hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

娘との接し方について

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

以前も反抗期の義娘との接し方について相談させていただきました。

その娘との接し方に未だ悩んでおり、最近は自身が新しく始めた仕事の疲れもあり、娘に辛くあたってしまいます。
詳しく説明すると、
主人の連れ子の娘がいます
娘が小1のときに再婚して今は高校2年生です。
娘と私は性格が全く違い、娘のいろんな面にイライラしています。
娘はそんな私に萎縮してしまっています。
私は元々口調もキツく、正論で相手を追い詰めてしまうようなところがあります。
勿論私自身も正しいことだけをして生きているわけではありません。
正論は子育て上ある程度必要なことかもしれませんが、相手を追い詰めるような権利は私自身にもないことは分かっています。
娘に対し、なんでそんなことも分からないんだろう?私が高二のときはもう少し…
と傲慢な考えが出てきて、イライラし辛くあたってしまいます。
主人との間には所謂実子がおり、男の子でまだ小学1年生です。
私は連れ子と実子に対し態度を変えているつもりはないのですが、やはり連れ子だから余計イライラしてしまうのでしょうか…
実子にも正論で叱る時もありますが、実子はそんな私に慣れている?からか反論したりして、あまり気にしていない様子に見てます。

どうしたら自分の思考を転換し、相手を変える前に自分を変えるを実践できるのか分かりません。
イライラするのも疲れますし、連れ子とも良い関係を築きたいです。
いざという時に彼女の心の拠り所になるような家族になりたいです。
でも私は今は連れ子からしたら、すぐ否定される、何か言うだけで叱られると思ってしまっていると思います。
実際そうしてしまっていると思います。

娘との接し方、自身の気の持ちようなど色々なことが分からなくなってしまっています。

2024年1月13日 21:03

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

受け手の立場で発言する。

ご質問拝読いたしました。

お話を伺っていて、
胸が痛みました。
お嬢さま可哀想だと
思いました。

親孝行という言葉が
ございます。
育ててお子さまが、
将来御恩返しを
してくれるということで
ございます。
返さない子を親不孝といいます。

愚僧は高齢の両親の介護を
長年してまいりました。
年とともに、身体は衰え、
少なからず、物忘れいたします。

大変ではありましたが、
お世話になり大恩のある両親
ですから、
ご恩返しです。

将来ご自身が高齢になって、
お身体が不自由になり、
痴呆が始まったとします。

お嬢さまから
厳しく接しられたらどうしますか?
自分の身体機能が低下し、
痴呆も始まったのだから、
仕方がないと、
これを享受できますか?

容姿、性格、属性、
全て個性です。
優劣などないのですよ。

どうか、
原点に立ち返られて、
できる、できない
ではなく、
お嬢さまが
どうしたら
よりよく成長するのか?
お嬢さまが、
明るく元気に
毎日過ごせるのか?

そう言う立ち位置で、
接してくださいませ。

この子は将来、
親孝行という形で
必ずあなたさまに、
貢献してくださいますよ。

ご家族の皆さまの、
ご多幸を祈念しています。

追伸

御礼といいながら、
愚僧に対する批判、
また自分はこのようにしか、
生きられないとする主張。

残念に思いました。

親孝行という例を出して、
話しましたが、
何もお子さんから
介護してもらう。
という意味ではありませんよ。

愚僧がいいたかったのは、
相手の立場を尊重する。

お子さんにはお子さんの思い
があるということです。

あなたのいい方は、
自説の押し付けです。
あなたにはあなたの生き方がある。
それはあなたの自由。
同様に、
お子さまには、
お子さまの考え方があります。

それを尊重なさってください。
一呼吸置いてください。
という意味です。

将来介護の話題を出したのは、
介護を受ける
受けないという現実的な
話ではありません。

こういう親子関係が、
将来どういう
人間関係を産むのか、
お考えください。

将来、
お子さんから忌避された時に、
こどものころ、
散々めんどくみたのに!
と恨みごとをいわなければ、
よいのではないですか。

2024年1月14日 11:52
{{count}}
有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご返信拝読しました。
ご返信ありがとうございます。

ごめんなさい、一部納得できない部分があるのですが、自身が高齢になってから面倒を見てもらうために優しくするべきということですか?
私はどちらの子供にも面倒を見て欲しいと思っていませんし、そのための備えもしています。
別に親不幸でも私は良いんです、子供が自立して幸せに生きてくれるなら
保証人や後見人も子供とは別でたてる予定です。
受け取り側の気持ちになるというのは最もなお言葉ですが、それが主人の連れ子という微妙な関係性のなか、娘の思春期+私の精神状態悪化も相まって、中々実践できず自分を変えられないために悩んでいます。

以前の質問にも記載しましたが、私なりに義娘がより良く成長ために努力しているつもりです。
主人と再婚してから義娘は明るくなり、外出するようになり、できることや友人も増えました。
すみません、私は正論で相手を責める仕様のない人間ですが、ご返信いただいた三浦さんのお言葉も現実を知らない机上の正論だと思ってしまい、なに一つ納得できませんでした。
容姿、性格、属性に優劣などないというのは勿論それが1番良いのですが、本当に机上の正論だと思います。
実社会で生きていく上で、容姿で判断されることはすごく多いですし、きちんと人付き合いできて人から好かれるか、そしてどう自分なり生きやすいように人生をコントロールできるかはすごく重要ではないでしょうか
とりあえずごめんなさい、三浦さんのお言葉は正論で相手を否定する私のようで全く納得できませんでした。
でもきっと義娘からしてもこんな考えなのかもしれませんね。
そこだけは気付かされました。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ