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亡くなった祖父と替わりたい

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有り難し有り難し 2

一昨日、祖父が亡くなりました。
数日前まで元気でした。肺に水が溜まって、救急入院しましたが、快方に向かっていました。
一昨日の午前までは退院の話も出ていたのに、午後に様態が急変して、そのまま亡くなりました。
多趣味で、とにかく元気で、じっとしているのを見たことがない人でした。
100歳まで生きると言っていましたし、100歳超えても元気でいるだろうと、母と話していました。
その一方で私は、生きるモチベーションがかなり低いです。
それなのに、何故祖父が亡くなって、私が生きているのかわかりません。年齢順とはいえ、納得できません。
仏様は何をお考えなのでしょうか。
祖父と替わりたいです。我が子である叔父の死を乗り越えた祖父なら、私の死も乗り越えると思います。でも、私に祖父の死は耐えられません。
他の身内が次に亡くなった時に、またこの様な思いをするのも嫌です。祖父がいない世界を生きていくのが辛いです。
心配かけてばかりで、恩返しも何も出来ませんでした。
お経を唱えたり、私の寿命を祖父にあげますからと、先に亡くなった叔父や仏様にお祈りしたりもしました。
もっと真剣にお祈りすれば、祖父は亡くならずに済んだのでしょうか。
大好きな三線や、ゲートボールや、畑仕事をもっと沢山やって、大好きなお肉をもっと沢山食べてほしかった。
恩返しがしたかった。大好きって伝えたかった。
祖父が元気に動き回る姿がまた見たい。
祖父と替わりたいです。
祖父に一緒に連れていってほしいです。

2024年2月11日 1:37

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心よりお祈りさせて頂きます

拝読させて頂きました。
あなたは大切な祖父様が突然お亡くなりになられて大変ショックを受けておられるのですね、祖父様と変わりたいと思っておられるのですね。詳細なあなたや祖父様や皆様のことはわからないですが、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。そして祖父様がお亡くなりになられたことを心よりお悔やみ申し上げます。

祖父様は与えられた命を生き抜いて天寿を全うなさっていかれたのです。

祖父様が心から安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

辛いお気持ちは消えることないでしょうけれども、祖父様が心から安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さいね。至心合掌

祖父様は仏様や神様が必ずお導き下さり、先に逝かれた親しい方々やご先祖様が祖父様をあたたかくお迎えなさって下さいます。祖父様はご先祖様方と再会なさり心から安心なさり、仏様や神様のもとで一切の迷いや苦しみから救われていきます。そしてご先祖様と一緒に何の憂いもなく清らかにご成仏なさっていかれます。祖父様はこれからもずっとあなたや皆様のことを優しくお見守りなさっていて下さいます。
祖父様とあなたや皆様とのご縁は決して切れることはありません。これからもずっと続いていくのです。
祖父様はあなたや皆様と出会い沢山の方々とつながりながら幸せに生き抜いていかれたのです。そしてこれからもずっと祖父様はあなたや皆様のことをとても大切になさっていくことでしょう。
あなたの祖父様への思いは尽きないでしょう、どうか祖父様に心から手を合わせてあなたのその思いを素直に祖父様にお伝えなさって下さい。祖父様はあなたの思い全てを優しく受け止めて下さいます。
いつの日かあなたや皆様が与えられた天寿を全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、祖父様が親しい方々やご先祖様を連れて優しくお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び合い分かち合い、一切の苦しみや迷いから救われて心から安心なさるでしょう。
あなたはこれからもいつも祖父様に守られて生きていくことできるのです。

あなたや皆様がこれからもずっと祖父様とのご縁を大切になさり、与えられた命を生き抜いていかれます様に、皆様と助け合いながら毎日を健やかに生き抜かれます様に切に仏様や神様やご先祖様そして祖父様にお祈りさせて頂きます。至心合掌

2024年2月12日 9:44
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

Kousyo Kuuyo Azuma 様

祖父と私達遺族のために、お祈りをしてくださり、ありがとうございます。
顔が広く、先祖や親類、知人たちとのつながりを大切にしてきた祖父の事ですから、仰るように沢山の人達に迎えてもらえていると思います。

100まで生きると言っていた祖父ですが、生きる事に執着していたわけではないと思いますし、きっと、生きている事だけが幸せではないのですよね。
辛い気持ちはまだありますが、祖父との絆と、見守ってくれている事を信じて、祖父との縁を、これからもつないでいきます。
ありがとうございました。

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