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親の将来について

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有り難し有り難し 2

私自身が発達障害ということもあり、福祉専門職の資格もある知人の勧めから、76歳になる父と同居しております。
生活のサポートをいい年をして父親に依存しており、それ自体にやましさもありつつも同時に甘えてもしまっています。
さて、その前述の知人は、私に、「君のような人間はいざ父親に万が一のことがあってから急にいろいろなこと(銀行の口座はどこのものがあるのか、保険は何に入っているのか、等々実務的な問題)に対処する能力はないんだからお父さんと話をしておいたほうがいいよ、とアドバイスをもらいました。
なかなか切り出せずにいましたがその知人はよくそのことを私にどうだ、お父さんと話はできたか?と声をかけてくれるので、とうとう数年前に、安直にそのまま父に切り出したら、そもそも難儀な問題を考えるのを避ける傾向もあり、今考えれば思いやりも足りなかったなと思うのですが、自分の死を意識する話題が面白いはずもありません。
おれがくたばったら兄弟(年子で44歳の弟)で考えてよと、吐き出すように言ってそれからは寄せ付けない感じで取り付く島もありませんでした。
もともと無口で大事なことほどはぐらかして、父と母のすれ違いもそんなところに原因があったのでやむを得ないなとは思いました。
救いがあるのは市役所から委託を受けている相談事業所の方は、万が一の時にはお力になりますよとおっしゃってくております。
そもそも父親のその反応も当然なもので、自分自身にとっても考えるだけで憂鬱で暗い気持ちになりなかなか向き合うこともせず時間だけが過ぎています。
母は別居しており、かといって家計もともにしていて父と連絡も絶えずあるといった奇妙な状態で、母が突破口になるかもしれませんが苛烈で攻撃的な一面のある母と私自身苦しく向き合うことも避けているこの頃です。
もっとも親に過剰に色々求めすぎているこの私の心構えから正しておかなければ何も前に進まないかもしれません。
障害を甘えにしているのかもしれません。
と、同時にちょっとしたことでも真面目な話題は一切避ける、問題を過小評価して逃げる父とのコミュニケーションにモヤモヤして、サザエさんの世界のように平穏無事、面白おかしく、もそれだけでは狂気の世界で苦しくて。私の障害にしても当初はなんとかうまくやってくれよ。ちょっと工夫すれば乗り切れるだろう?みたいに考えて、一緒にいても孤独です。

2023年6月11日 22:21

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

みんな親に聞くのは難しいと思います。
そのうち病とかした時にお父さんに代わってあなたが事務的な処理をしないといけなくなります。その時には教えてくれると思います。今はまだ慌てずに。今は今できることだけを。例えば家事ができるようにするとか。
お父さんとは共通の趣味や楽しい話題でお話ししてくださいね。

2023年6月12日 14:17
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

まずはいまは目の前のこと、一つずつですね。
タイトルを見たら父親の将来、としてますが自分のことしか考えてないなと、羊頭狗肉なタイトルだなと思いました。
子供の頃からのわだかまりもありつつも乗り越えて、してもらったことにも焦点を当ててできることについて考えてみます。
ありがとうございます。

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