生まれてきたことについて
私が生まれる前の宇宙や地球で、命が成立するすべての条件が揃い、満を持して私がこの時代の日本で両親から生まれてきたことが、不思議でなりません。
最近では、試練と思えることでさえ私にとって都合のよい出来事のように感じてきました。あらゆることが私にとって都合が良すぎませんか。
この世界は何なのでしょう。例えば、さっき食べたナッツは、遠い外国の土地で太陽と地球が作った作物が、農家やバイヤーや運送の方々の協力を得て、結果的に私の身体の一部となりました。
また、それを購入したお金というシステムも、私の手元に来るまでのその背景(お金の成り立ちという歴史も含め)に見えない無数のご縁があるように感じます。
なぜ、この宇宙は、こんなにも私の生にとって都合のよい世界を提供するのか、どう解釈すればよいのか、何かヒントとなるお話などがあるなら教えていただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ただ、あるがまま
結論から申し上げれば題名通りになります
さて、都合の良い世界に何故生まれたのかという問いになりますが、都合が良いと感じているのは貴方の主観でしかありません
我々人類は引き継ぎ機能も任意のコンティニュー機能も無いので何故自分がこの時代に生まれたのか?というならばそれは『奇跡』という以外ないでしょう
そして都合が良いと感じるならば、それは我々よりも先に生まれた人々が、それぞれの国と時代で積み上げてきた結果なのでしょう
人間は継承という概念を手にしたことで他の生物にはない『先人の遺産を引き継いで自由に出来る』という特権を手に入れることが出来ました
引き継いだものをより良いものにするか、無価値とするかは今を生きる我々の責務ではないでしょうか
質問者からのお礼
ご回答いただき、誠に有り難うございました。