回答 2
有り難し 17不妊治療で授かった子供がおり、この度二人目も不妊治療をして授かりました。
望んで不妊治療をしたのにも関わらずホルモンバランスやつわりのしんどさで精神状態がおかしかったのだと思います。経済的不安、身体的不安、つわりで横になっていて子供に色々としてやれない不満から主人に「もう諦めたい」と泣きつき、中絶をしたいと言いました。
主人は一緒に考えてくれた上で同意してくれました。
そして中絶した後、マタニティブルーだったとはいえ不妊治療をしてまで望んだ子だったのになんてことをしてしまったんだと後悔しています。
隣で寝ている子供を見ては、きっと同じように可愛かったはずなのにすべて私の身勝手により一生後悔してもしきれない大変なことをしてしまったと胸が苦しいです。
時を戻したいなんて馬鹿なことを考えるくらい後悔しています。
どう気持ちに整理をつけて前を向いてこの後悔を背負いながら生きていけば良いでしょうか。
ご助言をお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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拝読させて頂きました。
あなたの深い後悔や悲しみや辛いお気持ちを読ませて頂きました。そのお気持ちはあなたでなければわからないかもしれませんけれども、あなたのその辛いお気持ち心よりお察しします。
その子が心から安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌
その子は必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます。先に行かれた親しい方々やご先祖様がその子をあたたかくお迎えなさって下さいます。その子は仏様や神様のもとにて一切の苦しみや痛みや迷いからも救われ、ご先祖様と一緒に清らかに円満にご成仏なさっていかれるでしょう。そしてその子はご先祖様と一緒にあなたやご家族の皆さんをあたたく見守っていて下さいます。
あなたのその深い後悔や悲しみや苦しみは消えないと思います。
どうかその子が心安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さい。そしてあなたのその子への思いを心からその子にお伝えなさって下さい。あなたの心の中から様々な思いが湧き上がってくるでしょう、その思い一つ一つを心からその子に手を合わせてお伝えなさって下さい。あなたのその思いをその子は全て優しく受け止めて下さいます。あなたに寄り添って下さいます、あなたをきっとなぐさめて下さいます。
その子とあなたや皆さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
いつでもどこでもどんな状況の中にあってもその子はあなたや皆さんを思っていて下さいます。
いつの日かあなたや皆さんが与えられた天寿を全うなさっていかれる時が参ります。その時には必ず仏様や神様がお導き下さり、その子がご先祖様を連れて優しくお迎えなさって下さいます。そして喜び合い分かち合うことができるのです。
あなたがこれからもずっとその子や皆さんとのご縁を大切になさり、皆さんと思いやりながら心から穏やかに毎日を生きていかれます様に、皆さんと分かち合いながら心から幸せに生きていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
またあなたのお気持ちをおっしゃって下さいね、あなたを心よりお待ちしております。至心合掌
2人目の妊娠に伴って生じた未来への不安、未来への不満から中絶してしまったのですね。
そして、今は後悔なさっている
後悔は過去に対する不平不満。
未来への不満も過去への不満も、本質は同じなのです。
過去や未来に対する妄想雑念を頭の中で巡らして、嫌な気分になる毒(分泌物)を脳ミソに流し、感情が不安定になる。
あなたがやっていることは、本質的に変わっていないのです。
あなたには今、そのような生き方を変えるチャンスが来ています。
過去は過ぎ去りもう無い。
未来は未だ来たらずまだ無い。
今、ここで、やりたいことややるべきことを、できる範囲でやれば人生は合格です。
行ったところが着いたところ。
リラックスして、鼻唄混じりに「今、ここ」を楽しんでください。
罪の意識を必要以上に持つのも、過去に対する不平不満になります。
南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えて、過ぎ去った命の冥福を祈りましょう。
それで終了。一件落着。
あなたは「今、ここ」で、この1秒を幸せに生きてください。
脳ミソに毒(嫌な気分)を分泌し続けても、あなたも家族も、誰も幸せにはなれないのだから。
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご助言ありがとうございます。
仰るように誠心誠意手を合わせて祈り、子に想いを送り続けようと思います。
今はどうしようもないくらいの後悔の念と、してしまった過ちは巻き戻せないから前を向こうという気持ちが代る代る押し寄せどうしようもなく心が乱れますが、手を合わせて子に語りかけ祈ろうと思います。
ご回答本当にありがとうございました。
願誉浄史 様
ご回答ありがとうございます。
「あなたがやっていることは、本質的に変わっていないのです。
あなたには今、そのような生き方を変えるチャンスが来ています。」
の言葉にハッとさせられました。
過去のことを後悔し、未来に対して必要以上に不安になる性格、これはもう変えられないものだと思っていました。
でも今回のことでそのチャンスを与えられた、あの子は私に大切なことを教えてくれました。
手を合わせて祈りつつ、家族のためにも今、ここから一歩ずつ歩いて行きたいと思います。
ご助言ありがとうございました。
