未来への不安
来年で39歳になります。
ふと、これからの未来がとてつもなく不安になることがあります。
自分が老いていくこと、病気になるかもしれないこと、大切な人がいなくなるだろこと、子供の体のこと。
先の事ばかりを不安に思っていても仕方がないと思いますが、お坊さんのご意見を聞きたくて、つい書き込みました。
心構えを教えていただけると嬉しいです。
安心して長生きしたい。 病気で長く苦しむこともなく、天災や飢餓などに合うこともなく、穏やかに生きていきたい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
安心なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたがふと未来のことを考えてしまうと不安になってしまうのですね。あなたのそのお気持ちとてもよくわかります。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
そうですね、未来には自分も周りも老いていきますし、病気にもなることもあります、そして大切な方がなくなることもあるでしょう、お子さんのことも心配になってしまいますよね。あなたがそう思われるのはもっともかと思います。その様なことを大なり小なり誰しもが抱えて生きています。普段は全く気がつかなくてもある時ふと思い返すとその様な不安や恐怖や心配ごとがおそってくるでしょうからね。そして不安が不安を呼んでしまうものですよね。
とはいえその様な不安定な中に今でもこれからも私達は全て生きていることも事実です、そのことを避けて通ることもできませんし、無かったことにはなりません。
仏教でいう「生老病死」はいつも私達の身近な存在として常に寄り添っているのです。
その様な私達を仏様は決して忘れてはいません、いつでもどこでもどの様な状況にあったとしても仏様は私達に寄り添い優しく見守っていて下さいます。
心配ごとも不安な気持ちもどうか仏様に手を合わせてお願いなさって下さい。どうか仏様、私やみんなをお救い下さいお導く下さいとお願いなさって下さいね。
老いも病も死も必ず訪れるものですが、決して終わりではありません。死が訪れたとしてもあなたと大切な方々とのご縁は永遠です、ずっと続いていくのです。
あなたや大切な方が天寿を全うなさったとしても必ず仏様がお救いなさって下さいます、お導きなさって下さいます、そして大切な方々や親しい方々が優しく迎えて下さいますからね。そして共に喜び合い分かち合うことでしょう。
ですからどうか安心なさって下さいね。
そして不安な時には仏様やご先祖様にお祈りなさり、あなたの思いを心からお伝えなさって下さい。仏様やご先祖様はあなたの思いを受けとめて下さり寄り添っていて下さいます。
あなたがこれからも大切な方々とのご縁に恵まれながら毎日を健やかに、皆さんと一緒に心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様にと切に祈っています。
質問者からのお礼
いつも私の悩みにコメントをくださりありがとうございます。
私が感じている不安は当たり前のものなのですよね。
ふと、最近、歳をとってきたなと思ってしまって、それで漠然と不安になってしまいました。
老いや、生きていく不安が当たり前のこととして、それが悪いことではないのだと思い、受け入れられるようになっていきたいと思います。
ありがとございます。