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不安に押しつぶされそうになる

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有り難し有り難し 5

以前から何度もご相談させて頂いている件です。

2ヶ月前に6年間お付き合いしている職場の彼の浮気(未遂?)が発覚し、話し合いの末、2人でまた頑張っていくと決めました。

この2ヶ月間、すごくいい関係が続けられていたと思います。
勝手に相手の気持ちがないのではないかと不安に思ったり、また浮気されているのではないかと疑い彼に当たりそうになったこともありましたが、お坊さん方から頂いた言葉を何度も読み返し、不安を鎮めてきました。
そのおかげなのか、浮気してから浮気発覚までの間、とても冷たかった彼がまた昔のように優しくなり、2人の関係もいままでで一番と言えるほど良くなったと思っています。
こんなに喧嘩もなく、毎日笑顔でいられる日々は付き合ってからは初めてでした。

しかし先週、デートの頻度や約束の仕方について、口論になりました。
いままではなんとか鎮めていた不安や不満が、口論でヒートアップするにつれ、また噴出してしまい、彼にぶつけてしまいました。
どうせ好きではないのではないか、会いたいと思ってくれていないのではないか、また浮気するのではないか…思っていても、彼なりに努力してくれているのに、ぶつけるべきではない言葉だったと思います。

彼は口では許していると言ってくれていますが、実際のところはわかりません。
こんなことをいつまでも続けていたら、また嫌われてしまう、他の人のところに行ってしまう、と、また不安が強くなってきました。

自分の心が勝手に生み出している不安を、彼の行動や発言で否定してもらいたいと思っている自分がいるのです。
もっと愛情をしてして欲しい、という言葉で、彼を縛り付けてしまっているのではないかと思います。

自分の不安な気持ちをコントロールするどうすればいいのでしょうか?
彼のことを心の底から信じられるようになりたいです。

2023年8月19日 19:14

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お二人の感情(きもち)の波

お互いひとりとひとりの人間ですから、波がピタッと完全に一致するタイミングなどそうそうありませんでしょうし、たとえピタッと合ったとして、その「状態」がそう長く持続しなかったとしても不思議はありません。

世の中を見渡すと、パートナー同士、不思議なほど波がよく合う方々もいれば、波の合わない方々もいる。波が合わなくてケンカになる方もあれば、波は合わないけれども比較的おだやか(冷静)でケンカにならない方もある。

どちらが良い悪いということもなく、人と人との関係に、もとより是非や優劣などあるはずもございません。十人十色の美しさ(尊さ)がございましょう。

りほさんたちのご関係もりほさんたちにしかわからないこともあるでしょうし、良さもあれば、うーんと思うところもあるのでしょうが、だからこそ良い(尊い)のだと拙僧は思います。

それより何より、私めがご質問を拝読して気にかかりましたのは、りほさんが不安になる原因についてであります。

ひょっとしたら、りほさん。
彼に嫌われたくない 彼を失いたくない
その思いがお強いのではありませんか。

その思いが、その時々、心のなかでつよく反応をして、あなたを不安にさせているのではなかったでしょうか。

でも本当は、彼とのことで不安になんかなりたくない。彼のことをもっと信じていたい。そういうお気持ちなのではなかったかなと。

僭越ながらあえて申し上げますと、、、
りほさん、あなたはぜったいに嫌われたりしませんし、見捨てられることもありません。

念のため付け加えさせていただきますと、たとえ万一、億が一にも彼に嫌われたとして、果たしてそれは本当に不幸(恐怖)なことでありましょうか。

ありのままの飾らないりほさんを、良いところもご自身ではあまり良いとは思えないようなところも、ご自身の両面をさらけ出されて、そうしたありのままのあなたを愛おしいと思わないような方、ましてや嫌ったり去っていくような方ならば、もとよりずっと一緒にいる必然などないのではありませんか。もしもそんな見る目のない人ならば、頑張って一緒にいたとして、なによりりほさんご自身は幸せでいられましょうか。

ですから、彼を選んだご自身をまずは信じて進んでみられてくださいませ。

そわか合掌

2023年8月20日 7:42
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有り難し
おきもち

入山文章(Bunshō)
苦しみに負けず、安心して前を向いて力を出して頂けるよう、微力ながら誠心誠意...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。何度も何度も読みかえしています。
波が合わない時期があってもいいのだと思えるようになりました。今はそういう時期なのだと。

今まで過ごしてきた時間を信じ、不安になってもそれを受け入れることをまず優先していきたいと思います。
それでダメになったり、自分自身が疲れてしまった場合はそれでよし。そういうものとして受け入れようと勇気が湧きました。

悩むことも多いと思いますが、こうでなくては、という思考を捨てて、前に進んでいきたいと思います。

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