友人の死を忘れたくない
はじめまして。
なぎと申します。私は文がうまくないのでよみにくかったり脈絡がきちんとしていないと思います。すみません。
私は現在21歳で、高校1年のときに友人をひとりなくしました。交通事故でした。当時、私はすごく落ち込み、しずみ、とてもショックでした。しかし、年月がたつにつれて、彼のことを思い出す頻度がだんだんさがり、それに気づいてしまって、とても悲しいです。自分に失望します。こんなにも薄情な人間なのかと。
私は高校2年のころから躁鬱病を患っています。そのことも逃げなのでしょうか。彼の死を言い訳に人に甘えているのでしょうか。そんなことを絶対にしたくないけれど、絶対にしていないとは言い切れないのが悔しく、虚しく思います。苦しいです。感情ばかりの文で申し訳ないです。
二十歳を過ぎ、お酒を飲むようになってから、飲酒をしたときの感情の起伏がはげしくなりました。大泣きは当たり前、自殺しようともするらしいです。記憶がないので彼氏いわくですが。二十歳をこえて、泣くのはおかしいでしょうか。みんなは泣かないのでしょうか。私だけ子供のままでいるような気がしてなりません。つらいです。
長くなってすみません。ここで誰かに聞いてもらいたかっただけなのかもしれません。ですがご返答いただけるととてもありがたいです。
友人の死を思い出す頻度が下がっていくことをどうしたら苦しく思いませんか。思い出さなくなっていく私がおかしいのてしょうか。ごめんなさい。お通夜で彼の顔をみましたがショックで思い出せません。最後に見た彼の顔を思い出せません。ごめんなさい。忘れられないほうがよかった。忘れたくなかった。でも、彼の家に近づくにつれて濃くなっていくお線香の香りはずっと覚えています。
書き殴りの文章ですみません、誰かにわかちあってもらいたかったんです。すみませんでした。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思い出したらお祈りなさって下さいね
拝読させて頂きました。
あなたにとって大切なお友達を突然亡くされたことはとてもショックだったことでしょう、とても悲しいことでしょう。それが月日が移るにつれて薄れていくというか忘れそうになっていく自分が悲しくなり失望しておられるのですね。
そしてあなたのお心も病を抱えてお酒を飲むと感情の起伏が激しくなってしまい泣いてしまったり、自殺しようとしてしまいたいと思ってしまうのですね。あなたのお気持ちとてもわかる様に感じます。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
そのお友達が心安らかになります様にと心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうかその人が心から安らかになります様にと真心込めてお祈りなさって下さい、仏様や神様やご先祖様に心を込めてお願いなさって下さい。あなたのその思いは必ず仏様や神様やご先祖様に届きます。
その人は必ず仏様や神様がお導き下さり、あなたやその人のご先祖様がその人を優しくお迎え下さいます。その人は仏様や神様やご先祖様のもと心から安心なさり、一切の迷いや苦しみや痛みからも救われ、ご先祖様方と一緒に清らかに円満にご成仏なさっていかれます。これからもあなたや親しい方々やご家族の皆様を心穏やかに見守っていて下さいます。その人とあなたのご縁はこれからも続いていくのです。
あなたがその人のことをふと忘れてしまうことはあるのです、それでもいいのです。あなたが毎日を過ごしていれば沢山のことを考えなければならないですし、やらなければならないこともあります。皆様と色々なことを一緒になさって楽しいことも苦しいことも味わっていくのです。あなたはあなたの人生を一生懸命に生きているのです。
そんなあなたの姿をその人はいつも見守っていて下さいます。どうか合間に思い出したらその人に心から手を合わせてご供養なさり、安らかに見守っていて下さいとその人に心からお伝え下さい。
あなたのお気持ちを独りで抱えずにここでもお話下さい。オンラインでもお話下さい。或いは信頼できる方や専門医やカウンセラーさんにもお話下さい。あなたの中から出していきましょう。
それとお酒はできるだけ控えましょう。どうしても感情が溢れてしまいますからね。
あなたがその人とのご縁を大切になさりながらお健やかに毎日を生き抜いていかれます様にと切に祈っています。
そのままのあなたで
なぎさん、ご質問ありがとうございます。
高校時代に、ご友人を亡くされたのですね。
当時はひどくショックを受けたけれど、だんだん思い出すことが少なくなった。
その状態に苦しんでおられるようですが、これは人間であったら自然なことなのかもしれません。
つらいこと、悲しいことも、時がたつと和らぎ、思い出すことが少なくなる。
「日々薬」(ひにちぐすり)=月日の経過が薬がわりとなること。
こういうことばがあります。
いつまでも強烈だったつらさや悲しさを覚えているとすれば、人はいつまでもつらさや悲しみから逃れることはできません。
あなたが、ご友人の死を忘れがちになるのは、「薬」として働いていることだと捉え直してみてはいかがでしょうか。