女性としてのキャリア
前までは、キャリアを積むには、結婚しない、子供生まないなど、我慢することが多く、私も頑張ってやってきました。
同等の能力もつき、ばりばり働こうと思っていました。しかし、いきなり政府が女性の活躍と言い出し、子供を持った女性がもてはやされるようになりました。
そして、私のキャリアを邪魔するかのように、女性が働きやすいように会社の制度を見直すことが、仕事になりました。
今までの私は、なんだろと、本当に人生を否定された気持ちになります。
どのような心もちで、仕事をすればいいのかわかりません。また、これは、仕事を辞めて別の世界へ行きなさいということなのかと悩んでおります。
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今後の職場環境を整備し、後輩たちに希望を与える仕事
男女雇用機会均等法が1999年に改正され、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇において、男女差をつけることが禁止されました。この改正により、役所も企業も採用や昇進について男女差別を撤廃しなければならなくなりました。
この制度改革に伴い、今までなら会社側が女性職員に「結婚したら、辞めて下さい。」「出産したら、辞めてください。」と事実上行って来た事が、法律違反となりました。それで、女性が結婚後も働くことも、出産後も働くことも可能になりました。
法制度の不備の為、女性職員は「キャリアを積むには、結婚しない、子供生まないなど、我慢することが多」かったと思います。そういう状況の中で、我慢しながら頑張ってキャリアを積んで来られたのだと思います。法制度の変更とそれに伴う人事制度の見直しがあり、「女性が働きやすいように会社の制度を見直すことが、仕事になりました。」ということですね。確かに、長年一生懸命にスキルを積みあげてきたし、取引先等との人脈も構築してきたと思います。それ故、今回の人事異動には不満を感じておられるのだと思います。
でも、あなたが今回就いた役職は、あなたが積んできたキャリアを否定する役職なのでしょうか?もし、明らかに降格だったり、閑職への横滑りなら怒って当然かもしれません。でも、私は違うんじゃないかと思います。
昨年、 女性管理職の割合に数値目標を義務づける「女性活躍推進法」が国会で成立しましたね。行政や大企業は目標達成のための行動計画を策定しなければならない。私から見れば、これから雇用官関係をつくる重要な役職への抜擢だと思います。あなたのキャリアと能力を評価した上での登用なんじゃないですか?あなたの力で、これからの女性職員の就労雇用環境は更に改善されていくと思います。あなたが会社の中で女性の雇用労務人事制度の未来を創るんです。そのことに誇りを持って、頑張って下さい。
質問者からのお礼
ありがとうございました。一か月働いてみて、自分の視野と仕事の幅が広がることが分かり、自分の今までの分野では会えなかったた人に会えました。いつかまた元の分野で活躍できることを目標に頑張ります。