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有り難し 10こんにちは。私は今年大学生になるものです。どうしても自分と友達を比べてしまい、悩む癖があります。
私は友達が多い方ではありませんが、その数人を本当に良い友達だと思っています。一緒に過ごすのが楽しく、皆優しくて面白くて大好きです。
そのうち特に仲がいい友達をAとします。2人でよく遊ぶ友達はAだけなのですが、Aには他に何人も友達がいます。遠出したり、泊まりがけで遊びに行ったりを何人もの友達としています。
Aと遊ぶのはとても楽しいです。しかし、そんなAを見ていると、悲しいような、複雑な気持ちになります。「Aにはたくさん友達がいるのに、こんなに私なんかと遊んで貰って申し訳ない…」とさえ思います。
難しく考えすぎだと自分でも思います。
「Aと友達でいれるだけでいいじゃないか」と何度も割り切ろうとしました。しかし、どうしても悩んでしまいます。
挙げ句の果てには、AのSNSの投稿を見て「この友達の方が可愛くてスタイルも良くて私なんかと比べものにならない…」とまで考える始末です。自分が何に悩んでいるのかよく分かりません。本当に面倒な性格だと感じます。
また、私は自分の容姿にも自信がなく友達を含め、他の人と比べて劣等感を感じることがあります。容姿を磨くため努力はしていますが、それでも比べてしまうのです。
ネガティブな思考を少しずつ変えようと心がけているのですが、たまに悩んでしまいます。自分は自分で十分幸せなのに、それを忘れてしまいます。他の人と比べないためにはどうすれば良いでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの前回の質問も読ませていただきました。今回はお友達のことですけれども、どうもあなたはご自分の中でルールを決めてそれに従わなければ行けないと決めつけてしまうような傾向があるようにお見受けします。
お友達のAさんとは良い関係であるならばAさんの別のお友達と比較するようなルールは無いのではありませんか？
あなたがご自分の中でそう言うルールを無意識に作って自分で縛っているように思います。
お釈迦さまは、私たち人間は皆個性を持っていて、その個性ある命は全て尊いとおっしゃっています。つまりあなたはあなたで尊い、AさんはAさんで尊い、Aさんの友達も全て尊いのです。
金子みすゞさんと言う詩人も作品の中で「みんな違って、みんないい」と述べています。
また相田みつをさんは「そのままでいい」と言っています。
あなたはたなたの尊い個性であなたの人生を生きてください。大学生活、楽しみですね。応援します。合掌
お礼のコメントが大変遅れてしまい、申し訳ございませんでした。当時、温かい言葉にとても救われました。今でも色々な面で自分を他人と比べてしまうことはありますが、友達との関係はずっと良好で、友人関係に関してあまり悩まなくなりました。今では、ただ友達と過ごす時間が大切で、楽しいからそれで良いと考えています。自分は自分のままでいいという言葉を心に生きていけたらと思います。
