hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

仕事をしたくない

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

地方の新卒一年目のものですが、第一志望に内定をもらいましたが、仕事内容が多く上司とも折り合いがつかずやめたいと思うようになりました。
私は同期2人と共にそれぞれ別の部署に所属していました。最初の部署は先輩も優しく、とても仕事がしやすかったです。
ところが10月末に同期が退職したことで状況が一変しました。なんとその同期の仕事を残った新卒組2人で回さないといけなくなりました。(このことを伝えられたのは同期が辞める1週間前でした。)その部署は先輩もすでに退職しており部長は東京にいるため月一でしか顔を合わせない。なのでマニュアル片手に仕事をしていますがわからないことも多く、部長と話をしようにもうまく噛み合わず、終いには私たちが理解できないのがおかしいと怒られることも多くなりました。
また、もともといた部署の方でも中途で入った方の指導もしないといけなくなり昨年の11月から朝から後輩の指導、本来の部署の仕事、元同期の仕事を回さないといけなくなりました。
昨年末まではそれほど元同期の仕事の頻度はなく中途の方の指導に専念できたのですが、年明け以降、元同期のミスが発覚し、それで部署が混乱しています。また本来の部署は土日出勤が入っており、土日出勤の代わりに振替休日をいただけるのですが、東京にいる部長にうまく日程共有もできてない状態です。(現状土日出勤があることは部長に伝えています。ただ当日に休むことを伝えてしまっているので改善が必要だと感じてます)
もともと責任感の強い私はすでにこういった状況に耐えられないです。元同期には正直恨みも感じています。恨んだところで何もいいことはないのに。転職も考えていますが、次にやりたい仕事も特になく残される同期や後輩のことを考えるとやめられない状態です。
今後仕事に対してどういった考えで働いていけばいいのでしょうか?よろしくお願いします

2023年1月13日 8:13

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本当に肉体は限界なのか

たとえば学生時代、夕方までみっちり授業を受け、部活のあと帰宅後に宿題や試験勉強をしていたかもしれません。
そのときと比べてどうでしょうか?
肉体的に、本当に限界でしょうか?
よく考えたら肉体的な苦痛はたいしたことないという場合は、あなたの悩み苦しみストレスの原因は精神的なものだということになります。
つまり、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩、煩悩に伴う妄想雑念(今考えなくても良いことを考えて時間を無駄遣い)が、ストレスの原因になります。
もちろん、心と肉体は一体であり、精神的な悩みで脳・神経・内臓まで病む人は多いですよね。
だからこそ、精神的なストレスを減らす工夫が大事ですよね。
他人を憎んだり、他人と自分を比較したり、過去の仕事と今の仕事を比較したりすると、煩悩が刺激されて妄想雑念によるストレスが増えます。
「今・ここ」の1分間の仕事を見てみると、マラソン選手やボクサーのような激しい苦痛は無いし、兵士のような命の危機も無い。
だったら、今できることをできる範囲でやればOK、合格人生だ。100点満点にこだわらなくて良い、適当にやって、クビになるまで給料もらっやるぜ!くらいで調度良いのです。
一見無責任に見えますが、それくらい気持ちに余裕がある方が、仕事に集中できて平気で働ける可能性があります。
ただし、仕事のために健康を犠牲にする必要は無いので、本当に体調不良になってきたら人事や医療機関等に相談し、退職も検討しましょう。
いつ辞めても良いからこそ、働きたいところまで働ける自由が生まれます。

2023年1月13日 12:27
{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがたいお言葉ありがとうございます。
責任感が強い性格から、自分のことを精神的に追い詰めてる部分もあるのかもしれません…。まずは今できることを精一杯やってみます。
それでも健康に出てきたのであれば、退職・転職を検討いたします。
ありがとうございました

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ