hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

娘からの絶縁回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 14

昨年、娘の結婚がバタバタと急に決まったため
ろくに落ち着いた話もせず、また彼もそれと同時に転職をしたため会社の寮からの引っ越しも重なり二人で忙しくしていました。
私といえば娘が嫁ぐ嬉しさと寂しさと、なかなかゆっくり話をする時間もなく余計に寂しかった事もあり親族の食事会前や家を出ていく日にも喧嘩をしてしまい「もうそちらからは連絡をしないでほしい」と言われたまま1年が過ぎました。言われた通りこちらからは一切連絡していません。

年末に息子の結婚式があり息子から娘に連絡をしてくれたことで
今年の春に赤ちゃんが産まれていた事をしりました。

息子の結婚式を機に娘との仲をやりなおそうと
主人が3人でライングループでの会話を設定してくれたのですが
1年前に絶縁宣言された私は二人の楽しそうな会話にどうしても入っていくこと
ができず、また娘の怒りをかってしまいました。

その時に娘から言われたのですが
息子の結婚式に出席することを娘の旦那さんが反対していること。
私に孫を会わせると何をされるかわからないので会わせたくないと言われていること。娘との仲は元に戻っても旦那さんが私をおかしい人と思っていること。
などを聞かされました。。
結婚前に娘と喧嘩をしたことが彼に私に対しての不信感を抱かせたようです。
彼のご両親にも危ない人と思われているようです。
彼から結婚前に「俺を選ぶか?親を選ぶか?」とも言われたようです。

子供が生まれた事も知らされず、そこまで嫌われていたとも知らず
ただショックでしたが娘が板挟みにならないように
今はまた何もこちらからは連絡していません。

ただ、、こんな私に主人も息子も責める事無く優しく接してくれます。
娘とはべったり母娘ではありませんでしたが
母の日には食事に連れて行ってくれたり一緒に出掛けたり
普通の親子だと思っていたのでショックです。

自分の楽しみを見つけて仕事もしてそれなりに日々を送っていますが
ふっとした時に娘の旦那様を憎んでみたり
あちらのご両親を憎んでしまいます・・・。

みじめな母親なのに娘の幸せだけをただ祈ってやれず
娘の周りを恨んでいる自分が更に情けないです。

2024年11月4日 13:46

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

真実はなかなか見えてこないものです。

拝読させていただきました。

今の現状を迎えるまでに行っていた行為(「三業」[身業、口業、意業])が、娘様と娘様の婿さんに対して嫌悪感や不安を抱かせる事はなかったでしょうか。

突然、原因もナシでこのような事件が勃発することは不思議なことでしょう。何かしらどこか無意識にしろ原因があるかも知れません。

釈迦はこのように説いてくれます。
「過去の原因を知りたければ、現在の結果を見よ。未来の原因を知りたければ現在の原因を見よ。」
と真理を説きます。
これが世に言う仏教の"因果応報"です。

良い行いをすれば良い結果として報いがある【善因善果】
悪い行いをすれば悪い結果として報いがある【悪因悪果】

上記の善因善果と悪因悪果を行うのは、自心という三業の行為から成る【自因自果】です。

人は血縁といえども、DNAが一致していようとも、時代・環境などによって思考思念は異なります。

誰を責めているとかではなく、ご質問に対し説いているのではなく、これから親子関係を改善していくためには、まず根本原因である"過去から積み重なった行為"が両者ともに何かが、疑念やスレ違いなどが生じていると感じます。

目に入れても痛くないほどのお孫さまにも会いたいですし、互いの障碍されている問題に勇気の一歩を踏み出して機会を作るのが肝心であると思います。
すべての事情が把握できないことから予測でのことでしか伝えることはできません。

また娘様の婿さんが何故?
「私に孫を会わせると何をされるかわからない」
という発言が何より気になることでした。
婿さんが偏見があるのか、誰かしらから洗脳されている純粋な性格なのか。

ご主人さまはchiekoさまに優しく寄り添ってくれる温厚な御方と感じますので、心の内を伝えて、真実に近い言葉を伺ってみてはどうでしょう。

しがらみや時間経過とともに憎悪が増幅しては、何も問題なかったことが大きな問題(苦悩)と心は変化していきます。

一日もはやく穏やかな心境が訪れますことを願っております。

合掌

2024年11月4日 16:49
{{count}}
有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...
このお坊さんを応援する

じっくりと見つめ直していきましょう

拝読させて頂きました。
あなたは娘さんから絶縁されてしまい大変お悩みなさっているのですね。詳細なあなたや娘さんや皆さんのことはわからないですが、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
具体的にあなたと娘さんとの間でどのようなやり取りがあり、どうして娘さんがあなたとの絶縁するきっかけになったのかわからないですが…本来ならばしっかりとご本人とお話しなさって娘さんの言い分をしっかりと確認なさることが望ましいですね…。
とはいえ今はとてもそんな状況ではないのでしょうね…。
ご主人や息子さんはどんなふうにおっしゃっておられるのでしょうかね…。それぞれ見方や考え方があるでしょうからそれとなくご確認なさってみても宜しいのではないかと思います。
ただやはりことを大きくして荒立ててしまっては話もできなくなってしまうでしょうからね…。
先ずはあなた自身の心を落ち着けてじっくりとご主人や息子さんからお話を伺い、あなた自身でおもい返してみることかもしれませんね…。
その中であなたが改善すべきと思うところがあれば落ち着いてこれから改善なさっていけば宜しいのかと思います。
急いては事を仕損じる、ですからわが身の程を見つめ直してこれから人とのご縁を大切になさっていきましょう。
もしかしたらいつの日か娘さんと和解できる日がくるかもしれませんからね。
あなたがご自分のことを落ち着いて見つめ直し、悪しきところは改善なさり人とのご縁を大切にされ、皆さんと心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。至心合掌

2024年11月4日 17:29
{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

法源さま
ありがとうございます。
私自身も亡くなった母に対して親孝行な娘ではなかったと思う事、知らず知らずのうちに娘という甘えで彼女を傷付けていた事。因果応報という言葉は今回の事でいつも胸の中で繰り返し感じています。

彼のご家族は(お父様)裁判沙汰でご兄弟の縁を切ったという事を少し聞いたのですが、なにぶん急に決まった結婚ですので彼自身がしっかりしていれば(もちろんご両親もしっかりされています)親戚のいざこざは関係ないと思っていたので根掘り葉掘り聞く事はしませんでしたが、かなり親戚付き合いにはナーバスのようです。

人を憎まず流れに争わず時間が流れていくのに身を任せようと思っています。
ありがとうございました。

kousho kuuyo Azumaさま

私の気持ちに寄り添っていただき本当にありがとうございます。
息子は「ちゃんと社会人として働いて子供も育てる女性に育てたんだからお母さんはちゃんと子育てしてきたよ」と言ってくれています。
主人は「娘が旦那さんとこちらの板挟みになるのが可哀想だから時間をかけてゆっくり立て直せばいい」と言ってくれています。

私は…
やはり誰かを憎みながら考え事をするのも辛いので誰も憎まず、娘の思いやりと優しい気持ちを信じていつか許してくれるのを待っていようと思います。こちらからは今まで通り連絡する事は控えて、娘の気持ちを荒立てる事なく私自身も心穏やかに娘の幸せだけを祈っていようと思います。その方が自分も楽なので…。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ