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本当に良かったのか。

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初めまして、ゆめと申します。

私には5つ年上の兄がいます。兄は5年ほど前から精神病を患っており、ずっと治療を続けていたのは知っていました。

しかし、去年の暮れに一度自殺未遂を起こし、それから何か自分の気に入らないことがあれば自傷行為をしたり、自殺すると喚き暴れるようになりました。
私は知らなかったのですが、毎月親にお金の無心に来ていたようで、あれやこれやと理由をつけて総額で500万強借りたようです。

それでも、親は何とかしようとしていたようなのですが心身共に限界が迎えたようでした。相談を受けて私も実家に帰っていたのですが、2週間程前に兄が暴れ、死ぬと喚き散らした際にもうこれは無理だと思い警察を呼び、そのまま精神病院に連れていき、私も親と共に病院に向かいました。
病院では最初、落ち着いて話をしていたのですが入院の話になると嘘をついたり、私達が何かを話そうとすると都合が悪いと感じたのが言葉を遮り怒鳴り手がつけられなくなりました。
その状態を見て、病院の先生は入院を決めたのですが、その時に兄が親と私を睨み「一生恨む。許さない」と叫び、病室に連れていかれました。

本当は私も入院なんてさせたくなかったのですが、親も限界を迎えていたし仕方ないことだとは思います。でも、本当にこれで良かったのかと今でも考えてしまいます。
兄を強制入院させたのは間違いだったのではないか、でも、あのまま入院させなかったら親も共倒れになっていた。そんな考えが巡ってしまいます。

私達の対応はこれで良かったのでしょうか。もしよろしければ回答していただけたら幸いです。
長々と失礼致しました。

2022年9月8日 3:18

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これからがこれまでを決める

ご相談拝読しました。

壮絶な状況を経験され、ご家族の皆様も心身共に疲弊なさっておられるご様子、お見舞い申し上げます。

>私達の対応はこれで良かったのでしょうか。

とのことですが、良いも悪いも何も「そうするしかなかった」という状況なのでしょう。
そしてその対応が医療的な観点から適切なものであることは意思の判断が保証しているものと思います。

残る問題はご家族のお気持ちの問題でしょう。あなたもご家族もどこかで心に傷みを抱えておられることとお察しします。その傷みが何らかの形で昇華されることを念じます。

今回の判断を皆様が受け止めることができるためには、これからの行動が大きいのだと思います。

・これまでこうだったからこうするしかなかった

に留まるのでなく、

・こうしたのだから、した以上はこれからその判断を活かすためにこうしていこう

というそれぞれの歩みにおいて、今回のことが受け止め直され続けていくように思います。

もしもお兄様の治療が難しく、お兄様自身が今回のことを受け止め、皆様を許すということが叶わなくとも、ご家族の皆様は今回こうするしかなかった自分たちを認めることができたらと願います。

後からもっとこうしたらとか、ああしていたらと思い返し後悔することもあるのかもしれません。でもそれはあとから冷静になり、又は新たな情報を得た自分だからできることであって、その当時はそういう自分ではなかったのです。その時の自分はその時なりのベストを尽くしており、そうとしかできなかったのです。

どうかあなたもご家族の皆様もご自分を責めて傷つきませんように。

2022年9月8日 6:12
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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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その選択でよかったのです

拝読させて頂きました。
あなたもご家族の皆様も本当に辛い思いをなさったことでしょう。詳細な経緯はわかりませんがあなたや皆様のお気持ちを心よりお察しします。
今までどの様に生きていらしたのかわからないですけれども、私も吉武師がおっしゃる様に今皆様にとってお兄様にとってもその様に選択する以外なかったのではないかと思います。仮にその様になさらなかったとしたら状態はより一層エスカレートして悪化の一途を辿っていったのではないでしょうか、皆様も精神的に大変傷ついたでしょう、そして更に身体的にも傷つけられたり重症を負ってしまったり命に関わることにも至ってしまう可能性もあったのではないかと思います。
今は専門医の診断のもとに対応なさっておられるでしょうし、今は距離を取ることが望ましい状況かと思います。そして皆様も大変辛い思いをなさったりストレスを抱えているでしょうから、少しでもそれぞれに休んで頂き心身共に疲れや傷ついた心をいやしてあげて下さい。
お兄様がおっしゃったことはとりあえずはおいといて受け止めなくてもいいと思います。今その状況下でおっしゃったことですから感情的になって一時的に発したことです。
先ずは皆様が落ち着いて毎日を穏やかに生きていくことを優先なさっていきましょう。
お兄様も安静になさっておられるでしょうからね。
皆様が先ずは毎日を心穏やかに安心なさってご生活下さいます様に、お互いを思いやりながら仲良く健やかに生きていかれます様に切に祈ってます。そして皆様を心より応援させて頂きます。

2022年9月8日 7:29
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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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