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事実婚夫の供養のしかた

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こんばんは。
長年、事実婚を続けてきた夫が亡くなり1年がたちます。毎日毎日涙と共に眠り御本尊様をお迎えし念仏を唱えながら心の拠り所にして何とか生きてこれました。一周忌を前に納骨します。夫の供養は私があの世に行くまで行い御本尊様に南無阿弥陀仏と唱えるたびに夫がそばで寄り添ってくれていると信じていきたいとおもっています。そこで小さな仏壇を購入し1年間見守って頂きました御本尊様をお迎えすることにしました。しかし私の親族は大反対します。何故反対するのかわかりません。
現在、私は一人暮らしです。夫は浄土真宗で、夫の親の家に先祖代々の仏壇があり過去帳もあります。また、49日、100ヶ日は私の家で行いました。月命日も毎月私の家で行っています。一周忌も私の家で行います。
お坊さんのご意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。

2023年10月9日 21:17

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これからも夫さんを心を込めてご供養なさって下さい

拝読させて頂きました。
大切な夫さんがお亡くなりになられてあなたは深く悲しみさみしさもつのっておられることでしょう。そして心を込めて夫さんをご供養なさっておられるのですね。

夫さんが必ず仏様に導かれ先にいかれた親しい方々やご先祖様が優しくお迎えなさって下さいます。夫さんは仏様のもと一切の迷いや苦しみからも救われて心から清らかに円満にご成仏なさいます。夫さんはこれからもずっとあなたや親しい方々を片時も忘れることなくあたたかくお見守りなさっていて下さいます。
あなたと夫さんとのご縁はこれからもずっと永遠に続くのです。
どうかこれからも日々夫さんにお向き合いなさって心安らかにとお祈りなさって下さい。
一周忌にあわせてご納骨なさるのですね。そしてご自宅にお仏壇にご本尊様をお迎えなさるのですね。私はその様になさることはとても善いことかと思います。いつでも御本尊様も夫さんもあなたをお見守りなさって下さることがとてもわかるでしょうからね。ご納骨に際しても菩提寺様にお立合いなさって頂いてなさることが望ましいでしょうし、一周忌に間に合うのであればその法要の際に御本尊様の魂入れである開眼供養なさることが望ましいと思います。詳細はお寺様にご相談なさってご対応して頂きましょう。その際のお布施についても伺っていいと思います。お布施は「おきもち」でしょうが目安は教えて下さるでしょうからね。
お仏壇も御本尊様もどうかご無理のない範囲でご用意なさって下さい。大きなものですととても大変ですからね。これからのこともどうか菩提寺様に伺ってご指導をお願いなさって下さいね。
あなたがこれからも夫さんとのご縁を大切になさりながら毎日を心穏やかにお過ごしなさって下さいます様に心から夫さんに祈っています。
そしていつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ず仏様があなたをお導きなさって下さり、夫さんがご先祖様をお連れなさってあたたかくお迎えなさって下さるでしょう。そして喜び合い分かち合うことでしょう。あなたはこれからも夫さんと共にあるのです。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

2023年10月10日 9:57
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

心が暖まるご回答ありがとうございます。
今後も私が命つきるまで夫を供養し夫に守られていると信じて過ごしていきたいと思います。
いつか、再会できると日を楽しみに生きていきます。今後のことはお寺さんに相談してすすめます。ありがとうございました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

有り難し有り難し 5
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ