悲しい話題に気持ちが引っ張られて辛いです
毎日悲しいニュースや出来事を見聞きして、気が滅入ってしまいました。
楽しいこともありますが、体調を崩したり、そうでない時は嫌なニュースや自分の至らない点に思考が囚われたりしていて、
毎日何かしらの''問題'' を考えてすり減っている気がします。
終わらない資格勉強に余裕がなくなり、そこに生理痛で具合が悪いのが重なったからだと思います。
涙がでてきます。誰かに寄りかかってしまいたい気持ちです。
家族や友達に、不調が顔や声に出ていそうで申し訳なく感じます。
弱音を吐きたいけど、漏らすと相手に負担をかけたことに自己嫌悪になります。
弱音を吐かない、ご機嫌で余裕のある人でいたいです。
対策として、エネルギーを消耗した日はちょっと良い入浴剤を使ったり、美味しいものを食べたり、暖かくして寝て、丁寧に歩いたり、意識して深呼吸したりしているのですが、
悲しい話題を目にすると負の方に引っ張られてしまいます。
感情移入しすぎないようにしたり、自分ができる目の前のことに集中するにはどうしたらいいでしょうか?
このような私に、必要な心構えを御指南頂きたく思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
マインドフルネスの瞑想などで対処しましょう
おこげ 様 相談ありがとうございます。
負の感情に引っ張られるのは誰でも起こります。まず自分だけじゃないと思うことがいいと思います。
そして、あなたがしている対策にプラスして、マインドフルネスの瞑想や慈悲の瞑想をして、思いやりの気持ちを強く持てるように育んでいくことをお薦めします。
マインドフルネスは、今ここを評価せず、判断せず、ただ眺めて自分の気持ちや状態に気づくことに役に立ちますし、慈悲の瞑想は、「幸せになりますように、苦しみから解放されますように、平穏でありますように」と祈りをささげるようにいたしますので、負の感情が起こった時に、あなたの優しい思いが光のビームになって、その方々に届くよう思いをはせて、負の感情を引き受け過ぎずに済むようになると思います。
終わらない資格の勉強や、体調は本当に苦しい思いをしますよね。どうしても自分自身に脅威となってしまいます。そこへ悲しいニュースが飛び込んでくると、脅威感情が増大します。脅威の感情を持った時は、闘争や逃走、そして凍り付き反応を起こします。この反応は脳が自分を守るために起こす反応ですが、解決にはつながりにくいですね。
このときに対処していくのが、あなたのしている対処方法とマインドフルネスや慈悲の瞑想です。これは、脅威感情から離れて、癒しと充足・鎮静の心のシステムが発動するように持っていく方法です。繰り返し練習することによって、心の落ち着きに入りやすくなり、強い思いをもって、自分にも他人にも思いやりの気持ちを発揮できると思いますので、実践してみてください。瞑想など難しく手ほどきが必要でしたらどうぞ遠慮なくお尋ねください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。最初は寝る前に5分でも、評価せず判断せず、ただ呼吸に意識を向けるマインドフルネス瞑想をするだけでも良いと思います。継続は力なりです。難しい時や解らない時はどうぞ遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
頂いた言葉について、慣れない言葉が多かったので一晩考えてみました。
マインドフルネスのやり方を調べたら、呼吸に目を向けておりました。
正直、「これだけ?」と思ってしまったのですが、10分やるのが意外と難しく、すぐ他のことをごちゃごちゃと考えてしまいました。
やり方があっているのか自信はありませんが、とりあえず時々やってみようと思います。
日常の営みをするのは大変なものですね。
自分の中の理想が高すぎたようにも思います。
今の自分を大切に、取り組んでいこうと思います。
私の迷いを読んで回答して頂き、ありがとうございました。