兄弟の不和、今後のお墓について
五年前に
母が亡くなり、あるお寺に永代供養して頂いています。
葬儀の際、独身の妹が母の遺言だから(実際両親は家族仲良くがモットー)と喪主をし、私の家族は葬式に欠席しろと言われ、葬儀に揉めるのはいやで話し合うこともなく、何とか私だけは行きました。父は認知症もあり欠席でした。
その後法事も妹から知らされず、お寺に頼み別の日に私の家族だけで法事を行いました。子供達は大好きだったおばあちゃんときちんとお別れも出来なかったことを今でも悔しがり、おじいちゃんの葬儀にも又妹からの申し出で、行けないのではないか、と心配しています。
私共がお墓参りをした後、妹から供えた花の色が悪い、私の子供達が灰を散らかしたなど毎回のようにあらぬクレームを一方的に言って来て、心穏やかに参りたいのに、気が進まない時があります。私の家族と関係は良好だった両親の墓参り(今後は父もそこに入ります)や今後の法事は私共家族だけで割り切って行おうと思うのですが、妹からの暴言で嫌な思いをする事が大変苦痛です。
私の嫁ぎ先は宗派は違いますが、住職さんも主人も、父の戒名板を作り仏壇の中に置いて一緒に拝んだら良い、と言ってくれています。そうする方が穏やかに供養の気持ちが持てるように思います。常に激昂する妹と冷静に話し合い一緒に法事をすることは今後不可能と思います。
これからも親の法事を同じお寺できょうだいで別の日に行う、という事は本当の供養になるのか、それなら嫁ぎ先でしっかりと供養してもらい、私の子供達も父の戒名板を置いてある仏壇に邪念なく手を合わず事が出来ます。
もしそうする場合、今永代供養してもらっているお寺にはどう説明すれば良いでしょうか。もちろんその際にはお寺に対して礼儀はつくすつもりです。
そのお寺と私は縁が切れてしまうことになりますか?今度父が亡くなった際にお寺から私に知らせてもらう、というお願いは虫が良すぎる話でしょうか?
妹はお寺には常識的に振る舞っており、親の遺言通りにしているだけ、と私達の事を曲げて伝えております。住職さんはどう捉えておられるのかわかりませんが。本当は親族皆で穏やかに法要を行うべきとは思うので、このような事が良いのかどうかもわかりません。
迷っております。
何とぞ宜しくお願い致します。
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お寺さんに相談しましょう
拝読させて頂きました。
あなたやお子さん達のお悲しみもっともかと思います。お気持ち心よりお察しします。
全く同じとは言えないですけれども、私のお寺でも似たような家族関係の方々がいらっしゃいます。私からはご家族皆さんが仲良くお互いに助け合いながらご供養なさって下さいと申し上げております。しかしなかなかご兄弟でいがみ合いになってしまっている方々もいます。本当に悲しいことです。その様な姿をご先祖様がどの様にご覧になっておられるかと思うと尚更仲良くなさって頂きたいと願っています。ただやはり別々にご法事をお勤めしてます。
お寺さんによっても檀家さんとのお付き合いや関係性は違うでしょうから一度しっかりとそれぞれのお寺さんにご相談なさってみましょう。お寺によって多少考え方やご供養に違いがあると思います。あなたの立場や今までの経緯も踏まえてお寺さんからご助言やご指導を受けてみて下さいね。
お寺さんに間に入ってもらうのは難しいかもしれませんがおっしゃっても宜しいかと思います。
あなたや皆さんがこれからもご両親様やご先祖様とのご縁を大切になさりながら、お互いを思いやり助け合いながら心穏やかに毎日を生き抜いていかれます様に切にお母様やご先祖様に祈っております。至心合掌
それぞれで良いのでは
人や家族はそれぞれがそれぞれの環境で生きておられると思います。ご両親には申し訳ありませんが、ご意見させて頂きますと、『家族はどんな時でも一緒に』というのは、家族関係が良好なことが大前提で、そのような家族が当たり前としたお考えだと思います。残念ながら、全てに通用するとは限らないのではないでしょうか。家族だから話し合えば分かる。そういう方もおられるかも知れませんが、それは自分たちが上手くいっているから他所の家族もそうだという思い込みの上に立っているだけではないでしょうか。
一応私も住職をさせて頂いておりますので、住職として言わせて頂きますと、法要のやり方に形はありません。あるとすれば、その方、そのご家族に合ったやり方がベストだと思います。むしろ、別の日になってもお仏事をされようとされている。素晴らしいことだと私は思います。自信をお持ち頂けたらと存じます。
質問者からのお礼
早速のお返事ありがとうございます。
別々に法事をすることにはあっさりと引き受けて頂いております。
今は私の気持ちがトラウマとなり、お墓参りの足も遠のき、
家で写真にお線香をあげている日々です。
結果はどうであれ、仲に入って頂くん事が出来るのであれば有り難いので、事実をお話しし、相談してみようと思います。
寄り添ったお返事を頂き有難うございます。
お寺には相談致しますが、親の意向通りにならなくとも、現実を見つめて私の家族のやり方で
供養して参りたいと思います。
私共も子供達もこのような家族の状況から学び、自分達の生き方に活かして行きたい、又活かしてくれる事と思います。