過去〜現在での後悔について
私は、ある時衝動的に性的な行動に走ってしまうことがあります。
警察のお世話になったことはありませんが、下着を漁ったり、睡眠中の女性中を触ったりといったことが、ここ10年ほどで数回ありました。
盗撮や痴漢はしたことはありませんが、欲望は時々出てきていたので、その都度欲を抑えながらうまく付き合ってきました。
周りの友人からは、私は所謂優等生タイプに見られているようで、いわば「二面性」を持ち合わせた人間なのかなとは認識しています。
つい最近、お付き合いしていた女性が寝ていた隙に、彼女の鞄を漁るというあまりに最低なことをしてしまい、これまでで初めて人にバレてしまいました。
当然彼女はトラウマを抱えショックを受けているようで、その日のうちにお別れすることになりました。
お相手からは「恐怖感が植え付けられてしまったので、もう会えません」と言われてしまい、直接お詫びすることも叶わなそうです。
今はこれまでしてきたことに対し後悔の念が止まず、自分自身の未熟さに対し涙が止まりません。
ただ、ほとぼりが覚めた後に、また同じようなことをしてしまうのではと思うと、自分自身が怖くなってしまいます。
これまで育ててくれた両親や友人、会社の上司に対しても、こんな人間で申し訳ないと思います。
周りはみな真っ当に生きて活躍しているのを見ると、余計に自己嫌悪に陥ってしまいます。
不快な思いをされたお相手に対する贖罪の意識を持ち続けながらも、二度とこのような過ちを繰り返さず、真っ当に生きていきたいです。
そういう生き方をしていくのには何が大切なのか、アドバイスを頂けますと幸いです。
分かりにくい文章で申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その様な思いを抱く私達なのです
拝読させて頂きました。
あなたは衝動的に欲求を満たす為行動してしまいとても後悔なさっておられるのですね。
あなたのその様な思いが湧き起こりできごごろで行動に走ってしまうのは様々な理由があることなのかもしれません。詳細なあなたの心の在り様はわからないですけれども、あなたがお悩みなさっておられることは伝わって参ります。お気持ち心よりお察しします。
あなたはその様な行動してしまい人の心を傷つけてしまったと心底後悔なさっておられることでしょう。
先ずはあなたが傷つけてしまった人や被害を与えてしまった人へ心から謝りましょう。その人がどんなお気持ちになったのか、どんな辛い目にあったのかを思い心から謝罪しましょう。なかなか本人にお会いして謝れなければ心の中でも誠意を持って謝りましょう。
そして自分がその様な行動したことを一度客観的に落ち着いて見つめ直してみること、第三者の目線から冷静に考えてみること、そしてあなたがその様な行動して人はどうなるだろう・人はどう感じるだろう、或いはもし自分がその様な目にあったと想像してみることを思い描いてみましょう。
あなたが抱く様な欲望は私達の心の中にあるものです。あなたがふとやってみたくなる様な欲望や衝動は実は誰の心の中にも渦巻いているものかもしれません。私達の欲望は無限ですからね。
ですからその様な欲望をつい抱いてしまうそれが私達なのです。しかし普段は私達心の中は様々な制御がかかってます、ブレーキがかかって直ぐに行動には移せないと思います。それは善の心や良心や理性や思いやりの心かもしれません。その様に二面性をいつも持っているのが私達なのです。せっかくですからじっくりとあなたの心の中にお向き合いなさってみて下さいね。
あなたが自らの心の在り様にお向き合いなさり、あらゆる欲望を持ちながらも善意や善言や善行を心がけ、ご縁ある方々と一緒にお互いを思いやり尊重し合い健やかにご成長なさっていかれます様に、大切な方々と心から豊かに幸せを分かち合い生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やあなたのご先祖様に祈っています。
またあなたの思いをお聞かせ下さいね。あなたを心よりお待ちしております。
尊いつながりですね、独りで抱えずにお話しなさって分かち合って下さいね。あなたを心より応援してますね。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
初めまして。
お忙しい中、私の投稿に目を通して頂き感謝致します。
「第三者の目線で考える」、当たり前と思われながらも、私の中では自らの欲が上回ってしまい、そういった考えをすることができておりませんでした。
明らかに今回の事案が、人生の中で一つターニングポイントとなったと思います。この苦すぎる経験を無駄にすることがないよう、時間をかけてしっかり自分と向き合っていきたいと思います。
昨日、居ても立っても居られず実家に帰り、母親にも赤裸々に話をしたところ、非常に親身になって聞いてくれました。
当然今回のことは悪いことであるとはいえ、ちゃんとお相手に謝罪し、今後同じことを繰り返さないよう自分で分かっているのであれば、抱え込みすぎることはないと背中を押してもらいました。
こういう人達を大切にしながら、日々善行・恩返しに努めていきたいと思います。
改めて、この度は本当に有難うございました。