朝起きるには
いつもお世話になっております。
お坊さんは早起きのイメージがありますが、タイトルの通り朝起きるにはどうしたらよいのか何かアドバイスを頂けたらと思います。
無理に早起きすることもないとは思うのですが、生まれつき自律神経が弱く同じ時間に起きた方が良いと医師から言われているにも関わらず何年も朝起き上がる習慣がなかなかつかないでるので改善したいです。
朝散歩してみる、寝る前に自分の好物を用意してみて朝食べてみる、音楽をかけてみる、とりあえず朝日を浴びてみる。起床を助ける薬を飲んでみる。起こしてもらう。
色々試してもダメでした。起きれる時期もあり2ヶ月ほど続く時もあるのですが、季節の変わり目や天気の悪い日などは体が鉛のように重く、食欲も湧かないので恥ずかしながらお手洗いに行きたくなってようやく寝床から離れます。
なにかよい心がけや習慣などありますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
早起きは健康法ではない
「早く起きた方がいい」
この言葉は私にとって少々雑に感じます。
なぜなら早起きとは健康法ではなく、健康な体だからこそできることのはずだからです。
実際にあなたも『体が鉛のように重く、食欲も湧かない』から起きられないと言っているではないですか。
「病気にはならない方がいい」
と言われて腑に落ちないのと似ています。
そんなの当たり前なのです。
じゃあ、どうやるの?
そこが問題のはずです。
起きてからいろいろできるのは健康だからです。
不健康な体を習慣で無理やり動かすには、強いモチベーションが必要です。
つまり早起き自体に巨大なメリットがないと無理です。
じゃあどうするか。
答えは簡単です。
健康体になるしかありません。
週に一回は“息が切れるほど”の運動をしましょう。
炭水化物を減らし、食物繊維とたんぱく質を多くとりましょう。
その上で寝る前に電子機器から離れ、できる限り早く寝る。
なぜ修行中の僧侶が早起きできるか。
適度な運動、健康的な食事、集中的な睡眠
この三つがそろっているからです。
これらがそろったあと、結果として早起きになるのですよ。
質問者からのお礼
けいじょう様
ご回答くださりありがとうございます。
たしかに、必ずしも早起きが先である必要はないですね。激しい運動をして体を壊した経験があるので、あまり本格的な運動はできませんが、自分のできる範囲で体を動かす機会を増やしてみようと思います。
食事は気をつけられているので、現状維持で。体を動かす習慣がつけば自ずと眠くなってくるかもしれません。試してみようと思います。