父を殺してしまったかもしれません(再)
先日も「父を殺したかもしれない」と相談をさせていただいたのですが、それについて再度思うことがあり、また質問させていただきます。
なのでこの質問の一つ前の質問を見てからお答えいただけると幸いです。
さて、私が父を押し倒した際、心の中で「頭を打って死んでしまってもいいや」「むしろ死んでしまえ」と考えていたとしたら、それこそ殺人を私は犯してしまったのではないでしょうか?
ただ心の中でそう考える前に「頭を打ったら死んでしまう。危ない」と考え、押し倒すのを止めるはずであり、実際に押し倒してしまったということは、単純に腹が立って押し倒してしまっただけで、それによって「父が死ぬ」とは考えていなかったとも考えました。
しかし今度は「危ない」と考えた上で、その後に「父が頭を打って死んでもいいか」「死んでしまえ」と考えたのではないかとも考えてしまいました。
私はこれといった宗教に入っているわけではないのですが、「悪いことをしたら地獄に落ちる」と考えることが多く、キリスト教やイスラム教、仏教などでの地獄を想像して、自分が父を殺した人殺しとしてその地獄に行くのではないかと毎日不安に怯えています。
ならばどこかの宗教に入ればいいとも考えたのですが、一つの宗教に入ってそれが間違いで、別の宗教が正しかった場合、やはり自分は地獄に落ちるのだと思い一つの宗教を選べません。
私は強迫性障害という障害を患っており、人に対して過剰に加害妄想をすることがあります。
今回のこともわたしの妄想なのでしょうか?
また宗教はどのように選べばいいのでしょうか?仏教とキリスト教を同時に信じるようなこともしていいのでしょうか?
考えが足らないところ。 そのせいで何か失敗をしでかした後から心配したり後悔したりすることが多々あります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それでもあなたを見捨てない、あなたを離しはしない、仏様の救い
今までの質問も読ませてもらいました。
いろんな思いが、グルグルしますね。そして、自分がした行為が原因だと考えてしまうのですね。
事実がどうだったのかは、誰にもわからないことで、確かめようがありませんよね。だから、あなた自身も不安だし怖いのですよね。
私たちにも、事実はわかりませんが、あなたの話を聞いていくことは大切にしたいです。
話して(打ち明けて)、ちゃんと聞いてもらって、それでも あなたを疑ったり責めたりはしない。そんな相手を作ることが、あなたの気持ちを和らげることになると思うのですよ。
あなたが通われている治療という医療アプローチとともに、こうして それでもあなたを見捨てない、あなたを離しはしないという慈悲と救済のはたらきが仏様の力です。ですから、私もどんなことがあっても、あなたの話に耳を傾けていきたいと思っていますよ。
文字では、届けにくい部分もありますが、オンライン個別相談なら、仏法の話もより深くお伝えすることができます。
これからも、ここでお話しをされたり、時にはオンラインで仏様のお心に触れていきながら、仏法が一つの支えになってくださればなと思います。
本当なら、あなたのお住まいの近くに通えるお寺があればいいのですけれどね。
心から告白なさり懺悔なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたがおっしゃる様な思いは私達の心の中にひそんでいるものです。私達は普段は何気ないそぶりで悪いことなど考えていない様に生きてはいるのですが、やはり自分勝手なその様な悪意やおそろしいことがアタマの中をよぎったり心の中にあふれてきたりすることはあるのです。
ですから誰の心の中にもその様な悪意や怒りや憎しみやうらみやのろいや殺意がおこることはあるのです。
計画的に殺人を犯すことはあるでしょうけれども、その様な恐ろしい考えにふとした瞬間からとらわれてしまうからなのです。
ですから私はその様な恐ろしい愚かな悪意を持ってしまう自分を毎朝•毎日心から神仏やご先祖様にありのまま告白させて頂き、心から反省し、誠心誠意懺悔させて頂き、その様な恐ろしい愚かな悪意を持たない様にと神仏やご先祖様にお誓いさせて頂きます。そしてもしも他者に悪意を持ったり傷つけてしまったならば心の中で誠実に謝ります。
あなたがどの様な信仰を持たれるかはわからないですけれども、あなたが思ってしまった恐ろしい愚かな悪意を心から神仏やご先祖様にありのまま告白なさり反省なさり懺悔なさって下さり、誠心誠意謝りましょう、そしてその様な恐ろしい愚かな悪意を手放していく様に善き考えや言葉や行いをなさる様にと神仏やご先祖様にお誓いなさって下さいね。
私達は誰しもがその様な恐ろしい愚かな悪意を持つものです。そんな私であることをしっかりと認めてこれから生きていきましょう。
あなたがこれからもその様な恐ろしい愚かな悪意を心から神仏やご先祖様やお父様に懺悔なさり誠意を持って謝り、その様な恐ろしい愚かな悪意や悪言や悪行をなさらずに善き考えや善き言葉や善き行いを日々心がけながら大切な方々と一緒に心から健やかに幸せに生き抜いていかれます様にと切にお父様や神仏やご先祖様にお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
亡くなった祖父や父に謝るようにしたいと思います。また、自分の生活圏内でお話しのできるお坊さんなども探させていただきます。