夫が亡くなり生きるのが辛いです
以前、こちらでご相談させていただきました。癌を患う義母と、子ども二人、そして夫の5人で暮らしていましたが、2週間前に夫が脳出血のため自宅で倒れ、10日間意識不明が続き、火曜日にこの世を去りました。
お通夜や葬儀が終わり、妻として喪主をつとめ、手続きなども始まっているのですが…
突然のことで現実を受け止めることができません。
息を引き取るまでの10日間、奇跡を信じて子どもたちと懸命に声をかけていましたが、沢山の器具をつけられキツかったのでしょう。外れた最期は穏やかな顔で息を引き取りました。
長男はこの春一年生。ある程度理解し、時折涙を流します。次男はまだ4歳になったばかりで状況をわかっていません。
周りが泣いているのを不思議に思って、気持ちを整理できないのか走り回ったり手を出したり、落ち着きのなさが目立ちます。
癌を患い、息子にも義父にも先立たれ
一番辛いのは義母さん。いまは悲しみを共有して、一緒に泣いたり笑ったり過ごしています。ですが、今回のことで義母さんも相当ショックをうけ、自分の死に目には孫や私を悲しませたくないから引っ越す、とまでつぶやいています。
夫が倒れたとき、私は疲れて横になっていました。義母や子どもたちに起こされて慌てて救急車を呼びました。
救急車を呼ぶのがもう少し早ければ…
私が昼寝をしていなければ…
前兆があれば助かったかもしれない…
たられば、の後悔しかありません。亡くなった夫に会いたい気持ちでいっぱいです。子どもたちを育て上げるのが使命だとわかっているのですが、後追いしたい気持ちも湧いてきます。
夫が私と結婚しなかったら、ストレスもなく穏やかに長生きできたんじゃないかとまで思います。
後悔や自責の念で気がおかしくなりそうです。
人の顔色を気にしすぎてしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心からお祈りさせて頂きます
拝読させて頂きました。
大切な旦那様が突然の病でお亡くなりになりあなたもご家族の皆様も本当にショックを受けておられるでしょう、そしてこれからのことも考えることできずにどうしたらいいかと思い悩まれておられることでしょう、深い悲しみや後悔の念にさいなまれておられることでしょう。あなたや皆様のお気持ち全てはわからないですけれど、その悲しみやさみしさや後悔のお気持ちを心よりお察しします。
お亡くなりになられた旦那様が心から安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
旦那様は必ずや仏様や神様や皆様のご先祖様があたたかくお迎え下さりお導きなさって下さいます、先に往かれた親しい方々やご先祖様が旦那様を優しくお迎えなさって下さいます。旦那様は仏様や神様のもとにて一切の迷いや苦しみや痛みからも救われて心から安心なさいます、ご先祖様と一緒に何の憂いも無くなり穏やかに清らかにご成仏なさっていかれます。そしてこれからもあなたや皆様をあたたくお見守りなさっていて下さいます。
あなたや皆様の悲しみやさみしさや後悔の思いは消えないでしょう。どうか旦那様に心から手を合わせて安らかになります様にとお祈りなさって下さい。そしてあなたの思いや皆様それぞれの思いを素直に旦那様や仏様や神様やご先祖様にお伝えなさって下さい。旦那様も仏様も神様もご先祖様もあなたや皆様の思いを全てあたたく受けとめて下さり、優しく寄り添ってなぐさめて下さいます。
旦那様はあなたや皆様と一緒にその与えられた人生を一生懸命に生きたのです、あなたや皆様と一緒に心から仲良く幸せに生き抜いていかれたのです。そして様々な巡り合わせの中でその天寿を全うなさって往かれたのです。旦那様はあなたや皆様と出会い共に人生を生きたことを心から喜んでおられるでしょうし、心から感謝なさっているでしょう。そして旦那様と皆様とのご縁はこれからも永遠に続いていくのです。
いつの日か皆様それぞれの天寿を全うなさる時必ず仏様や神様がお導きなさって下さり、旦那様がご先祖様を連れて温かくお迎えなさって下さいます。そして喜び分かち合うことでしょう。
どうかこれからも皆様共にお互いを思いやり助け合いながら心から仲良く生きて下さい。皆様がこれからも旦那様とのご縁の中で健やかに生き抜いていかれます様に切に祈っています
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
温かいお言葉に、読みながら涙が出ました。
夫は命の大切さ、
居てくれてることの温かさ、
日々の当たり前がこんなにも幸せなことで当たり前に思ってはいけないということ…最期に沢山教えてくれました。
突然のことでまだまだ気持ちは整いませんが、夫が残してくれたものを大事にしながら、私も少しずつ前を向いていかねば、夫の分まで生き抜いていこう…と思えました。
辛くなったらハスノハに書いてくださった沢山の言葉を見て、お守りにします。
本当にありがとうございました。