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彼女いたことない寂しさ

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彼女いない歴=年齢です。
最近周りの友達が彼女できた 同棲した 結婚した報告をよく受けるようになって凄く羨ましく感じてしまいます。
そして自分を情けなく感じてしまいます。
私自身も、せめてもの出会いを増やそうとマッチングアプリをしてるのですが上手く行きません。たまにマッチングはするのですが、そのままフェードアウト… 会えたとしてもその一回のみで続かないことが多く正直辞めてしまいたいです。でもやらないと出会いなんて無いのでつづけるしかありません。
女性経験が無くて慣れてないから…と思い風俗で童貞を捨ててみたりしてみたのですが、やっぱり疑似恋愛は疑似恋愛で好きな女性としてみたかった気持ちがおおきくなってしまいました。
このまま独身かもしれない焦りとどうしょうもない不安と羨ましさが色々重なって辛くて、泣いてしまいます。
どうしたらこの気持ちを抑えられるのでしょうか。

2023年8月20日 20:48

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

期待された答えでなくてすみません。

私も実は殆ど女性経験がありません。未だに独身です。なんで、参考にならないかも知れませんが、あなたと同じ20代の頃は同じように悩んでたんで他人事と思えませんでした。
とりあえず思いっきりやってみる。それもいいかもしれませんが、もししんどいと思われるんでしたら無理して続ける必要はないと思います。
羨ましく思うのは当然だと思います。私も、20代の時は彼女がいたり、結婚したりしている人をみると嫉妬に狂ってました。自分だけがなんで独りなんだろう。なんて情けないんだろう。そう思ってました。
けど、本当に情けないんでしょうか。今まで懸命に生きてこられましたよね。確かに女性とお付き合いをしたご経験は少ないかも知れません。けど、それ以外の様々な経験はしっかりされてきたと拝察申し上げます。女性経験が少ない=人生経験が少ないと云うことでは決してありません。一生懸命に生きてきたんだと自信を持って下さい。

2023年8月21日 2:02
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有り難し
おきもち

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大阪市西成区の金剛寺に生まれる 高校在学時から声優養成所へ 卒業後も、バイトしながら 声優養成所に通う。 父の再婚により、家に居づらくなった等 色々と要因が重なり、 20歳で見切りを付け就職、 大阪に1年、その後東京へ。 精神的にも経済的にも限界を迎えて 25の時に実家の寺を継ぐ準備として 宗派の専門学校に入学。 卒業後真宗大谷派僧侶となる。 父からは贅沢をしなければ 食べていけると聞いていたが、 その現在の認識、将来の見通しが あまりにも甘いことを思い知らされる。 当時全くなくなっていた提携葬儀社を 作るために葬儀社訪問をしたり、 同宗派のお寺との付き合いを広げたり、 そのような中、住職に就任。 多少マシにはなってはきたが、 飽和状態の市内では それ以上の発展は見えてこない。 そこで、10年ほど前に河内長野市に 移ってまいりました。 それから10年。恥ずかしながら  考えていたようにはいかず、 経済的にも厳しい時期もあり、 借り入れもしてしまいました。 しかしながら、最近になりやっと、 借り入れもなくなり、 私一人ではございますが、 食べていけるようになりました。

人生、悩みはつきません

今、あかささんは彼女がいないことを悩まれているとのことですけれども、人と人とはご縁です。マッチングアプリでしょうと、街角で話しかけるのでしょうと、知人を介して知り合うのでしょうと、古くからの友人でしょうと、ソシャゲーのオフ会で知り合うのでしょうと、きっかけは様々あれどすべては「ご縁」なのであります。 

その中には作ろうと思って作れたように思われるもの(ご縁)もありますが、よくよく見ればたいてい「小さな偶然」がいくつも重なっているものです。小さな偶然が重なったうえで人と人とは出会うべくして出会うのだと思います。そのようなご縁だからこそ、不思議と「必然」とも感じられるのではないでしょうか。

近頃はマッチングアプリで(パートナーと)知り合う方々も少なくないようですが、あかささんは今たのしくそれをやっておられるわけではなく、がまんしてしょうがないと思ってやっておられるのですよね? ならば、どうぞお止めください。止めても大丈夫ですよ。

将来、あなたがどなたかと出会うべくして出逢われたときに、その方を「本当の意味で」大切に出来るよう(持ち前の誠実な)【人間性】を育んでおく事のほうが肝要なのではありませんか。

早くに童貞を卒業したり、たくさんの女性と付き合ったりなどして、いわゆる“モテモテの人生”を20代の頃送っていたような方が、30代、40代、50代になったとき本当に幸せかどうかなどはじつに怪しいものです。若い頃にモテてよく遊んでいた人が、何度も結婚に失敗して、結局独り身だったりもします。何度となく大切な人を(深く)傷つけてしまっていたりもします。
(※だからダメということも無いのですけれどもね)

あかささんは今はまだどなたともお付き合いされたことがないということですから、少なくともまだ「誰のことも傷つけていない」のです。それは、ある人から見れば”とても羨ましいこと”なのですよ。

また、世の中は、たくさん持っていたり、早くから持っている人をチヤホヤする傾向にあります。しかし、チヤホヤされているうちは“修行”になりません。その方の“心”や“人間性“が育たないからです。

ぜひ、一度きりの人生、あかささんご自身のたのしめること、好きなこと、前向きになれることをなさってみてください。その先に、かならずや道は開けるものと、拙僧は信じております。

そわか合掌

2023年8月21日 10:48
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有り難し
おきもち

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苦しみに負けず、安心して前を向いて力を出して頂けるよう、微力ながら誠心誠意お答えさせて頂いております。皆さまのこれからが、すこしでも明るく前向きなものになりますように、あなたのこころを照らす“お灯明”のような言葉を差し上げられましたら本望でございます。どうぞ、よろしくお願い致します。 そわか合掌 (略歴) 横浜市出身。明治大学政治経済学部卒。経営コンサルティング会社勤務後、一念発起して真理究明のため仏門へ。師僧のもと、静岡本國寺にて出家得度。西新宿(東京)常円寺にて随身修行、妻の出産を機に熊本(市内)へ遊学、京都本山妙覚寺にて執事務めなどを経て、現在は「こころ」と瞑想を学ぶ道場、瞑想スタジオ「そわか」を主宰。独自路線ではあるものの、地道にこつこつ、犀の角の如くの仏道をゆくお坊さんです。瞑想指導(そわかのレッスン)を通じて、老若男女どなたにでも分かるやさしい言葉で仏法(仏教のこころ)をお伝え出来ればと願い、今ここ道半ばに在ります。仏道を通じて、わかったことも少なからずありますが、まだまだわからないことはわかりません。直心ひとつ、素直な心、真っすぐの心で、この道を自分なりに最後まで歩み切ろうと決めております。何があろうと不退転、仏教根本の大法こそを明かし、ひとえに衆生済度の一露とならん。南無妙法蓮華経。合掌
どのようなお悩み事でも、安心して打ち明けてくださいませ。説教臭いことを申したりは致しません。すべて、あるがまま受け止めさせて頂きます。いつでもお気軽にご相談ください。

まずは日常会話ができる相手を

マッチングアプリは続ける方が良いでしょうね。
ただ、人は意外と単純で、職場恋愛とかでカップルになる(言い方は悪いですが、手近な相手とくっつく)人はけっこう多いです。
なので、アプリと同時進行で、あなたが普段生活している周りの人と仲良くなるようにしてみませんか?
たとえば、行きつけのコンビニやスーパーの店員さんとだって日常会話をしてみましょう。
お店の店員とお客でカップルになる人は、私の周囲にもいました。
私も、付き合いはしませんでしたが、私がスーパーでマニアックなお漬物を買ったときに、レジの女の子から「これって美味しいのかな?」と話しかけられ、数日後に私から「この前の商品、美味しかったよ」と報告し、それ以来、その店員さんと一言二言会話するようになった経験があります。
店員さんを生身の人間(人間関係が発展する可能性がある相手)と見るのか、事務的な作業をする機械のように見るのか、普段の意識を変えてみてはどうでしょうか。

2023年8月21日 3:37
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ