ありのままの自分を好きになるヒント
私は完璧じゃない自分が嫌いです。どうしたらありのままの自分を好きになれるのでしょうか。
私は、自己満足ために日々できる限り、好きな自分、理想の自分を演じるようにしていますが、ふとそんな自分に疲れることがあります。
私の理想の人物像は教養があって、丁寧で物腰は柔らかいけれど、芯がある人です。けれど、元々おてんば娘と小さい頃は言われていたくらい活発で、意識しないとガサツだし、古い友人に会うと大声で笑ったり、汚い言葉使いをしたりすることあります。
そうすると普段のいい人、理想の私を演じてる自分と元々の自分とのギャップにひどく落ち込みます。
良くないなと思いつつ、好きなじゃない方の自分もたまに出さないと辛くなってしまいます。
自分でも曖昧な感覚でお話ししていて、何言っているのか分からないのですが、もし何か生きやすくなるヒントがあればお聞きしたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
長〜い航海です
はるさんの理想とする人物像。
私が思い浮かべた方は皆さん70歳を超えていましたよ。
1人目はある会社の会長さん。
とても男気があって、いつもその方を慕う方が挨拶に来られる。贈り物のやり取りも多く、面倒見のよい、困り事があればどなたかを紹介してくれたりご支援される方。そのことでまた人が集まる。
物腰柔らかな会長さん、何か行う際はその土地のドンに電話一本で事が済みます。若い頃は京都で映画撮影所のアルバイトさんでした。
2人目は国連機関に努めていた70代の女性。普段はフランスに住まれ盆正月に帰省(帰国)されます。フランスにお住まいですから?オシャレ。日本の学校を出てからずっとヨーロッパを中心にお仕事をされています。お仕事に関してはピシャリと厳しいですが、普段は私達にも甘え上手な女子力をお持ちです。
他にも浮かんだ方々、それなりの年数を重ねており、皆さん共通するのは、どんな方が周りに居て、どのように人と付き合って来たか。
日々周りに感謝しながら、お仲間の良い部分をする自然と吸収され、歳下である私にさえ学びがあるとお話くださいます。他人から学び続ける姿勢。皆さん謙虚で柔らかく、時には自虐ネタも盛り込んでこられますが、仕事や守るべきものに対するシビアな目。
その場を和ませる振る舞い。周りの人への配慮。これは場数を熟した方だからだと思います。
はるさんもそこを目指してみてはいかがてすか?
今すぐにその方々のようになれなくても、その目標へ向かっての一歩が始まりましたね。そこに到達した方が輝くのではなく、そこを目指す方が輝いてみえるのです。
ローマまで先は長い。
拝
理想の人に包まれてみてください。
はる 様 相談ありがとうございます。
ありのままの自分を好きになれるということは完璧でなくても好きになれる。
完璧じゃない自分を肯定するということになると思いますが
如何でしょうか?
そのヒントとしてあなたが演じる、描く、理想の人を使いましょう。
「理想の人物像は教養があって、丁寧で物腰は柔らかいけれど、芯がある人」
が、あなたのそばにいて、あなたを抱きしめるように
優しく温かくあなたに思いやりを向けています。
その人は、智恵もあり、あなたを助けたいと強い気持ちを持ち、どんなに辛いことにも耐える強さと勇気を持っています。その理想の人が、あなたを支えてくれます。
そして、あなたに
「あなたが幸せになりますように
あなたが健やかでありますように
あなたが悩み苦しみに耐え、それを乗り越えますように
あなたに平穏と喜びがあふれますように」
あなたにとても穏やかで優しい口調で伝えてくれています。
リラックスしてゆったりとイメージして感じてください。
その理想の人から、あなたに優しい思いやりの力が流れ込んできます
そんなイメージを持ってみてもいいでしょう。
そしてあなたは、どんな感覚になるでしょうか、心はどれだけ温かくなっているでしょうか?
「良い悪いを超えて、ありのまま、今のあなたが素晴らしいよ」って
自分をそのまま受けて入れてくださいね。
参考にしてください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。そうそう自分を褒めることがあっていいと思います。自分の人生は自分が主人公、ありのままの自分を認めて自分の力を信じていきましょう。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございました。
モヤっとした気持ちが少し楽になりました。
また、お二人の回答をいただいて、自分はもっとできるはずだと過信していたようにも感じました。まだまだ全然未熟者で日々謙虚に学び続けられる人でありたいなと思いました。(そんな自分を褒めてあげる日がたまにあっても良いのかな、とも思いました。)
改めて、気がつかせていただきありがとうございました。
寒くなってきましたのでご自愛くださいませ。また回答いただくことがありましたら、何卒よろしくお願いいたします。