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死別を乗り越えられるのでしょうか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 11

主人が亡くなり毎日、寂しがりな私は寂しくて、心細くて、不安です。
主人の死を受け入れなければと思いながら過ごしています。
今まで主人を頼っていたし依存してたから自分に自信なく、仏壇のようなのを置き毎朝お参りしています。
今までしてきた葬儀、お寺は本家とは関係のない方にお願いしたり、私のしてきたことが良かったのかダメだったのか、そしてこの先のどうやって生きていったらよいのか導いて欲しいです。

2022年12月3日 9:12

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

はじめまして、なつこさん

北海道のはくりょうと申します。書き込み拝見いたしました。
今はまだまだ寂しくて、心細くて、不安ですよね。頼れるご主人に依存してきたと言うなつこさん。亡くなられた事を受け入れられないのも、無理もございません。

葬儀は本家と関係ないお寺でされたと。これは別に悪い事ではありません。仏縁ですから、なつこさんの納得のいく葬儀ができ安らかに送る事ができればそれで良いのです。

見送ったとたん葬儀が終わると今度は、寂しさや不安、後悔や悲しみがさらに大きくなっていくものです。でもそれで良いのです。
無理に忘れようとか紛らわそうとせず、今の寂しさ心細さ不安を十分に感じていてください。それらの感情はどうやったって無くす事はできません。
なつこさんが今感じておられるその、寂しさ心細さ不安。完全に消すことはできませんが、小さく浅く少なくすることはできます。どうすれば?

そうです。朝晩お仏壇で手を合わせているその時です。
亡きご主人の思い出、遺影で微笑むそのお姿。ふだんは負の感情に負けそうでも、手を合わせている間はご主人を感じておられる事でしょう。おロウソクの光も、何倍にも眩しい〝あかり〟となってなつこさんを包んでくれております。

なつこさんには息子さんがいてくれます。孤独ではないのです。
ご主人にまた逢えるその日まで、ご自身の健康と息子さんを大事にされていてください。

はくりょう拝

お返事ありがとうございます。
正式な方法や詳しい作法は、葬儀をやって頂けたお寺さんに聞くのが早いかと思います。

一番大事なのは、その手を合わせる気持ちです。
ごはんが炊けたら真っ先にお供えしてください。そのあとは、下して息子さんと一緒に頂いてください。

なつこさんと息子さんのご多幸をお祈りいたします。
はくりょう拝

2022年12月3日 19:12
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有り難し
おきもち

健康・元気・笑顔のスチャラカ坊主
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いまの継続

お仏壇参りをされていることは大事です。
悲しみはなかなか抜けないものです。
これまでのことを後悔するより、いま、お仏壇でお参りしていることを続けてくださることを願います。

あまりに辛いならオンライン等で話を伺うことも可能ですよ。

+++
お返事ありがとうございます。

教本の中に正信偈という偈文があると思うのですが、そこを見ていただき以下の動画を聞いてくださるとありがたいです。(以前、このハスノハで同じような質問をいただいたときに録ったものです)



(YouTubeで見るをクリックしてください)
毎日読んでいただいている。
聖人一流のごかんけのおもむきは、信心をもって本とせられ候。
という御文も大切なものです。
そのまま、読み続けてください。

ご主人さまが旅立った後も仏事を営んで念じてくださっていることはありがたいです。

菩提寺のことが気になるなら、49日過ぎ、または、100か日過ぎ、または一周忌または三回忌過ぎに分骨という形で納骨を相談する方法もありますよ。

また何か気になることがあれば仰ってくださいね。

2022年12月3日 11:10
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有り難し
おきもち

泰庵  一法
「変えるべきは自身ではなく歩む方向」「時間とお金の使い方」「向きが変われば...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
家に仏壇はなくて仏壇のように遺影と電気ろうそく、花、お供え物、浄土真宗(西)の御経本があるだけです。ご飯を炊いたときはご飯を供えてます。
朝は「しょうにんごかんげのおもむきは…」の部分を唱えてます。
これでもいいのでしょうか?
不安です。
お礼のつもりが質問になりすみません。

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