時間の流れの早さへの焦りと恐怖
時間の流れのあまりの早さに焦っています。32歳の者です。(女/独身)
年齢が上がると共に時間の流れは早く感じていましたが、それがより一層顕著になったきっかけは自分でも何となくわかります。2年前に祖母が亡くなったことと、自分が30代になったことです。
祖母が亡くなってから、何だか自分や家族の人生があっという間に終わってしまうような感覚に陥っています。実際、年月が過ぎていくのも早いし、体感5年くらいで親もいなくなり、私も老人ホームに入るような、そんな未来が一瞬にして来るような感覚です。60代くらいの思考になっているというか。
そんなことを常に考えていて精神的に老けたからか、自分の顔まで老け始めたような気がします。いつも若く見られていたのに、鏡を見ると50歳くらいのおばさんに見えるのです。心がハツラツとしている人はいつまでも見た目も若いですが、私はまるで高齢者のように人生の最後にばかり意識が向いているため、だんだん顔つきまで変わってしまったのだと思います。
とにかく一日、一週間、一ヶ月、一年と異常なまでに早く過ぎ去るので凄まじい焦燥に駆られています。最近は月が変わることに物凄く恐怖を感じます。ネットで調べたところ、新しい体験や勉強をすると体感時間が遅くなる(そのため子供時代の時間の流れって遅いですよね)ということなので、語学勉強をしたり休日はお出かけしたりしていますが、あまり変わらないような……。
また、私には推しているアイドルがいて彼らは自分よりもかなり若いため、年月がどんどん過ぎ去り早く歳を取りたくないという気持ちが余計に強いのかもしれません。やはりファンの年齢層も自分より若い人が多いですし、所謂「おばさん」になっていく自分が嫌で仕方ないのです。
32歳で自分や家族の人生の終末ばかり考えて暗くなっている人なんて私ぐらいではないでしょうか。本当に常に「人生が終盤に差し掛かっている感覚」が抜けないのです。心身共に若々しさを失っておばさん化してきている自分も悲しいし焦ります。
まとまりのない文章で申し訳ありません。何かアドバイスをいただけたらと思い、投稿しました。どうぞ宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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与えられた命を・時間を大切になさって下さいね
拝読させて頂きました。
あなたが時間の流れの速さにとても敏感になって驚いているのですね。そして焦りや恐怖を感じておられるのですね。詳細なあなたの状況はわからないですけれども、あなたが不安や恐怖を感じておられることはとても伝わって参ります。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
確かに時は留まることなく流れ続けておりますし、私達は誰しもが歳を取り続けています。それは決して止まることありません。今新しい命が生まれその命はその場で刻一刻と命の時間を刻んでいくのです。
「光陰矢の如し」「少年老い易く学成り難し」とは私達の人生の短さをはかなさを示しているのですからね。
できれば一度一息ついてみて下さいね。ゆっくりと一呼吸一呼吸を繰り返してみましょう。ゆっくりと息を吸い込んでみてその後ゆっくりと吐き出してみましょう。そして外に出てみましょう。今日は雲一つない秋空が広がっています。道を歩けばコスモスの花々が秋風に揺れています。空にはとんぼが無数の群れを成して飛び交っています。その姿をご覧になった時にあなたの命の尊さをお感じなさるのではないでしょうか。あわてることはありませんし、不安や心配もあるかもしれませんが先ずはあなた自身が今この時をしっかりと生きていることを感じて下さい。そしてあなた自身の命の尊さや周りに方々とのご縁の大切さを実感なさってみて下さいね。
あなたがこれからも素晴らしいご縁に恵まれながら与えられた命を心から大事になさり毎日を皆さんと一緒に心から豊かにおおらかに生きていかれます様に、大切な命を皆さんと幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。