笑)
出向後本部に戻り、
出世もしないまま、
たまたま就いた直属の上司、
この方は他の団体から
来られたので何のしがらみが
ないのです。
馬が合い。
評価をいただいて、
課長補佐になれました。
次は課長ですが、
何と後輩に追いつきました。
この時彼はすでに課長でしたが、
追いついたことは間違い
ありませんよね。
その後は、
この上司の方が戻られて、
またまた泣かず飛ばす
どころか閑職へ。
何する部署?
どんな職務?
と言う感じでした。
評判が悪いのでしょう!(笑)
TOPを走っていた後輩は、
その後に病気で残念ながら他界。
愚拙は粘って粘ってから
退職しました。
自分で起業しましたし、
自己責任ですから
死ぬまで引退しないと
決めています。
お寺も大寺の住職を辞しました。
はみ出しものです。
本山の承認を得て
新たにお寺を創立しました。
日々淡々と
生かされている自分を、
神仏、ご先祖さま、
ご両親さま、
周りの皆さまに
感謝しつつ、
歩んでください。
必ず道は開けます。
ご多幸を祈っていますよ。
大丈夫!
何とかなる。
人事を尽くして天命を待つ
拝読させて頂きました。
あなたが長年お勤めなさってきた会社でなかなか結果が実らずに後輩の方に抜かれてしまって格下に見られることとても辛いのですね。そのことをなかなか受け入れられないのですね。詳細なあなたのことや会社のことはわからないですけれどあなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたが後輩達に抜かれて見下されてしまうのではないかと不安でしょうし、あなた自身の心も折れそうになっているのではないかと思います。どうして自分はうまくいかないのかと悩み苦しむことでしょう。なかなか報われないなと嘆きたくなるとも思います。
とはいえあなたが努力なさってきたことは決してムダなことではありません。人生は紆余曲折です、様々挑戦していく中で自分自身成長していくものです。ましてその成長は会社内だけのことではありません。大きく見れば人として様々成長し続けているのです。決して社内の評価だけがあなたではありません。
私の以前は上場企業に勤めていて何度も昇進・左遷・降格・出向をさせられました。実力や実績の結果もあればリーマンショックのような外的要因もあり本当にジェットコースターに乗っているような感じでした。3か月後にはどこに飛ばされるかわからなかったですからね。
そんな風に人生は一寸先は闇です。
ですからあれこれ考えても仕方がないところもあります。
ですから先ずはあなた自身ができることを一つ一つしっかりとなさっていくことです。
人事を尽くして天命を待つ、でしょうかね。意外なところでひょんなところから人生が大きく変わっていくことはとてもよくあることです。
あわてることはありませんよ。
あなたがこれからの未来に自らしっかりとお向き合いなさりあなたのできることを一つ一つなさっていかれ人として健やかにご成長なさっていきます様に、多くの出会いや経験に恵まれて心から豊かにおおらかに生きることできます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させ頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます。
お二方のお話を経験も交えて聞かせていただき、人生紆余曲折というのを再認識いたしました。
臨濟録というのを初めてお聞きしました。
自分でも調べて、読んでみようかと思います。
ここのお返事を何度も読み返し、自分の軸を見失わないようにしたいとおもいます。