人生を終わらせたい
私は、自分の理想とする人生を歩めない、そればかりかこの先悲しいことばかり起こるのだと悟り、であれば少しでも辛い思いをする前にこの人生を終わらせたいと思います。
少し前までは、せめて世界へ旅に出て感動的な体験をしてからでも遅くないと思えたのですが、最近は何かに感動する感情も薄れてきて、早く死にたいと思ってしまいます。
仕事も側から見たら普通にやっているように見られてますが、自分の能力の限界を自分は知っているので今後が怖いです。
ただ、自死を考える上で唯一の心残りが、遺された家族の気持ちです。
私の家族:両親は離婚、兄弟含めみんなあまり友達がいなかったり、孤独な面があります。また、母は10年前に家を出て行き、発達障害気味の姉と2人暮らし、とても低い収入で一生懸命姉の分まで働いています。なのに、こちらからの援助どころかプレゼントすら受け取ってくれないようになり、それも私からすると苦しいです。母には少しでも幸せでいてほしいのに、全く人を頼ることをしません。
(正直他の明るい家族だったり人生楽しんでいる人たちを見て、なぜ、うちの家系はみんな孤独なんだろう、こういう性格なんだろう(一言で言うと陰という感じです。)、と思ったりして、そういうことを考えるのも辛いです)
そんな家族だからこそ余計に、私が自死などしたら一生癒えない悲しみを負わせることになると思います。
でもそれさえ振り切って人生終わらせたい、、その繰り返しです。
私自身、もう30になるのもあり家族を設けられればまた違った人生があるのかもしれませんが、好きな人と一緒になることも叶いそうにありません。
そもそも、自分のような人と深い関係を築くのが難しい性格で生まれてしまった以上、自分が理想とする人生は確実に無理です。
本来であれば身の丈に合ったフィールドで精一杯生きると言うのが正しい在り方だと思うのですが、私は「こうでありたかった」という理想への執着のようなものを消すことができません。こんな状態では、自分のスペックで言えば一般的に幸せと言えるかもしれない状況を手に入れても、幸せと思うことが出来ません。
まとめると、生きるも地獄、死ぬも地獄、でも死んでしまったら自分はそこで感情も何もなくなるので、苦しい状況から逃れられはする、という感じです。
何かアドバイスございましたらご教示いただきたいです。
他人への嫉妬 他人の言動へのイライラ(自分のコンプレックスが元になっていると思います)
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
目標をもう少し下げ、他人と比較しない習慣を少しずつ。
拝読させていただきました。
すでに ももさん は"さとり "を開いていることに気付いていないだけと捉えれます。
世の中、上手く人生なんて運ばないということに気付いていることが"さとり"なのです。
仏教では釈迦が2500年前に『四苦八苦』である8つの苦しみが人間すべてに備わっていることに気付かれました。
それはどんなに名誉、権力、富豪、科学、医学、哲学、知識を得ていたとしても全ての人間の根底には何を行うにも「苦悩が付き纏う」ということを気付かれたのです。これは単純であるようで深奥なのであり、生きていることは『一切皆苦』と仏教では説くのです。
ももさんは、すでにそのことに気付くことが素晴らしいことなのであり、ひとつアドバイスできることがあるとすれば、「目標や到達地点の設定をもっと下げること。」これは幸せをたくさん集める方法です。
・病気の人は、健康があるだけで幸せと感じます。
・歩けない人は、歩けるだけで幸せ。
・紛争中の国人であれば、戦争のない環境に行けるだけで幸せ。
など数え切れないほどあります。要は今ある環境に気付くことが幸せであると自身に気付かせていくことも大切な機縁なのです。
わたしたち日本に住む人たちは、まだまだ豊か過ぎる環境に生きています。
携帯電話を小学生が持てることはとても高価な買い物でもあります。
世界196ヵ国で、水道水が飲める国はわずか9ヵ国しか現在ありません。
他の国々には悩みなんて抱えれないほどに目の前の"今日を生きているだけ"の人が多いということです。
今いくつかの比喩的手法を以て、記しましたが、これは ももさん に伝えていることではないことをご承知ください。
あるものが当たり前によって、わたしたちは本当の幸せに気付きにくい社会が現代にあるということなのです。
グローバリゼーション化された世界がネットでつながり合い、携帯ひとつあれば繋がる社会。とても便利な時代になりました。しかし便利になればなるほど、人間は頼れるものを手段とし、工夫や知恵を絞ることに疎かになってきているのです。
豊かに見える人たちの裏側には、過去現在と苦悩に満ちている人がほとんどあると知ることも自身を楽にしていける他人と比較しない心を構築する方法でもあります。
合掌
拝読させて頂きました。
あなたが自分の人生うまくいかずに終わらせたいと思っておられることを読ませて頂きました。あなたのことを細かくはわからないですけれども、あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
あなたがおっしゃる通り自分の思い描く様な人生はなかなか生きることはできません。素晴らしい理想的な人生からは程遠くなっていってしまっている様に感じるのも否めないかと思います。
辛いことや悲しいことばかりが続いていくこんな人生ならばいっそのこと早く終わらせて死んでしまいたいと思ってしまうものです。あなたがそうお感じなさることも事実かと思います。
とはいえど人生はそればかりではありません。悲しいや思い通りにならないことの間にも喜びや嬉しいこともホッと安心できることも散りばめられています。今生きることをどう受け止めてどう生きるかはそれぞれの人によっても違ってきますし、その時期によっても状況や年齢によっても変わってくると思います。
今あなたの周りで思う様にできないこともあるかもしれませんけれども、できればちょっと手放してみてあなた自身が生きることに目を向けてみて頂きたいと願います。
お姉さんのこともご心配かとは思います。ただあなたにはあなたの人生があり、お姉さんにはお姉さんの人生があります。それぞれに生きる道があると思います。
少しずつそれぞれの生き方を見つめていきながらあなたらしく生きる道をお考えなさってみてはいかがでしょう。
できればちょっとでも日本から出てみて様々な人々の生きる姿や様々な環境や自然に触れてみてもいいのではないでしょうか?日本国内でもいいかもしれません、今まで訪れたことのないところに自分の身を置いてみてゆっくりと周りを見回してみることもとても良いと思います。
今すぐにできないかもしれませんけれども、できるだけ早くに様々なところを見て下さい。それから生きることや死ぬことを見つめてみてもいいと思います。その際にはお寺にもお参りなさってみて下さい。お寺で様々なお話しを聞いてみたり様々な体験なさっても宜しいのではないかと思います。
生きることは幾重にも道もありますし、目線を変えてみたり真逆なことをしてみるとその奥深いところも見えてきます。
あなたやご家族の皆様がそれぞれの人生をそれぞれに豊かに生き抜いていかれます様に切に祈ってます。
質問者からのお礼
返信が遅れて申し訳ありません。
有難いお言葉、ありがとうございます。
良い意味で外の世界に目を向け、また自分自信を見つめ小さな幸せに目を向けたいと思います。