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死と向き合うのが怖い

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有り難し有り難し 10

弟のことでいつも支えてくださってありがとうございます。
人間は必ず死ぬということはわかっています。
私は自分の死が怖いというよりも大切な人がこの世からいなくなってしまうことが耐えられません。
先日も弟がある日突然亡くなりました。病死でした。
仕方がないということはわかっています。
だれでもいつかはなくなるのですから。。。。。
でも、大切な人がこの世からいなくなってしまい、会えないつらさということに耐える自信がありません。
弟も、頻繁に会っていたわけではありませんが、本当につらいです。
時間が解決するかもしれませんが、どうやって乗り越えていくべきでしょうか。
今は普通の日常を送れていることに感謝しながら、突然襲ってくる悲しみに耐えながら生きています。

2022年10月8日 11:47

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死は一通過点です

拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちとてもよくわかります。ご縁のある方や大切な方々がお亡くなりなりお会いできなくなってしまうことはとても悲しいですしさみしいですし辛いですよね、とても怖くなってしまいますし、身を切られる様に感じることもありますよね。あなたのお気持ちを心よりお察しします。

私達は誰しもが亡くなります、それぞれに与えられた命を終わり天寿を全うしていきます。それは初めから決められていることです。誰しもが万物が避けることのできないことです。

とはいえ死は決して終わりではありません。私達のご縁は決して死で終わるのではありません、死はあくまで一通過点ですし一過程です。

弟さんはお亡くなりになられたのですが、弟さんとのご縁は決して終わりませんし、決して切れません。弟さんは仏様やご先祖様と一緒に心から安らかになりいつでもあなたや皆さんを優しくお見守りなさっていて下さるのです。

毎日あわただしく生きている中でも弟さんも先に往かれた親しい方々もご先祖様もあなたや皆さんのことを片時も忘れることなくいつも見守り心にとどめていて下さっています。そしてかげひなたと寄り添っていて支えていて下さっているのです。

そしていつの日かあなたや皆さんがその天寿を全うなさる時つまり死ぬ時には必ず仏様がお導きなさって下さり、弟さんが先に往かれた親しい方々やご先祖様をお連れになさってあたたかくお迎えなさって下さるのです。そして再会し喜び合い分かち合うことができるのですし、一切の迷いや苦しみや辛い思いからも解放されて心おおらかに円満に成仏していくことができるのです。

ですから決してその縁は終わらないのです、消えることはないのです。

あなたや皆さんがこれからも共にそのご縁を大切になさり、心から安心なさって毎日をお互いを思いやりながら幸せに生き抜いていかれます様にと、そしていつかお亡くなりになられた方々と再会なさる様にと切に仏様や弟さんやご先祖様祈っています。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

これからも弟さんへの思いを込めて生き抜いて下さいね。

2022年10月8日 17:14
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脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

以前も私の悩み、迷いにお答えくださったご住職様ですね。いつも心が温かくなるコメントをありがとうございます。なんども教えてくださっているのに時々くじけてこちらに助けを求めてしまいます。ありがたく、お優しいお言葉ありがとうございます。今日は弟のためにユリの花を手向けました。気持ちが安らぎます。明日も安らかに生きていきます。この度はありがとうございました。

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