業(カルマ)、因果応報について。
長くなってしまいますが、よろしくお願いします。
彼女の過去の経験がいやです。
彼女は、性的な事ですが、過去に本番はしていないそうですが、相手のものを口でさせられたり、さわられたりしていたそうです。
なぜ辛いかと言いますと、僕は、結婚相手以外とは性行為はしないと子供の頃からの考えがあります。なぜかと言いますと、自分の未来の奥さんを一番大切にするべきだと考えており、結婚しない相手とする事は奥さんを悲しませる事だと思うからです。
そのため、どうしても、同じことを求めてしまいます。
僕は今まで、自分では運がいいと思っており、また、カルマについて調べる前の小さい頃から、親に、「悪いことをしたら返ってくる。」と教えられていたので全くではないですが、できるだけ悪いことをしないように生きてきました。
そのため、なぜ、自分がここまで辛い状況に置かれているのか、納得できませんでした。
とても辛くて、スマホでいろいろ調べていたら、運良く(と、自分では思っています。)カルマのことを知ることができ、
自分が過去世で同じようなことをしたので、それが跳ね返ってきたのではないだろうかと考えました。
この仮説が正しいかどうかは誰にもわからないと思いますが、このような可能性もあるでしょうか?
また、僕のカルマの解釈もあっていますでしょうか?
彼女のことは愛していますし、結婚もしたいと考えています。このことに比べれば、大した不満はありません。
しかし、一人になると、そのことばかり考えてしまい、一人で何十分も、何時間も考え込んでしまいます。
辛くなった時には、過去に自分がしたことだ。と考えて気持ちを抑えているのですが、自分ではどうしても、違うのではないかと不安になってしまうことがあります。そこで専門家の方の意見を聞かせていただきたく、質問しました。
自分では、こうであると信じたいです。
長くなりましたが、どうか、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その苦しみは自分が作り出している
業(カルマ)の専門家ではありませんが、少しご意見を。
苦しみの原因は「彼女の過去を受け入れられないから」とのこと。
かんに障る言い方をあえてするなら「自分の器の小ささのせい」ですよね。
仏教は自分の苦しみを「他の何かのせい」にはしません。
業のせいにも、過去のせいにも、親のせいにもしません。
自分が自分で勝手に作り出しているものとしています。
そして【私はこう思っていてこれが正しいのだ】という自己判断への囚われは
他者との関わり合いを苦しみにする要因です。
大好きな彼女さんとのこと。
「自分の未来の奥さんを一番大切にするべき」というありがとうさんの心構えはとても立派です。
でもそれは、あなたが過去にどうこうをしたというのではなく、
彼女さんに備わっている価値観・判断・過去…
すべてを尊重して受け入れることが、本当の「一番大切にする」ことなのだと思います。
それができた時には、ありがとうさんの今の苦しみはなくなっていますよ。
今、彼女さんは存在しています。過去はもうありません。
未来はこれからありがとうさんと作っていきます。
これからもよい関係を築いて下さい(^_^)