これから人と仲良くやっていけるか不安
以前相談させていただいた際はお世話になりました。
私は、以前精神を病んでいた時期があり
その時の友達、知り合いはそのことが
きっかけで疎遠になりました。
その後働きながら病院に通い精神病を寛解し、今は素敵な旦那さんと結婚生活を送り、子供も授かり3人で幸せです。
数少ないですが、数人友達もいます。
仕事も14年続けることができ、周りの人に恵まれているな、と心から感謝しています。ただ、ママ友はできませんでした。
子どもの幼稚園に送迎に行き、挨拶するのが精一杯でした。4月から子どもは小学校に入学します。知り合いもいない学区で
話せる人もいない自分は何か人間として
欠落してるのかな、と思ってしまいます。
精神を病んだ時、自分の至らないところで
直さないといけないことは直してきました。なるべく穏やかな表情で、挨拶する
人には優しく接する 人に期待しない
なるべく自分のことは自分で解決する
人が離れた理由を自分なりに考えて、
性格を改善してきました。
でも、学生時代のいじめ、特に女性同士の
ドロドロした関係性がトラウマで新しい環境でうまくやれるか自信がありません。
また仲間はずれになるのでは、、と頭から
離れません。
でもそんなトラウマと同じくらい、
私は人が好きなのだと最近気づきました。
人との関係で嫌な思いをしましたが、
人との関係で救われたこと、楽しかったかともたくさんあるからだと思います。
まだ始まってないことを、悲観するのを
やめたいのにやめられない自分が情けないです。
でも、自分を責めるのもやめたいです。
いろいろ辛いことがあっても諦めずに今日まで生きてきた自分を、本当は褒めたいです。
私はこれから周りの人と仲良く、良い距離感でうまくやっていけるでしょうか?
今すごく心配です。
分かりづらく、長文になり申し訳ありません。どうぞよろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教は楽観の教え
こんばんは。文面からだけですが、よくがんばってこられたと思います。
仏教は諸行無常を説きます。これは、「すべての物事は移り変わる」ということ。時間を過去、現在、未来と分けると、未来はまだ未定であること、私たちが何かできるのは現在についてだけであるということです。
しかし、因縁と言って、物事は原因と環境によって変わっていくとも説きます。
あなたも未来を作っていくし、環境もそれには作用してきます。ですから、何か思わしくないことが起きても、あなたはそれについて無力でもないし一方あなたがすべて悪い訳じゃない。「いつもこうなんだ」と決めつける必要はないのです、縁の力が働くのですから。
そして、縁ということに気づくと、それを形作っている周りにも感謝できることが増えるでしょう。「ありがとう」「頼むね」も未来を作る言葉です。
うまくいっている時は、基本的に「縁への感謝」を忘れないこと。そして困難に出会ったら、諸行無常と因縁を思い出す。それがあなたを悲観から守ってくれると思います。
質問者からのお礼
佐藤良文様
お忙しい中、温かいお言葉ありがとうございます。諸行無常、本当にそうですね。
私だけが原因ではなく、ご縁と環境などの
要因で起きることに対して私は決して無力
ではないし、私だけのせいではない。
とのお言葉に救われました。
うまくいってるときはご縁に感謝
困難に出会ったときは諸行無常と因縁を
思い出します。本当にありがとうございました。