嫌な気分をすぐに切り替えるには
30代女性です。
結婚していて、妊娠中です。
夫とは普段とても仲が良いのですが、たまに些細なことで喧嘩をします。
内容については話し合ってお互い謝って喧嘩自体は収束するのですが、その後にお互い気分を切り替えられず、楽しい気持ちになれない日が続きます。
特に私は、夫に対してイライラして不機嫌になるというよりも、喧嘩は解決したのにイライラを抑えられない自分と、せっかくの2人の休日が台無しになったこと、その後数日楽しくない日が続くことに対してイライラ状態が続いてしまい、結果として一週間くらい楽しくない日が続きます。
喧嘩をしても、すぐに気持ちを切り替えて楽しく過ごせる人が羨ましいです。
どうしたらそのようになれますか?
最近些細な喧嘩の後一週間かけて元どおり仲良くなったところで、また同じことが起こる。。というのが続いていて、疲れています。
妊娠中で、夫婦で出産までにやらなければならないことも多いし、夫婦2人の時間も少ないので1日も無駄にしたくないのに、このようなことで一週間嫌な感じになるのが悔しくて涙が止まりません。
自分がどうしたら良いのかもわからないし、夫も「どうしたいの?何をしたらいい?」と聞いてくれるのですが、夫に何かして欲しいわけではなく、私の気持ちの問題なのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
気持ちがすぐ切り替わる人は、ちゃんと整理と納得が出来ている。
妊娠中というのもあるかもしれないね。イライラしがちになるからね。
夫さんには、言いたいことを言えていますか?(わかってよ、なんでわかってくれないの)という気持ちは、言葉にしなければ伝わりません。ただ、伝え方に気をつけないと、夫さんも傷ついてしまい喧嘩になってしまうので。「私はこう思うのだけれど、あなたはどうかな?」と自分の気持ちも伝えつつ、相手の考えも確認していけたらいいわね。出来るだけ、喧嘩になることを防ぎましょう。
また、イライラを引きずってしまうのも、自分に対しての気持ちもあるのではないかな。休日が台無しになるのも、自分のせいでもあるわけで、そんな自分を情けないなと思ったりね。
気持ちがすぐに切り替わる人は、ちゃんと納得が出来ているのです。良くも悪くも、そんな自分だと自覚しながら、次は気をつけようと学び、そして終わる。気持ちの整理と納得をしているので、その先は悩んでも仕方がない、もう終わったのだからと気持ちを収めています。
あなたの場合はどうですか。納得がいかなかったり、自分に対してもモヤモヤが残るのかな。
あなたの気持ちの問題は、あなたが納得するまで抱えたらいいと思いますが。夫さんが居心地悪く感じてしまうだろうね。
ちょっと意識しながら、気持ちの整理をしてみませんか。(性格もあるから、それもあなたの良さなんだろうけれどね)
お互い様の南無阿弥陀仏
欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は誰にでもあります。
それらの煩悩は悩み苦しみストレスの原因、自分と他人の失敗の原因になりますから、煩悩には気をつけた方が良いのですが、実際には悟らないかぎり(成仏しないかぎり)煩悩があります。
だから、相手(夫)の煩悩に対しては「私にも夫にも欲・怒り・怠け・プライドはある。だからお互い様」と、自分と夫の煩悩をいったん受け入れてあげましょう。
あとは、南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を称(とな)えて、こんな煩悩まみれの悪人でも仏様は極楽浄土に迎えてくださる。だから人生のハッピーエンドは確定している、と念じましょう。
念仏は、極楽浄土に向かう白い道にたとえられます。
念仏の左右には、欲望の水の河、怒りの炎の河の激流があり、私達の心は油断するとすぐに欲・怒りの波にザブンと飲まれます。
しかし大丈夫。
「なむあみだぶつ」と念仏するたびに、私達の心は激流から上がって、白い道の上に瞬間移動(リセット)できる。
煩悩にのまれても南無阿弥陀仏でリセット、また煩悩、また念仏。
そのように、念仏の白い道につかまり続けるなら、私達は煩悩の波にのまれても溺れることはないのです。
「欲・怒り・怠け・プライド
気をつけて
おたがい様の
南無阿弥陀仏」
追記
念仏が宗教臭くて苦手な場合は、好きな歌を口ずさんで白道にしましょう。特に、家事をするときは鼻歌混じりに。
質問者からのお礼
心が軽くなりました…ありがとうございます。