親が亡くなり10年経って 3
長くなり、申し訳ありません、続きです。
くもの巣だらけでねずみのふんも落ちていて、住職は目が見えず、檀家も
歳とともに離れていき、管理がおろそかであることが解りました。そして
事情を話して、更に驚いたのが母が健在でいた時から、母が妹に預けて
いたお寺の維持費を全く払って居なかったのです。そればかりか、私達が
新築した時、姪から預かった新築祝いも使い込み、私の手には渡らず
母が「私が立て替えるから」と、言っていましたが、出来るはずもない
妹に援助しつづけていたのですから。そして母が亡くなり十年、
姪は一昨年おまいりに来たものの、お金の事は知らん顔して
帰って行ったというのです。
でも、私も冷静になり、よく考えたら息子二人を育てる為に、母の
協力があってこそでしたし、養女であっても母は長女でしたし、維持費も
収めていないのに、たとえねずみのふんだらけでも、くもの巣が張っていても
十年も置いてくれたお寺に、何もせずお骨を引き取るなんて失礼だと
思い、滞納維持費を納めて引き取って来ました。ねずみの匂いがするのか、
猫が気にするのでお位牌も全て新しくし、お墓には母方のご先祖の墓誌も
もう出来上がります。不思議と、長男の一周忌には全て片付きました。
それでも、母からの虐待、長男の自殺、その理由は元夫にある事を
考えると、私の気持ちは何一つ整理されていません。
ちなみに、母の妹の息子は、大学出てるのに最近までフリーターで
娘は専門学校を卒業しているのに田舎のホステスです。私の母は
フリーターとホステスにする為に援助していたのかと思うと、本当に
悲しいです。母が亡くなっても、その辛かった事を思わない日がありません。
母の妹の子供達は、自分達の直系の先祖であるのに何もせず、
汚い仕事と、お金の事、厄介な事は全部私に押し付けて、母もその妹も
さっさと死んで、何で私ばっかり。。。って、思っています。
私は、息子が亡くなっても、まだ泣いていません。そして私は
悲しくて泣いた事が一度もありません。
母が生きてる時、憤りで「私なんか産まなきゃよかったじゃない!」
って、どれだけ口論したかわかりません。
私はいつも悔し泣きしかしていません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたに心の安寧が訪れますように
本当に大変な人生を歩んでいらっしゃたことを読みながらも思わせて頂きました。何よりお亡くなりになられた息子さんのことを読ませて頂きますと胸がつまり今までのあなたの人生がいかにつらい思いをなさって生きてこられたかと本当に大変なおもいをなさったんですね。先ずは息子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。生きていく中で大変つらい思いをなさっておられたのでしょうか。今は息子さんが仏様のお導きを受け仏様のもとにて安らかにご成仏頂き、真の安心を得てあなたをお見守り頂くようにと切に願います。そしてお母様と妹さんたちのご関係についてはご生前中何故それほど妹さん達を支えなければならなかったのかはわかりませんが、自分の子達を差し置いてやらなけらば気が済まない程のことがあったのでしょうか。第三者的に考えても非常に不自然な関係であったのかと感じます。ご先祖様のお骨お寺への支払いも放置したとなると我田引水も甚だしいと思います。我欲に生きる者はその我欲によって自らが落ち、我欲が身を滅ぼしていくと感じました。生まれた時からその方々は自分のことだけしか考えられない、人のことはどうでもいいとお考えになっておられるのであればその報いが訪れます。今はその報いの状況にあるのかもしれません。わが身の罪を認めて行いを仏様に心より懺悔なさり我欲を断ち切らなければ心の魂の安寧は訪れません。お母様や妹様にも私からは自らの行いや罪を心から反省し、仏様に懺悔なさって頂きそして正しい心を持って仏様にお導き頂きたいと切に願います。そして清い心魂となってご成仏なさり、あなたをしっかりとお見守り頂きたいと願います。あなたにどうか今までのご苦労をしばし降ろして、先ずはしっかりと心を体を休めて頂きたいと思います。あなたの今まで行っていらしたことを仏様はみておられます。目には見えなくても行いにはその功徳が備わって参ります。心と体を平静になさって頂いて今までのことをゆっくりと振り返り、これからの人生について見定めて頂きたいと思います。今まで見えなかったつながりや出来事が改めて見直して頂き、これからを生きる目的を生涯かけて見つけて頂きたいと切に願います。そして息子さんやご先祖様を心よりご供養なさって頂きたいと思います。いつの日はあなたのこころが晴れ澄み渡り心に安寧がもたらされて生きた行かれるようにと切に願っております。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
実は、母が亡くなる直前まで親しくしていたお友達の方が、葬儀の後に「妹だ姪だ、ってウチに来ても
言っていたけど、私はやっぱり自分の子供が大事だけどねー」って言っていました。お坊様のご回答と
どこか合致していたのを思い出しました。このお坊様の回答を亡き母に読ませたいと思う位です。
と、いうのは時々夢で母が妹と話しているのを見るんです。死んでもまだやってんのかよ!って
思っています。そして不思議な事に、このお礼も一度書いたのに何故か消えてしまい、何かが
邪魔していると感じました。自分達の不徳を公にされるのが嫌なんでしょうか。
でも、母方の仏様達を預かって、位牌をひとつひとつ見たら、小さい子供達が沢山いたので
新しい服を買ってあげるつもりで位牌を新調し、お墓も間借りでなく、自宅と思って安らかに
なっていただきたいと思い墓誌も作りました。仏様達の本当のご供養はこれからなのではないかと
思っています。買い物に出かけたら、和菓子がいいかとか、果物がいいかとか、そんな事も思って
それなりに張り合いがあります。私でよければ、成仏のお手伝いをしていきたいと思っています。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。辛くなったら、お坊様のこの回答を開いて
読み返したいと思います。