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親の反対を押し切って結婚したことに後悔しています

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長文になりますが、よろしくお願いします。

結婚して一年が経つのですが、この結婚のことでずっと悩んでいます。
というのも、親の反対を押し切って結婚したのです。親には彼と付き合った当初からずっと反対されていました。
当時、父は単身赴任中。母は職場でイジメを受けて退職を余儀なくされたときでした。そんなときに、わたしが彼と付き合うようになり、母は自分だけが一人ぼっちになったような感じだったのかもしれません。
彼の学歴、職種、実家、態度ありとあらゆるものに文句を言いました。
そんな母が嫌になり、わたしは一人暮らしをするために家を出ました。
その後父が単身赴任から戻り、しばらくは落ち着いていたのですが、いざ結婚という話になるとまた揉め出しました。話をしてもすぐに喧嘩になってしまい、警察沙汰になったこともあります。
そして決定的だったのが、親から「死ね」とメールが来たことです。
このメールでもう親のことはどうでもいいと思うようになりました。
入籍前にもう一度両親と、彼の両親と一緒話し合いもしましたが、絶対反対の一点張りで、親の了解は諦め、入籍しました。
今はほとんど音信不通状態です。

そんなわたしも先日子どもを産みました。
子どもを産んでみて、親のありがたみ、母の愛を再認識しています。わたしは一人っ子です。習い事もたくさんさせてもらいました。いろんなところに連れて行ってもらいました。愛されていたんだと思います。本当に、なんでこうなってしまったんだろうと、考えるたびに涙が出てきます。
同じく子どもをもつ友達の話を聞いても、実家の両親と出かけたり、子育てを手伝ってもらったりしている様子が、とてもうらやましいです。

ですが仲直りをしようとこちらから連絡を取るのですが、手紙は破り捨てられていると祖母に聞きました。電話も切られます。

わたしのしたことは大切にしてくれていた親を裏切ることで、この苦しみは一生許さないという罰なんだと思います。ですが、無理とはわかっていてもやっぱり仲直りをしたいとも思うのです。

わたしはどうやって生きていけばいいのでしょう。親のことを考えるとつらくてたまりません。

長文失礼しました。ここまで読んでいただきありがとうございました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

しばらくほっておくことをお勧めします。

親子喧嘩の領域を超えている感じがしますね。ご主人が定職に就かず収入がなく暴力を振るうとか、結婚することが、誰から見ても明らかにあなたを不幸にする可能性が高い場合に、限られると思いますよ。大人になっていようがいまいが、子どもは子どもですからね、親は得てして干渉したがりますよ。しかし、死ね!とかは常識の範囲を超えているように思えますよ。
ご相談を読ませていただく限り、現在、親子3人でお幸せに生活している様子ですしね。失礼な言い方になるかもしれませんが、ご両親さまは個人的にゴタゴタや不満を解消するはけ口にしているように思えてなりません。
私も親ですが、多少我が子可愛さで、えこひいきな見方はすると思います。でもね、そこまでは絶対にいいませんよ。最後はこどものしたいようにさせてあげるのが、親心です。ハッキリ申し上げますが、酷すぎます。一線を超えた言動ですよ。
そうした感情も。何年も経てば落ち着くことでしょう。お互いのためは関わらないことです。
あなたは少しも自虐的になる必要ありません。堂々と生きてください。
ご家族のお幸せを祈っていますよ。
下重暁子さんの家族という病という本がございます。家族ならではの葛藤がつぶさに描かれていますよ。お読みになることをお勧めします。

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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
父が単身赴任で、母と二人の時間も長く、共依存なのだと思います。
だから、他人が見れば「なぜそんなことされてまで、母と仲直りしたいのか」と思われるような状況になっても、こうして頭を悩ませているのだと思います。
まと、一人っ子ということもあり、親の言う通りに生きてきたため、親の反対する道を生きて行く自信がないのです。いい年して、恥ずかしいことです。
しかしながら、わたしももう人の親です。
少し胸を張って歩いてみます。
ありがとうございました。

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