実家の相続。兄が話し合いを拒否します
父が5年前、母が2年前に亡くなりました。相続人は兄、私、妹です。私と妹は結婚していて、兄は独身で子供はなく30歳過ぎから無職で、子供の時から住んでいたマンションに1人で住んでいて、両親は別の地方に移り住んで別居していましたが、兄の生活費は約30年、親が出していました。
父の遺言書が家にあって、遺産はすべて母と兄に相続させるという内容だと聞き、そのようになりましたが、兄が亡くなれば相続が姉妹に来ます。遺言通りでいいとしても、これからのことについて皆で話し合いをしようと言うと、兄が勝手に決めるなと怒って拒否しました。なので、電話で私の意見を話しても理由なく拒否し、ああ言えばこう言うので何時間費やしても話は進まず、最後には私を非難してきたので二度と話はしたくないと思いました。
母が亡くなっても兄から何の話もなく、妹が聞いてもはぐらかされて、預貯金はどうなっているのか言いませんし不動産の登記もしていません。兄は5年前に、登記は自分でやると言いましたが、いまだにしていません。親が住んでいた家は、物を処分もしないで光熱費の契約もしたままで、売る気はないようです。実家は次ぐ人がいなくなるので、お墓をどうするかも気になっています。
このままでは、私の子供の代にまで問題を残すことになりかねないので早めに解決したいと思い、弁護士に相談したら次のように言われました。
・話し合いで決まらなければ、調停に申し立てになる
・こういう方の案件を扱ったことはありますが、社会通念が通らない方が多いの
で時間がかかる可能性があって、料金がかさんでいくと思われる
・私が今から法定相続分を主張しても、親の口座から引き出されていたら、
それはもらったとか親が使ったと言われると、もらえるお金がない場合もある
昔から兄は何かと不機嫌なるので、親も腫れ者扱いしていました。私は子供の頃から兄にいじめられて、大人になってからも関わると嫌なことを言われるので疎遠にしていましたが、また困らされています。兄と関わりたくなくても不動産登記は同意がいります。
お金をかけてでも弁護士を入れて今解決するか、どうなるかわからない不安があってもほっておくか、悩んでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お金をかけてでも済ませる。
こんばんは。相談を読んだだけですが、「次の代まで面倒を残したくない」というお考えのようですから、弁護士を使うことをお勧めします。
あれもこれも、と考えるから悩むのであって、優先順位を決めれば物事は動いていくでしょう。
ただ、「あまりにも費用がかかる」云々が気になるなら、「ここまではやってください」と、「どこからは手放す」ポイントも決めておくと良いでしょう。余りにもこちらに関わって、本来あなたがすべき、「今の家族を守る」事が疎かになりそうだったら、手放す。時間は有限ですから。
本当に望ましいことを
拝読させて頂きました。
お兄様とのご関係からご実家のこれからの問題についてお悩みなさっておられること読ませて頂きました。あなたがお悩みなさることもとてもわかる様に感じます。お気持ち心よりお察しします。
家族の兄弟関係も深く関わっているでしょうね。今までもとても大変だったのではないかと想像します。
お兄様の状況や心のあり様やこれからのこともあるでしょうね。今までのことや感情的になってしまう蓄積も沢山あるでしょうからやはり第三者の方々に間に入って頂きながらそれぞれにお話しを聞いてもらい、これからどうなさっていくことが望ましいのかあわてず向き合っていきましょう。
第三者の方々からの意見やアドバイスも伺いながらできるだけ冷静に考えていきましょう。
またお父様やお母様、そしてご先祖様方々があなたや皆さんがこれからどう生きていってもらいたいと思っておられるのか、どう相続なさっていかれることを望まれるのか、どうご供養なさって頂きたいのか思い描きながら望ましい判断をなさっていきましょう。おそらく全て円満な結果を求めることは難しいでしょうから何が大切なことなのか、何を優先することが善いのかをできるだけ冷静になってご判断なさって下さいね。
お父様もお母様もご先祖様もきっと皆さんがお互いを思いやり尊重い合いながらこれからね未来を心豊かに幸せに生き抜いていかれます様にと願い、片時も忘れずにお見守りなさっていて下さいますからね。
また先のことでしょうけれども、いつの日かわかりませんがあなたや皆さんが与えられた天寿を全うなさる時には仏様や神様がお導きなさって下さり、お父様やお母様やご先祖様があたたかくお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び合い分かち合うことでしょう。その際には色々なことをお話しなさるでしょうからね。
どうか皆さんにとって本当に望ましい判断をなさって下さいね。あなたや皆さんがこれからもずっとお父様やお母様やご先祖様やそれぞれのご縁を大切になさりながら、心健やかに豊かに与えられた人生を幸せに生き抜いていかれます様に切に神仏やご先祖様に祈っております。至心合掌