マウントする人に対して
一年程前に現在働いてる職場に、同期が違う部署から配属されました。その同期はプライドが高く勝ち気な性格で、ことあるごとにマウントされ、気持ちが落ち込んでしまいます。
その同期は私だけではなく、他の同僚に対しても自分の持っている資格やプライベートのことについても自慢しています。自分のことを自慢している分には良いのですが、私に対して、見下した発言や人前で私を下げてみんなの笑いをとろうとしたりします。
例えば、仕事が始まる直前の朝礼の前に、上司や後輩などみんながいる前で「仕事はちゃんとやってるようにみえるけど、昔から、かなり天然でみんなに全部教えてあげたいんだよね〜」など。
その同期からしたら、悪気はないのかもしれませんが、そのような発言をされるたびに恥ずかしく悲しい気持ちになります。同期なのだから、お互い助けあって行けたらと思っていたのですが、最近は距離を置くようにしています。
それでも、一緒の職場で働いている以上、同じようなことが、今後もあると思います。そのようなとき、どのような対応や心構えでいたら良いのか教えて頂けたらと思います。よろしくお願いします
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マウント癖。お気の毒な人。
因果応報。自業自得。
身体・言葉・意識で行ったこと(業)は、自分の心に癖をつけます。
良いことをすれば良い癖、悪いことをすれば悪い癖がつく。
怒れば怒るほど怒り癖がつく。
マウントすればするほどマウント癖がつく。
その同期の人は、過去の業の蓄積によって、そのような悪い癖がついているだけです。
あなたは、そのような他人に影響されて、自分自身に悪い癖をつけないようにしましょう。
悪い癖がつくと、結局は、悩み苦しみやすい性格、ストレスを感じやい性格になります。
同期の人は、人一倍プライドが高いとしたら、プライドの煩悩に起因する悩み苦しみやストレスも人一倍多く、その人の心は決して平安ではないのです。
欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は悩み苦しみストレスの原因になります。
あなたは、他人の煩悩に影響されてご自身の煩悩(ストレス)を増やさないように、冷静な視点で「あらあら、この人は煩悩まみれでお気の毒に」と相手を見るようにしましょう。
「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因」と念じるようにしましょう。
冷静に自分と他人の煩悩に気づく修行。
この修行は、悩み苦しみを減らす良い癖につながります。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。お坊さまのお言葉を忘れずに、冷静な気持ちで日々過ごしていけるよう努力していきたいと思います。ありがとうございました。