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表の自分と裏の自分。

回答数回答 1
有り難し有り難し 24

私は人前では明るくフレンドリーなキャラでいます。人と話しているときは、楽しいと感じ、話をしたり、相手によってはいじられキャラとなり、人を笑わせることもあります。
その反面でとてもネガティヴな感情に陥ることがあります。
実は人見知りで、できれば他人と話したくないと思う自分がいるのです。
私は学生時代は一匹狼で、所謂、「仲良しグループ」に入ることもなく、またそれを苦だとも思わずに過ごしてきました。
現在は、1人の大人として、コミュニケーションや業務を円滑にするために、あえて明るく過ごしているのですが、それは結局のところ、ピエロで、無理をしているのではないかと感じるのです。
明るく振舞ったあと、フレンドリーに話をしたことで誰かを傷つけてしまったのではないかと1人で落ち込んだり後悔することもあります。
このままこの明るくフレンドリーなピエロを貫くべきなのか、そうではない自分でいる方が楽なのか、わからなくなってしまいました。
社会人としては明るく振る舞うことが正解だけれど、無理して演じることもないように思います。
何も話さなければ誰も傷つかないとも思います。
しかし、いきなり態度を変えるのも抵抗があります。

まとまっていなくて申し訳ないのですが、
どのようにすれば、自然に表向き自分と裏の自分、2つのバランスをとることができるのか、またそれ以外のアドバイスがありましたら、どうかお導きをお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どれもあなたです

「これが自分!」というキャラをみんな置いてますが、実際はそんなことないんですよ。

仏教に「一念三千」て言葉があります。
(少し使い方は違うのですが)自分の中に三千ものキャラクターがいるんです。

中には明るいキャラもいれば、暗いキャラもいます。
その登場の度合いはそれぞれです。
よく登場する者もいれば、たまーにしか出てこない者もいます。
そして、人生経験をますほどに色々なキャラクターの出し入れがうまくなるんです(^_^)

「こんにちは」って言えますよね?
元気よくも、根暗そうにも、怒っているようにも、悲しそうにも言えませんか?
それくらいパッと使い分けできるんですよ。

だから悩む必要はありません!
むしろ、さらにうまく使い分けれるようになりましょう(^o^)

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有り難し
おきもち

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれることができればと思います。 そしてこの縁によって仏教の良さを知って頂けるととても嬉しいです。

質問者からのお礼

日顕様
三千ものキャラクターを人生経験によってコントロールができるというお話誠にありがとうございます。
自分のキャラクターを1つに決めるなんてもったいない、その時々、相手によって使いこなせる人になれるよう、精進して参ります。
本当にありがとうございました。

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