毎日心が重いです。
スキルアップに執着しています。
私は物心ついた時から激しい劣等感を抱えて生きてきました。
それが原因かわかりませんが誰よりも上に立ちたいという強烈な欲があります。
劣等感を拭うために勉強したりスキルを身につけたり、去年まではここまで余裕がない状態ではなかったのですが、今は毎日毎日がやらなきゃ、やらなきゃという判断力と集中力に欠けた焦りと張り詰めた状況で、余裕がありません。
なまけていたら追い越されそうで、取り残されそうで怖いです。
そしてこれだけ言いながら、取り組んでいることが全く楽しくないと言うことに気づいてしまいました。
自ら頑張ることを望んでおり、方向も間違ってはいないと思うからこそ、向かう方向に楽しさを見出せず苦しいです。最近取り組んでいることがうまくいかない時は自分の価値まで下がった気がしてしんどくなります。
昔から怒りを表に出すタイプではなかったのですが、最近は他人が自分をバカにする敵のように見えてくることがあり、攻撃的になってしまいました。
もともと人と話すのが苦手で人には本当の自分は受け入れられないんだろうと思ってしまうことも多くなり、心理的にいつも孤立しています。
実家暮らしで昨日親に相談したのですが頑張らなくていいし十分色んなことを成し遂げていると言われました。でも自分はどれだけ頑張っても自分を認めることができません。優しく育てられ認められてきましたが、親は時に周りの空気を読まないまま激しい怒りの感情を吐き出すことがありました。それに対して何も言えなかったから、私は無気力で不安定なんでしょうか。
最近少しの期間、学校の関係で家を出て1人で暮らす時期があったのですが、頭で自分を否定する時間が長く、これから家を出て自立した時にただでさえ人が嫌いな自分はずっと1人なんじゃないか、自分を否定し続けていつかは自殺してしまうんじゃないかと思いました。
心にゆとりを持ちゆっくりすることは今の自分にとって絶対できない事だと思うのですが、それをしないことには本当に自殺してしまうそうで怖いです。
あまり気分の良いものではない負の感情をさらけ出してしまい申し訳ございません。
人に優しくできない限りは良い世界は開けてこないと思います。
こんな苦しみから離れ、人に優しくなりたいです。お忙しい中申し訳ございません。どうかご教授のほどお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分に優しさをむける
れい 様 相談ありがとうございます。
まず、ご自分をよく見つめていらっしゃるという印象を受けました。
確かに機嫌に左右される親に育てられると、対人関係が不安定になります。
親の機嫌や目を気にするようになり、自分の気持ちを抑えるからです。そして他人の顔色も窺うようになり、上手に自分の気持ちを伝えられないため、自己嫌悪とか劣等感を持つようになります。他人の顔色を伺う状態は、いつも心に脅威が宿っています。その脅威は嫌悪を引き起こし、嫌悪に抗うために強迫性の対応をします。つまり~しなければならない、もっと頑張らなければならないと自分にプレッシャーをかけるのです。あなたはそんな状態かと推察しています。
でもこのような状態は、あなたのせいでもなく、あなたに責任はありません。脳が本能的に嫌悪から守ろうとして防衛機制が働いているからです。
つまり自分を守るために、スキルアップに執着しているといえます。
とはいえ、このままだと確かに心は持たない、ストレスが溜まると思います。
でも、あなたの言葉にヒントがあります。
「優しくなりたい」です。
自分に思いやりを向けて自分に優しくすることです。人に向ける前に自分に向けましょう。
もし、あなたの傍に、あなたにとって最も優しい人、心温まる人(恩師や大親友など)がいます。その人があなたの肩を優しくそっと抱き、穏やかにあなたに優しい眼差しで思いやりを向けています。そしてあなたに愛情あふれる励ましの言葉を伝えます。あなたはどんな言葉を受け取りますか?。
最初は5分でいいのでゆったりとして、息を整えて、深呼吸を何度もしてイメージしてみましょう。出来ればその優しい人からあなたに心の温かさが流れ込んでくるイメージもしてみてください。
泣いてもいいし、感情を顕わにしてもいいので、優しさや穏やかさ温かさに包まれてみてください。これを日々繰り返すことで、負の感情が治まっていくでしょう。この欄の字数制限で言葉足らすが、コンパッションを受け取るトレーニングの一端をお伝えいたしました。参考にしてください。一礼
あなたを心よりお待ちしてます
拝読させて頂きました。
読ませて頂きあなたは人に優しくしていくことそして自分に対して優しくしていくことを目指しておられるのかと思います。
どうかあなたの様々な思いをおっしゃって下さいね。あなたの心の中に溢れ出てくる不安や恐怖をおっしゃって下さい。そしてあなたの心の中から出していきましょう。あなたの心の中を空っぽにする思いでおっしゃって下さいね。あなたを心よりお待ちしております。
あなたはこれからも人として健やかに成長なさっていくことができるのです。あなたは決して独りではないのですからね、ここで私達や仏様や神様やご先祖様とつながっていらっしゃるのですからね。