大学受験
私は現在海外に住む高校3年の女子高生です。
私は1年半ほど前に親の転勤で海外への転勤が決まり中学受験をして受かった中高一貫校を辞め、この地に来ました。私は正直、中学の頃に海外へ留学を考えていましたがコロナの影響でキャンセルになってしまったので、海外に行くことが決まった時はむしろ嬉しかったです。
ここに来ることが決まってからは日本で、周りに、ペラペラになれる!海外の授業は簡単と言われ続け、華やかな未来しかないと思っていました。
しかし実際来てみると、IBという国際的に認められているネイティブの人でも難しいプログラムを受けなくてはならず、日本の学校のカリキュラムよりもハードだと私は思いました。毎日レポートやエッセイ、そしてテストに追われています。(よくアメリカの大学の1年生で習うカリキュラムと同じレベルと言われているくらいハードです)。それでもなんとか必死に毎日頑張っているものの、点数を上げるのも難しく辛い毎日です。
大学は日本の大学を目指しているのですが、私は海外に2年という帰国子女だと認められる最低年数であり、競う相手は10年以上など海外経験を持つ方や私より海外経験が長い人ばかりです。こればかりはしょうがなく、自分でもそこを妬んではどうしようもないとは理解していますが、帰国子女は高い英語力が求められる手前やはりその方達を越えるのには手応えを感じない毎日でとても辛いです。
一方、日本の友達からは帰国子女ずるい、簡単と言われ続け精神的に疲れます。そんなことは決してないです。むしろ慣れない土地で大学レベルの授業でエッセイを書き続ける身にもなってください……と思ってしまいます。毎日課題に追われ夜も寝れません。また大学受験のためにはトフルという外部の試験でも高得点を取らなくてはならないのですが、とても難しく大変です。そして前回受けたトフルで成績が下がってしまい、ついに精神的に参りました。勉強も手につかなくなってしまいました。生きている価値も勉強する意味もわからなくなってしまいました。
お坊さんには、
心構えを教えて欲しいです。そしてまた勉強ができるような励ましの言葉をいただきたいです。長くなりました。よろしくお願いします。
18歳。 父と母とダックスフンド1匹。 海外に転向した女子高生。 性格は劣等感を抱きやすく、少しだけ怠けることがあり物事の順序を考えず始めてしまうクセがある。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
海外での勉強、私には想像もできませんがとても偉いことをされていると思います。
勉強のモチベーションを維持する為にはやはり将来の目標が必要だと思います。
どこでどんな仕事をしたいのか。
目標が二つ以上あっても構いません。
それを忘れないようにしましょう。
そして、その目標に行くルートにはどのようなものがあるのかという情報収集も大切です。
どの国のどの大学のどの学部に行けば必要なスキルが学べるのか。選択肢は一つではないと思います。
また、それぞれのステップに何年かけてもいいのか。現役合格だけが道ではないと思います。
ある歌手は東京藝術大学に7回目に合格し現在も活躍されております。
人それぞれにたくさんの道があります。
まだ知らない道もあるかもしれません。
目の前の勉強はもちろん大切です。
ですがそれができないからといって諦めるのはまだ早いと思います。
あなたの価値はテストの点をたくさん取ることではありません。
あなたがこの先周りの人や社会にどのように貢献するのかによって価値が決まるのです。
海外で活躍しているサッカー選手が言ってました。ドリブルのコツはボールをよく見ることではなく、頭を上げて周りをよく見ることだと。
モチベーションが下がった時は学校の先生に怒られてもいいので地元や日本の美味しいものでも食べて綺麗な景色を見たり好きな音楽を聞いたり歌ったり、いつもよりぐっすり寝たりして気分転換してくださいね。せっかくの海外生活ですからね。
これからも将来のために勉強頑張ってください。