気持ちの切り替え方
こんにちは。
年下の彼と初めて揉めてしまいました。
私はあまり細かいことを気にせず、多少の欠点は個性だと思っているので彼に不満を言ったことがありません。
けれど、彼は本当に小さなことで不機嫌な態度になりました。
小さな不満を自分の中で解決できずに私にぶつけてきたことが幼いと感じ、
・私と仲良くしていくよりも自分の感情を優先させるのか
・そんな些細なことで冷たい態度を取るなんて、本当に私のことを好きなのか
・一度の事でこんなに引いてしまう私は、本当に彼のことが好きなのか
と不安というか悩むことが面倒になってしまい、
何だか異性として見れない瞬間ができてしまいました。
器が小さいと感じてしまった彼に、心から安心して甘えることができません。
私はこれから彼が甘えられるように、しっかりした年上彼女を演じなければならないのかと思うと、付き合うことすら面倒になってしまいます。
そんな自分も嫌いです。
別れる気持ちはありませんが、会ってもその揉めた時のことを思い出してしまい、つい距離を作ってしまいます。
ずっと彼は甘えることを喜んでくれていたので、甘えなくなった私に、彼も不安になってしまうという悪循環になってしまいそうです。
どうしたらこの冷めた気持ちを切り替え、以前のように彼に接することができますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
器が小さいものですみません・・
ハチミツ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お互いがお互いで足りないところ、至らないところを補い合いつつに、時にはもちろん喧嘩もしながらでも、お互い深く理解し合い、仲睦まじくに愛し合って、喜怒哀楽、色々なことを共有していけると良いのですが・・
なんとなく、ハチミツ様のお気持ちも分かる気が・・拙生も「器が小さい」とこれまで何度、言われてしまったことか・・男とは、拙生も含めて、いつまでもどこか幼いところがございますよね・・(反省)
よく拙生が回答で引用させて頂いております吉野弘さんの「祝婚歌」を載せておきたいと存じます。ご参考にして下さいませ。
祝婚歌・吉野弘氏
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風にふかれながら
生きているなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
・・ここまで。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます。
まだお互い知らない部分も多い中、ケンカもなかったため、優しい彼しかイメージできませんでしたが、幼い部分もしっかり受け止めていきたいです。
そして私も少しずつ不満なども口にして、お互い深く知っていけたらと思います。