何もできない自分を認めたいです
結婚したい、幸せになっていたい、と想像していた30歳を目前にしんどいことが重なり苦しいです。
また、その全ては自分が引き起こした結果だと考えると、尚更苦しくなります。
父を憎み、今度母に手を上げたら警察に通報し両親を引き離そうと考え日々を過ごしていたところ、ついにその時がきました。
そうすれば楽になる、と思っていたのに実際はより一層苦しい事態となっています。
母は「家族みんなが父の事を考えずに済むから良い」と言いますが、家計のために毎日あくせく働き、家は散らかり放題の様子を見ると、切なく苦しくなります。
後から考えれば、より良い解決策があったのではないかと後悔してしまいます。
この両親の件に介入したこともそうですが、仕事やプライベートの人間関係でも、弱い立場の人や悩んでいる人を放っておけず、いつの間にか自分が苦しい状況に陥ってしまいます。
学習能力がない自分に呆れつつも、見捨てる方が苦しいから仕方ないと諦めています。
情けは人の為ならずという言葉がありますが、何も返ってきていないどころか、自分にも相手にとっても問題を増やすばかりだなと感じます。
私の行いは情けじゃなく自分のエゴだったのかと自己嫌悪します。
(その言葉をモットーに行動しているわけではなく、振り返ったときにこの言葉を思い出します。)
これまでは自分が周りの人の相談を聞くことが多かったのに、今では常に周りを心配させて、心配してくれる人を気遣う余裕がなくなってしまいました。
人の為に何もできない自分に価値がないと思いますが、今は頑張る力も湧きません。
自分を大切にして、と言われますが、自分を大切にするということがわかりません。自分を大切にした結果が今だと思うのですが、望んだ結果は得られません。
自分のことばかり考えている自分を変えたいですが、人の為になることがどういうことなのかもわかりません。
それでも誰かの為に生きたいと思ってしまいます。
仕事も退職させられてしまい、何をどうすればいいかわからず、全てを放棄したいです。
でも、本当は全部仕方ないことだよ、と自分を認めたいです。
3姉妹の長女です。 幼少期から両親の喧嘩がたえず、大人になるにつれ父親がアルコール依存症、DVなのではないかと疑うようになりました。 21年秋に父から母へ暴力を振るう大きな夫婦喧嘩があり、それをきっかけに両親は現在離婚調停中。 当の私は数年前から自分の人生を歩みたいと考えており、この喧嘩の件からやっと父の不機嫌や暴力を心配しなくて済むと思い、しばらくして一人暮らしを始めました。 安心できる家庭を作りたいと思い恋人を作るなどしましたが、相手と上手くいかず、あまりに苦しい状態のため心療内科を受診することを決意しました。 適応障害との診断を受けたその矢先、先日会社からは退職の命令を受けました。
自分のことばかり考えてしまう
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癒しが必要です
sm 様 相談ありがとうございます。
あなたがされてきたことは間違えていないと私は思います。
両親の喧嘩や父親からのDVのような体験は、対人関係を難しくします。
それは、愛情を得られるはずの家庭が恐怖や緊張の場となり、親の顔色を窺うようになり警戒心や恐怖心を持つようになります。やがて他人に対しても、自分で意識をしていなくても警戒心をもつようになり、優しさとか愛情の受け取り方がわからなくなります。
あなたは弱い方の立場に立てるのですが、強い方との距離感が上手くできないのでしょう。周りを気遣っても、気遣われることが苦手になっているのも、家庭での緊張や恐怖からくるもです。
つまりこの今のあなたの悩み苦しみは、あなたのせいではないということです。
あなたに責任はありません。あなたがそんな環境を選んだのではないのですから。
あなたの家庭環境に脳が自然と脅威信号をだして、対人関係を難しくし、自己嫌悪になるように働いているのです。ですので、まずは自分の責任ではない、自分のせいではないと思い理解することです。
さらには、癒しが必要です。どんなことで癒されるのか、心が安らぐのかを試してみましょう。心に癒しと安心・安全感を得ることが大切です。落ち着く場所はありますか?安心を感じる人はいますか?自分の居場所はありますか?心にエネルギーを溜めないと、他人に貢献したくてもすぐ疲れてしまいます。
仕事が無くて不安で大変かもしれませんが、これからが本当に自分を大切にするチャンスです。癒しと安心安全感、居場所。そしてさらに。自分に思いやり、優しさ、愛情を向けることです。自分らしさを取り戻すために、自分に思いやりや優しさを向けて、自分を寛容に扱い、そこから意志をしっかり持って生きるようにしていきましょう。あなたが大親友や恩師等に優しさや思いやりを向けられたことを思い出しましょう。その時の感動や温かい心を自分に向けてどんな気持ちがするか感じてみましょう。この感覚が自分を認めることに繋がっていくでしょう。
参考にしてください。思いやりの向け方など難しいことはどうぞ遠慮せずご相談ください。あなたも幸せになれるときが来ます。
追伸:返信ありがとうございました。この欄は字数制限で以上なので、honsyoji.sk@ddknet.ne.jpにメールいただければ、思いやりのことお話しさせていただきます。再礼
質問者からのお礼
釋 孝修様
回答いただきありがとうございました。
優しいお言葉を掛けていただけたことで、少しホッとしました。
ただ、やはりそのホッとする気持ちが、自分の中に溜まっていかない(積み上がっていかない?)のです。
何をしていても、今は特に喜びを感じません。
自分への思いやりとは一体なんなのか、やはりわかりません。