引きずりたくなくても引きずってしまう恋
悩み相談失礼します。
先日、1年ほど遠距離をしていた彼に次に会う約束を取り付けようと連絡したら、突然家庭の事情と仕事が手一杯で続けていくのは難しそう、、、というメールを貰いました。
そして今まで仲良く出来ていたのにこちらの都合でごめん、、、と。
彼のアプローチからはじまったのですが、以前の経験からあまり医者との恋愛に乗り気ではなく、半年ほど様子をみてからはじめた恋愛で、半年以上もしつこく思ってくれているなら大丈夫かな、、、と判断して付き合いはじめ、そんな中人事異動で遠距離になりました。
彼は緊急の呼び出しもあるので、行くのはいつも私ばかり。
ドタキャン、遅刻も多くそれでも仕事だからと割り切っていたので、なんとなくうまくやれていたのに、急なメールに頭がついていかなかったし、メールで済ませるのは今までの楽しかった思い出までも台無しにされたような気がして腹も立ちましたが、言う気力も奪われてしまって「こういう形で言われることに言いたいことも山ほどあるけれど、受け入れます。いろいろと落ち着くと良いね。今までありがとう」とお返事をしました。
好きな人が出来たならわかるし、割り切れもするけれど、仕事は前から忙しかったし家庭の事情って?!
みたいな感じで、具体的な理由が見出せず、気持ちの整理がつきません。
実はこんな風に終わる恋愛が2回目ということもあり、自分にも何か原因があるのかな。と悩み中です。
そんな中、、、
私のこともその彼のこともよく知る共通の方にそんな内容を相談し、彼と付き合う前からもわりとなんでも話していた方だったので、泣いて電話もして迷惑をかけたり、最悪なことも全部知っているのですが、その上で付き合おうと言われています。
自分はそっちにも行くし、フォローもちゃんとするよ。と、、、。
正直、偏見ではないけれど医者との恋愛はこりごりな感じもしていて、そんな風に思ってもらってもよくわからない別れ方をしてしまった私は次に踏み出せずにいます。
お叱りの言葉でも助言でも構いません。
何かしらお言葉を頂戴できたらありがたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人間は意味を求める生き物です。
ちーちゃんさんはじめまして。ご相談拝見しました。
さて、突然にそんな大事なことをメールという形で伝えられては、ちーちゃんさんも「腹も立ちましたが、言う気力も奪われて」と言う様に、気持ちの整理ができず受け入れがたいものがありますね。
結果、大人の対応で自ら身を引いたわけですが、それではご自身でお気づきの通り、理由が見いだせず次へ踏み出せないでいます。
大人になると経験から色んな対応が上手くなり、なんとなくその場をやりこなすこともできるようになるのでしょうが、やはり心はついていかないということもあるのかもしれません。
V.E.フランクルは人間は根本的に意味を求めて生きるものだといいます。「なぜ」「どうして」「なんのために」というものを心の一番そこで深く強く求めているのでしょう。
今回の件の「なぜ」「どうして」はお相手の医師の方でしかわからないことであります。ここで相談に乗る私たちが「おそらく医師は別に好きな方ができたんだよ」とか「今は本当に仕事が正念場なのでは」と推測したところでちーちゃんさんは納得できるでしょうか。また的外れな推測はお相手の医師の方の人格を否定することにもなりかねません。
ここは難しいかもしれませんが、プライドを捨てて、また傷つくことをも恐れず、次に進むためにも今一度その医師の方に連絡をとり、きちんと理由を付して別れを告げてもらってはいかがでしょうか。
傷つくことを避けることは上手くなっても、傷つくような大きな事実を受け止めることは中々上手くなりません。それでも人間は「なぜ」を求めているのだと思います。
最後に、次に進める心境が整った際には、弱った心ではなく、健康な心で今一度その新たにアプローチしてくださっている方と向き合うことをおすすめします。
医者だからととか、共通の友人だからとかではなく一人の人間としてあらためて出会い直してみてください。
これから素敵な恋愛ができますよう念じております。
質問者からのお礼
あたたかいお言葉をありがとうございます。
人間は意味を求める、、、まさにその通りだと思いました。意味がわからないと前に進めず、悩んでしまう。まさにそんな状況でした。
友人と話していてもやはりネガティヴな話しか得られず、益々ドツボにはまってしまう感じだったのですが、助言を頂き納得いくように話を改めて聞けたらな、、、なんて思えるようになりました。
次に進むにはなんだかまだ足踏みしてしまう感じもありますが、いろいろスッキリさせて心が健康な時にその時に縁がある方と素敵な関係を築けていけたらなと思います。
助言を読んでいて、1つ1つの丁寧な言い回しが自分の中に入ってくる感じがして、また思い出して涙も出ましたが、元気も頂いたような気がします。
お忙しい中とは思いますが、このような内容の相談にきちんとお答え下さり本当にありがとうございました。