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学びは身になっているのか、実感がない

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有り難し有り難し 4

お世話になっております。
人生を通してなのですが、学びたいことに対して、特に実務系より精神面、自己啓発の観点の方で、それが消化されて自分のものになっている感じがあまり得られずに悩んでいます。

いろいろ講演会を聞いたり、本を読んだり、ネットで共感したことなどをもっと自分の生活や思想に取り込みたい、深く学びたいと思っても、なかなか深化できないです。自然に出て来ないし、学びも進みづらい。

仏教とかも元々文系教科(特に古文・漢文)が苦手だったので、本を読むにも頭に入って行きづらいときがあります。他のものにしても最近はうつ病とかもあって、昔より文章から要旨を掴むのが下手になってしまいました。

そもそも話題の本、タイトルから自分の欲した答えやスキルが得られそうな本、好きな著者の書いた本、何らかの形で薦められた本、やってみたいことが出来たが勉強しようと思ったら芋づる式に出てくる関連著書、あるいは興味が別なことへ移ってそちらの本・・・すべてに取り掛かることもできず、積ん読として無駄になることもしばしばです。

本もかみ砕いて熟読するにも時間がかかるし、でも速読したら結局自分の読みたいようにしか読めてなくて、本当に著者の思いを汲み取れているのかわからなくなります。

さらに、たまに振り返ったりしないととても浸透しないしすぐ忘れてしまうのですが、それも量が増える。多くのものに触れようとしなければいいものには出会えないけど、じっくりかみ砕くことを怠ると簡単にその知識は腐る、そのジレンマに悩んでいます。

最近はインプットや振り返りのために時間を取るのも下手になった感じがありますが、折角そうしてもスマホや別の事務仕事に時間を取られて、予定は常に狂うしやる気も保ちづらい。じゃあやめれば?と予定変更しても後悔が残ってすっきりしない状態です。

お坊さんは毎日のおつとめの中で大事なことを振り返っていると思うのですが、当然新しいインプットだってしているはずだと思うのです。

学んだことを血肉にするためにどういう事をしていけばいいのか。
いろいろ興味を惹かれることが多い中、何か学びを絞るためのポイントはあるのか。
新しいことを身に付ける中で、新しいものを取り入れつつ以前のものを腐らせないためにはどうすればいいのか。

アドバイス等ございましたらご教授いただけますと幸いです。

2023年12月19日 20:49

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

メモ取り。

 こんばんは。私も本に対しては「一時期ドッと買い、ちびちび並行して読む」タイプです。「おすすめ」とか出されると、ついポチります。
 まず、「おすすめ」は本屋の営業と見切りましょう。彼らは沢山売るために「おすすめ」しているのです。あなたのためじゃありません。
 そして、本をインプットと見做せているのですから、アウトプットを考えましょう。具体的には、メモ取りをおすすめします。オッと思ったら、書き出しておくことです。私の場合は「法話ネタメモ」をずっと書き続けています。もう5年くらい。それなりの量になりました。
 新しいメモを書く時、それらも目に留まります。すると案外、自分が好きな言葉とか考えがちまとまってきます。そういうコアを持てるようになると、また目につくところが変わってきたりします、逆に新しいインプットが位置付けしやすくなります。それこそ自由自在に。
 ということで「気に入った言葉メモ」というアウトプットをお勧めします。スマホのメモアプリで十分、というか多分ベストです。

2023年12月20日 0:55
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
お坊さんには法話というアウトプットもありましたね・・・。

個人的に勧めてくれているのならともかく、それ以外のおすすめは営業だと見ると、確かに最初の段階でまあまあ絞れて後悔も残らなさそうです。

メモを取るのはひと手間かかりそうですが、ふせんとかで抑えるよりは間違いなく頭に残りそうです。紙も悪くないでしょうが、どうしても冊子が2冊、3冊・・・となるうちに腐る可能性も出てきますから、確かにデータなら見返しやすくてその心配も減りそうですね。

たまに「マークだらけになった・・・」なんて本もあった時には大変かもしれないですが、一旦それは置いておいて、メモ取りをやってみようと思います。いつか深化出来ることを信じて。

改めてお礼申し上げます。

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